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パーフェクト問診術(経過編)
2018.07.03from 杉山貴規 広尾オフィス
朝の時間は必ず執筆活動やクリエイティブな仕事に時間をつやしている。
メールの確認や今日の予定などには費やさないようにしている。
1年くらい前からブログを書いたりコンテンツを書く仕事をしているのだが、だいたい夜やっていた。
でも、なかなか進まない。かけない。こんな日々が続いていたんだけど。
ある時、なんでかけないのか不思議に思った。
・才能がないのか?(これは今でもない笑)
・作文が苦手なのか?
・タイピング技術がないのか?
・もともと本を読んでいなかったのか?…
そんなん問題点をすぐ思いつく。
だからできるところから自分なりに修正
結果、タイピング早くなったけど、進まないのは変わらなかった。
ある時、そんな話を知人にしたら。
朝やってみたらと言われた。朝ね〜って感じ
でもそれには裏付けがあって、頭の疲労感がないこと、前日仕事したことが寝ている時に整理されているから、何かを作り出すという作業に適しているかららしい
それから、朝にコンテンツを書くようにしている。うまくはまったんだよね。
コンテンツが進まない理由がテクニックや元々の知識不足ではなかった。
作業する時間に問題があった。時間かぁ〜
さて、
漏れのない問診
病院でも、
治癒期間も過ぎているのにもかかわらず、痛みが一向に治らない。それ以上に痛くなっているこんなことありませんか?
実際、何年も見ているとそんな症例に出くわすこともあります。
なんで、そんなことがあるのでしょうか?
問題は様々あります。
ではここで重要なことはなんでしょうか?
その様々な問題を掘り起こすこと!
確かにそれもあっていると思います。しかし、本当にそれだけなのでしょうか?
テクニック、理論、解剖学・生理学などの知識なのでしょうか?
しかし、テクニック、知識の量や経験など…実はそんなことは問題ではないのです。
本当の問題ここにあります。
漏れのない全ての情報を引き出すしていなかったことに問題があったのです。
どういうことか? っというと、パーフェクト問診術です。
漏れのない、施術する上で重要な情報を引き出すための問診術です。
この問診、様々なことを聞いていきますが、今回は経過に着目してお話しします。
経過を聞けば触らなくても治せます!
この「経過」に関して
どこまで聞いていますか?
・痛くなったのはいつ?
・過去に何か怪我をしたことがないか?(既往歴)
きっとこのくらいなのではないでしょうか?
既往歴を含む「経過」
つまり時間です。
これにこだわります。
上記事柄はもちろんです。そのほかには
・1日の痛みの変動(時間単位)
・受傷してからの痛みの変動(月、週単位)
・過去の怪我とリンクさせながら大きな時系列を作ります(年単位)
これを聞いていくのです。
これを聞くことで様々な問題の可能性を出していきます。
- 患部の問題なのか
- 生活に問題があるのか
- 仕事に問題があるのか
- スポーツ・趣味に問題があるのか
- 心理的な問題なのか
- 生活習慣のアライメントに問題があるのかなど…
このようなことがわかってくると、
自分なりの仮説が立てられるのです。
経過はざっくりと聞くのではなく、漏れなく聞いた方が痛みの原因がなんなのかを引き出す最高のツールになってきます。
だから、腰痛の人にはこんなことで治った人がいます。
- ベットの硬さを変えた
- 寝る時間帯を変更した
- 1日の仕事の合間に1時間運動を必ずやってもらったなど…
これらの評価と理由に関しては今回は紹介しませんが、
運動器や筋骨格系以外の理論で治ることがあるのです。
究極、触らなくても良くなることがあります。
なので、ぜひ問診に『経過』にこだわって聞き出してみてください。
そうすれば、今まで良くならなかった理由が見えてくると同時に、結果がついてきます。
P.S.
今では、コンテンツは朝書いています。
確かに毎日書いているとネタがつきそうなことがあるけど、集中すると何かしら出てくる。
すごくいい感じで仕事ができている。
でも、タイピングの技術や文才はまだまだ勉強中(笑)