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注意!当たり前じゃないよ
2018.08.31from 橘田幸博
2週間前、近所の公園で子供と遊んでいたときの話。
その日は晴れ晴れとした雲一つないいい天気で、
外で遊ぶには最高な環境だった。
うちの子供はブランコが大好きで、30分以上も乗っていることもある。
なんかずっと揺れている感じが好きらしい。わからん(苦笑)
そんなうちの子は4歳。好奇心旺盛で色々と知りたくて仕方なくて、
とても活発なんだよね。
「なんで車って車って名前なの?」
「なんで公園って滑り台があるの?」
「なんでここにはないの?」
「・・・」(答えが難しい)
でも考えてみると、当たり前にやっていることってたくさんあるよね。
親がやってたからとか、みんながやってたからで意味を知らずに
やっていること。
これはなんかよくないよね。
ルーティン化する電気治療
こんなこと治療現場でもあって、
特に電気治療、物療はそんな節がある。
昔の僕もそうだったんです。
意外とただやっているだけで、実施している先生ですら
「どんな効果があるのか?」
「どんな時に使うのがいいのか?」
といったことでやっている場合もあります。
それを解消するために
今回はこの電気治療の情報をシェアしますね。
主に整骨院では、
電気治療・温熱療法が使われていることが多いですね。
でも、使用するにしても疼痛部位にセッティングし、行うだけではもったいないですよね。
疼痛性疾患に対しての主な目的としては
①除痛効果
②炎症消炎
③局所・全身の循環状態改善
が最大の目的となります。
もちろん疼痛場所に対して行うことは基本とされていますが、
さらにその神経をつかさどっている、脊柱部にも刺激を入れることができれば、局所の循環状態の改善につながります。
除痛目的であれば、痛みに耐えうるぎりぎりの刺激の強さのほうが痛みの閾値をあげられる効果があり、 感覚入力目的であれば、認識できるぎりぎりの刺激の強さで促したり、 自律神経系の促進目的であれば、気持ちよい刺激の強さで行い、リラックスさせる。
目的にそった治療を促すことができると物理療法でも刺激の強さ、当てる場所など
の工夫により症状が改善する可能性が高まります。
時間稼ぎの電気治療
意味もわからずに電気治療を行うと、症状はほとんど変わらずに
患者さんには「意味のないもの」とか「時間稼ぎでしょ』
と言われてしまうケースがあるのです。
でもこれを知って置くと電気治療も戦略的に使え、
時には手技より効果の出せる場合もあるんです。
これってすごくないですか?
だから、意味も知らずにただただ言われた物理療法をやるよりもその本質を理解して物事をやることで、こんなにも効果が違ってくるんですよね。
なんの意味を考えないままやっていることって日常生活や治療現場で
沢山ありますよね。
無意識のままやっていること、少し疑ってみませんか?
何かナイスなアイディアが見つかるかもしれません。
p.s
今日の格言
当たり前を疑うことで、未来を変える