活動報告 オランダ徒手療法基礎コース(11/18,19) | 日本オランダ徒手療法協会

activity_report

活動報告 オランダ徒手療法基礎コース(11/18,19)

2017.11.21

活動報告 オランダ徒手療法基礎コース

11/18.19に東京・福岡と2会場で行われています。

オランダ徒手療法ではこの基礎コースを全10回にわたって学んで行きます。

では、何を学んでいくのでしょうか?

DMT基礎コースとは?

<治療技術>

・マニュピレーション(四肢・一部胸椎)

・関節包ストレッチ

・筋肉ストレッチ

・神経ストレッチ

・筋膜リリース

・組織間リリース

・皮膚リリース

・モビライゼーション など

 

<問診術>

 

<伝える技術>

・コーチング

・プレゼンテーション

・ティーチング

<専門知識>

・解剖学

・生理学

・運動学

・運動生理学

・トレーニング理論

 

このほかにも多岐にわたる技術を身につけて行きます。

多角的な視点を身につける

治療技術、評価方法や専門知識など身につけるセミナーはあっても、問診術や伝える技術まで教えてくれるスクールはないと思います。

 

この業界ではないと思います。

 

では、なぜここまで多岐にわたる技術が必要なのか?

 

それは単純明快です。

 

クライアントがよくなる・笑顔になる・幸せになることのために必要になってくるからです。

 

いくら、知識や技術があってもクライアントとそれを取り巻く関係者にしっかりと説明できなければ、協力を得られません。

 

治療技術は手技だけではなく、よくなる環境を作り出すことも治療家には必要なスキルなのです。

オランダ徒手療法ではそこにもこだわり持ち、授業カリキュラムを組んでいます。

 

「そんなの必要がない」

「うちの病院ではそこまで求められていない」

「問診にそんなに時間が費やせない」

 

など様々な意見はあるかと思います。

 

ではどうでしょうか?

 

 

上記の意見がクリアできたら、そのような煩わしさがなかったら、、、

 

治療と評価と知識だけでクライアントは満足してくれるのでしょうか?

治療家として、即時的な効果が出たことだけで満足てもいいのでしょうか?

 

オランダ徒手療法では即時的な効果を出すのは、もちろん

 

クライアントの人生を背をって治療介入して行きます。

 

しなければ、よくならないと考えているからです。

 

前置きが随分と長くなりましたが、

 

この熱い思いで、講師陣をはじめとしたスタッフで基礎コースを運営しています。

熱く濃密な2日間

この二日間

先月の東京校を皮切りに今月から福岡校も開講。

 

その熱い想いを持った講師による授業、様々な目標とここにかける思いを持った受講生の間で授業が展開されています。

技術指導では、

 

少人数だからできる。細部至るまでのレクチャー、わかるまでとことん繰り返します。

 

関節包のストレッチや四肢のマニュピレーションなどオランダ徒手療法ならではの実技スキルを身につけていきます。トライ&エラーを繰り返しながら、、、

問診術や伝える技術

ケーススタディーで実際のクライアントのケースを用いて、オランダ徒手療法でしか学べない問診術を学んでいきます。

ホワイトボードには多くの文字が並び、スクール生の頭から煙が出るまで考えて考えて、このスキルを学んでいきます。

 

授業が終わる頃には

 

疲れた表情と満足げな表情が入り混じった状態で

 

「初めての経験!」

「問診でこんなに時間をかける必要よくわかった!」

「こんなに考えることがあったのか!」

「ここまで考えて、治療に介入していなかった!」

「触ることだけを重要視してたけど、仮説が立てられないとリスクがある」

 

など様々な意見が出ていました。

それだけ、初めての体験で、考えて考え尽くした結果の答えだと思います。

東京校は4回、福岡校では2回の授業でここまで意識が変わるこの授業。

来月の授業も楽しみですね。

来月もスクール生は技術理論を学び、ケーススタディで頭からたくさん煙を出して、疲労と満足が入り混じった良い表情になっているでしょう!!