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2017.03.25「《膝》原因毎に考える! オランダ徒手療法による評価/アプローチ」
実はアプローチ方法は…
「組織別」×「原因別」×「治癒経過を阻害する要因別」でなければなりません。
いつまでも治らない「膝の痛み」は、どうして治らない?
さて、あなたは、どのような治療を選んでいますか?
再発を繰り返してしまう、「膝」のケガや痛み…
計画もなく、ただただ同じ治療を繰り返していませんか?
確かに一回の治療で症状の軽減はするけれども、次に来院した時には痛みは戻るってしまう…。
その繰り返しの治療は、「効果」があったと言えるでしょうか?
現場では、評価がおろそかになり、治療計画もない、その場しのぎの対応が多く見受けられます。
同じような膝の痛みを訴える患者であっても、一方は「腱」に問題があり、一方は「靭帯」に問題があったりと様々です。
では、原因となっている組織を見分けるための方法はどうすればよいでしょう。
痛みの詳細な部位
圧痛の有無
収縮時痛の有無
伸長時痛の有無
徒手テスト
…などを思い浮かべましたか?
確かにこれら複数の評価から、原因組織を絞り込むことはできますが、
これだけではまだまだ「組織別」に原因を判断するには不十分です。
徒手テストの結果=原因組織の断定、でもありません。
組織レベルで原因がわからなければ、アプローチ方法も治療にどれぐらい期間を要するのか推測することも難しくなります。
みなさんは目の前の患者がどの組織に原因があるのかを、しっかりと説明することができますか?
組織レベルで原因がわかったとしても、それだけでは「アプローチ法」と「計画」を立てる材料には不十分です。
実はアプローチ法とは、「組織別」×「原因別」×「治癒経過を阻害する要因別」に選択していく必要があります。
原因別とは、たとえば損傷を伴う外傷の有無や、組織自体の脆弱性、脊柱からの関連痛などを指します。
これらもしっかり評価することができる、1つの指標となります。
治癒経過を阻害する要因とは、疲労骨折に代表されるような「オーバーワーク(使い過ぎ)」のことなどを指します。
物理的に過度なストレスがかかっていては、いくら良い治療をしても決して治りません。
このように、様々な(多角的な)視点から見ていかなければ、アプローチ方法も計画も判断することができないことがわかりますね。
どうしても我々は、目の前に膝が痛い患者が来るとすぐに何かしてあげたいと思ってしまします。
しかし、1度しっかりと目標を定め、多角的な視点から評価をしていかなければ、
治療効果なども判定することなど決してできません。
そんな原因を探り出す考え方や、原因別のアプローチ法を、オランダ徒手療法の体系に沿ってお伝えするセミナーをご紹介します!
問診方法・仮説を裏付けるために理論背景(神経生理・トレーニング理論)・原因別のアプローチ方法・動作分析など、現場で結果をだすために必要なすべてが学べます。
【タイトル】
<膝>痛みの原因毎に考える!
オランダ徒手療法による評価/アプローチ法
【セミナーの特徴】
①ケーススタディ
海外の大学で行なわれている、「最新の学習スタイル」です。
※ケーススタディとは、患者(年齢・性別・症状)を例に挙げ、問診から評価・治療にいたるまでの思考過程を、講師と一緒に学んでいく実践的な学びの方法です。
②グループワーク
ケーススタディで取り上げた患者を元に、明日から現場で使える知識を身につけるためにグループに分かれ、講師やアシスタントの先生方と一緒に仮説・治療プランを立案していただきます。
③動作分析
現場で再現性の高い評価・分析を行えるようになるために、膝の不安定性の分析方法を学んでもらいます。
【セミナー参加費】
5,000円
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