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腰痛解消!広背筋ストレッチ
2018.06.08from 杉山 広尾オフィス
眠くてしょうがない
6時間の睡眠をとっているが、どうも眠い。時間を延ばしても、結果は同じなんでだろうか?
ある本を読んでその答えが見つかった。
それは、食事の時間に問題があった。仕事の関係で、寝る1時間くらい前に食事をとって、それから寝てしまっている。文献によると、就寝時間3時間前には食事を終わっていた方いいと書いてある。単純に寝ていても、脳は消化を助けるために働くために、浅い眠りになってしまうらしい。
実践したら朝の眠気は解消。
もうスッキリ!!
原因は睡眠時間の長さじゃなくて、食事の時間だったんだよね。
患部の痛みは疑いの目を持て!!
こういうことって社会に出ても多く存在しない??
リハビリの世界ではざらにある。
『真の原因を追求しろ!』
この言葉は、以前勤めていた職場で口すっぱく言われてきた。目の前の症状や状態にとらわれるんじゃなくて、なんでそうなったのかを追求して、再受傷しないように考えよう!これが大変。でも、お客さんにとっては最高の結果に結びつくことが多い。
だから、やるべき!大変だけどね。
腰が痛ければ全て腰痛?
この間、ゴールキーパーの選手が来て腰が痛いから見てくれって来たんだよね。
彼は過去に腰椎分離症を患って居て、そこの再発か?と一度は疑ったんだよ。だから念のために一度病院に受診してもらったんだ。結果は分離症ではなくただの腰痛との診断。ホッとしたよね。
でも、痛みは継続している。
腰部周囲は
- 炎症などの症状
- 圧痛
- 痺れ
- 局所的な鋭い痛み
などの症状はない。
あるのは腰部周辺の筋緊張
- 腰方形筋
- 脊柱起立筋
問題はここだなって、腰の筋の有名な筋のリリースやるでしょ。でも本人の感じや痛みの度合いは全然変わらないんだよね。
再度問診
すると、だいたい痛みが出るのは、キーパー動作で横に飛んだ時とワンハンドでスローイングする時に痛みがある。キック動作ではないっていうんだよ。
つまり、
『スローイングのオーバヘッドの時』
『横っ飛びの時に腕を伸ばした時』
に痛い。
この二つの動作は似ているよね。確かに多角的な視点で見ると
- 椎体の圧迫による局所の疼痛
- 関連痛や放散痛
も考えられる。
しかし、上記の動作での痛みが強いのであれば、広背筋が硬く疲労して筋筋膜が引っかかる運動連鎖のケースが考えらるんじゃないかなって。しかも、肩の挙上可動域も制限していたからね。さらに、広背筋が原因じゃないかなって確信。
もちろん局所の筋筋膜性腰痛も頭に入れたけど、やはり運動連鎖で考えた方がこの場合はしっくりきた。
なぜなら、上記2つでの動作時の痛みがかなり強かったからね。ただ単に腰の捻りや動作で痛みが出るわけじゃなかったから。
腰につながる筋肉が広背筋が関わっているかなって考えたんだよね。
それで、広背筋のストレッチとリリースのアプローチしたんだよね。
そうしたら、痛みは寛解、なくなったんだよね。しかも、ワンハンドスローと横に飛んだ時の腕の伸び方も変わって楽にキーパー動作ができるようになった。結局、広背筋のオーバーユーズによる筋筋膜性の腰痛だったんだよね。
その後、彼にも肩周りの柔軟性のトレーニングと胸椎の柔軟性のトレーニングを指導。今では、自分のところにはコンディショニングでくるくらいになって、痛みで来ることはなくなったよね。
何が言いたいのか?
原因は患部だけではなく、他のところに転がっているということ。
痛いから、その場所をやるんじゃなく。評価もそうだけど、問診をもれなく行って多角的な視点を持って原因を見つけることが重要なんだよね。
P.S
そうそう、深夜食べないで帰ってきた時の
良い眠りを優先したいけど、やっぱり食欲には勝てないじゃないですか?
そうしたら、野菜スープなんかがオススメみたいですよ
決して、野菜の多いラーメンなんか食べちゃダメですよ(笑)