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広範囲の痛みと局所の痛み、原因を区別できてますか?
2018.05.24from 杉山貴規 広尾オフィス
今日は料理の話
昨日、久々に料理をする時間があったから、チキンのクリーム煮のパスタを作ったんだよね。
このクリーム煮のパスタ、本当にうまい!!
自分で言うのもなんだけどね。
材料は簡単
チキンと玉ねぎとしめじとトマト
大学時代にバーの厨房で1年間だけどバイトやっていて
家庭料理のイタリアンとフレンチをよく作っていた。
いつも通りに下ごしらえから。
甘みを出すための玉ねぎをスライス
ざくっ!!
「痛っ!!」
やっちゃたよ。
久々の流血騒ぎ。
その後、処置して料理作ってたんだけど、切ったところがズキズキ、ヒリヒリと痛い
料理は上手くできたけど、
包丁さばきが悪かった。
ピンポイントでの痛み
常に痛くて、目を瞑っていても人差し指の、爪の近くが痛いってはっきりわかる。
まっ、痛みだからこんなの当たり前なんだけどね。
でも、痛みって
時にはよくわからないことがあるよね。
場所だったり、痛みの感じだったり
いろいろじゃない
特に厄介なのが
”なんとなく痛いんですけど、ここら辺が”
さっきの小指で切ったピンポイントの反応とはどこか違うよね
この違いって一体なんだtろう!!
関連痛と局所痛
痛みはほんと分類すると色々ある
痛みの感じ方にも様々だ。
今回話しておきたいのがこの関連痛かな
関連痛って聞いたことある?
知っているけどうまく説明できない人多いんじゃないかな?
この関連痛
簡単に言うと
痛いを感じてるところじゃないところに原因がある場合のこというだけど
局所と離れたところに問題があることなんよね
痛いって感じて、
本来痛みを感じるべきところに痛みを感じず、脳が誤認して、痛みがある神経支配のところに
痛みを感じてしまうことなんだ。
例えば
太ももが痛いと感じているでしょ。
その痛みがピンポイントの痛みではなくて、広範囲の痛みを有してたとする。
その神経支配(感覚・運動神経)のレベルの脊柱が痛みを発信していることがある。
太ももの神経支配はL2〜4
だからこの時、このレベルの脊柱を圧迫してみると圧痛所見が強く出ることがあるんだ
そうすると、このレベルの脊柱周辺に問題があるから筋肉や靭帯などの軟部組織や今までの既往歴なんかを聴取して、アプローチすると脊柱の痛みはもちろん太ももの痛みが取れてしまう。
この事実って
あまり知られていない
腰や捻挫などの慢性痛で困っているお客さんなんか
この評価方法してみると当てはまる人多いと思いますよ。
ぜひ、評価してみるのをお勧めします。
この関連痛とよく間違うのが放散痛
放散痛に関しては、また今度別の機会で話しますね。
痛みを感じたら
・ピンポイントで痛いのか?
・広範囲で痛いのかの?
まずは、そこのチェックから始めるだけでも、自分の納得する施術が可能になって、
お客様も満足するんじゃないかな。
だって、痛みの原因が局所なのかそれ以外なのかがわかれば、
アプローチは変わってきて、いい方向に向かっていくはずです。
今日も料理をしようと思う。
魚介を使った地中海風カレーなんかどうだろう笑
また玉ねぎを切る工程があるから、十分に気をつけよ。