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バーテンダーから気付かされた大事なこと
2018.05.14from 杉山貴規 、広尾オフィスより
もう2〜3年くらい前の話になるんだけど、
その当時、会社帰りに一人でバーに行くことがマイブームで。
そのバーはウィスキーの種類が本当に豊富で壁1面に瓶がずらりとならんでいる。
行くとすでにマスターの顔は赤く。話す感じもしどろもどろ。
面白いじゃないですか。
行くたんびに違うウィスキーが出てくるんですよ。
もちろん自分の好きなウィスキーを飲むんだけど。
「それ飲んだら、次はこれがいいと思うよ。」って
薦めてくるんだよね。
バーテンダー
「それ飲んだら、次はこれがいいと思うよ。」
私
「本当ですか〜?」
少し疑いながら飲んでみると…
私
「え、、、本当にうまいですね…」
バーテンダー
「でしょ(ニンマリ)」
酔っているのかなって。
自分は最初に飲む物が決まっている。
その次に飲むものは行くたんびに違う。
「なんで、自分が飲んだ次のウィスキーが毎回違うの。だって同じもの頼んで、これに合うウィスキーは同じはずじゃないのかって?」
マスターにそんな素朴な疑問を聞いたら
「そんなの簡単だろ。
季節や時間も違えば
お客さんの感情も全て毎回違うだろ?」
は、はい。
すっご!
そんなこと考えていたのかぁ
赤い顔して、凄いですよね
自分はバーテンダーじゃないですけど
施術も似たようなことが、、、
自分が施術をする時もそうなんですよね。
自分はバーテンダーじゃないけど笑
施術するときには
たくさんの情報を聞きますよね
・体のこと
・怪我のこと
・環境のこと
・生活のこと
・今までの怪我、病気について
・ストレスがあるかないか?
など聞きますよね。
もちろん、お客さんの表情、言動、服装や気候などなど
つまり、
怪我をして困っている人って、その症状を治してほしいっていうさらに奥に、症状を治してこうなりたいって願望があるんですよ。
だから、その人に合わせたオリジナルのプログラムができるんですよね。
どうですか?
一つの症状には隠された原因がたくさん。
この疾患はこの治療法、この症状にはこのテクニックってことは本来どうなんだろう?
人は性別、個体差、年齢や環境など。
違うところだらけ。
だからこそ。
意味のある問診の技術知りたくはないですか?
あのバーのマスターみたいにアッと言わせる治療ができますよ!!
赤くなりながらの治療はダメだけど笑