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捻挫完治!でも真っ直ぐ飛ばないボールの謎??
2019.11.05from 杉山貴規 広尾オフィス
今日は何を聴こうかな??
音楽を聴くのは、趣味なんだけど、、、
最近は洋楽ばっかり、80年代の曲から現在に至るまで様々な音楽を仕事行き帰りでランダムに聞いているんだよね。
行き帰りだけじゃなくて、ブログを書いている時にも聞いている。
で、先日ブログを書いている時にどんな音楽を聴いているんですか?って
知り合いから聞かれたんだよね。
ジャズですか?
クラシックですか?
いや全然違う。
集中力の増す音楽や仕事が捗る音楽って調べると大抵さっき書いたジャンルの音楽が出て来るんだよね。
確かに、最初はビリーエバンズとか、モーツァルト、バッハなんかを聞いていた時期があったんだよね。
普通に集中力が増して書けるには書ける。
ブログを書くにはこれらの音楽だって思っていたんだけど、
これ以上に捗る音楽が見つかったんだよね。
それは、、、
RHYMESTERとWANDS
えっ!
まさかの、ヒップホップとJポップ
特に、ヒップホップがかなり集中力が増すんですよね。
明らかにかき乱される感じがするんですが、なぜか自分にとっては最高に集中出来ちゃうんです。
ま〜、自分にとってはα波もΘ波も関係なしって感じで、この曲を聞かないと仕事ができないんですよね。
さて、やっぱり自分の形で仕事できないとフラストレーションは増すばかり、それは運動選手にとっても同じことです。
今回は、捻挫からは完治したんだけど、
その後、自分の思った通りにボールをけれなくなった選手に関してです。
どのようにして、選手の要望を達成したのか紹介するね。
完璧に治した捻挫
選手「杉さ〜ん、うまく蹴れないっすっ」
最近、帯同すると毎回このフレーズを言ってくる。
というのも、実は先月に足首を捻挫したんだ。
でも、捻挫の程度は1度のレベルで痛みもすぐに引いいて1週間ほどで復帰
復帰してからは、テーピングを巻きながら練習や試合に出ていたんだよね。
もちろん、テーピングは最初は強度の固定から、徐々に強度を減らしていたんだけど。
テーピングを外してから、どうも上記の訴えを毎回というほど言ってくる。
捻挫をしたのだから、靱帯は伸びているし、強度も落ちているのだからしょうがない。
だから、その選手は自主トレで足首の筋トレを初め、痛めた側の下肢のトレーニングを実施していったんだよね。
その成果もあったのか、捻挫した側の足首の状態は健側と変わらないほどの筋力も付いていたんだ。
そして、その間自分が見たのは、靱帯の抵抗力を戻すこと。
捻挫側の足首に負荷を徐々にかけて、最終的には80kg以上体重もある選手を肩車させて、カーフレイズや片足でのケンケンなどやらせていったんだ。
だから、足首の状態はもう完璧な状態だったんだよね。
見た目は。。。
痛みは治ったし、捻挫した足首の状態はかなりいい感じ、
でも、その選手の訴えは捻挫側を軸足にしてボールを蹴るときにボールが変な方向に行ってしまうこと。
下手だから??
いやいや。捻挫する前は自分が思ったところに正確に蹴ることができていたんだよね。それができなくなっていたんだ。
なぜか??
問題は足首の内側
問題は軟部組織にあったんだよね。
この選手は外側の靱帯を損傷したんだ。
だから、そこの靱帯は伸びた状態なんだよね。
この状態で、練習に参加するんだけど。
運動パターンが少しずつ変化していくんだ。
どのようになるかっていうと、受傷前は内側外側の靱帯に同じ割合で荷重が乗っていたのが、受傷したことでその割合が変化するんだよね。
どうなるか?
靱帯が伸びた方に荷重が乗りやすくなるんだよね。
そうすると、内側の靱帯の方に今まで乗っていた荷重が乗らないわけだから、
靱帯を初めとした軟部組織が徐々に使わない状態になってくる。
つまり、軟部組織が縮んだ状態になるんだ。
実際、その選手もボールを蹴るときの軸足はかなり、外側に体重が乗っていたんだよね。
それを裏付けるのが、下肢の張り
下肢の外側の筋肉がかなり張っていたんだよね。
で、何をしたかっていうと
捻挫した足首の内くるぶし周辺の施術
・皮膚のリリース
・靱帯のリリース
・靱帯のストレッチ
・足底筋のリリース
この後に、蹴るモーションを実際にやってもらったんだ。
すると、今まで足首の外側に乗っていた体重が足底全面に乗るようになったんだ。
で、実際にボールを蹴ってもらうと、自分の思い描いていたところにボールが飛ぶようになったんだよね。
選手はかなり喜んで。。。
ばんばんボールを楽しそうに蹴っていたよね。
PS
で、ヒップホップやJポップがOKなら他にもあるだろうって思って、この間演歌を試しに聞いてやったんだけど
意外といけたんだよね。
今度は演歌でもやってみるかな?
でも、誰にするかな(笑)