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神経ストレッチ(上肢) -オランダ徒手療法- | 日本オランダ徒手療法協会

technique

神経ストレッチ(上肢) -オランダ徒手療法-

2017.05.05

 

「可動域に影響を及ぼす軟部組織は?」

…と質問されたら、まず何を思い浮かべますか⁇

 

筋、筋膜、靭帯、関節包、皮膚、脂肪体。。。などが思いつくでしょうか? 実は、神経も他の軟部組織と同じように可動域の制限となり得ます!

 

神経は、身体の中で一番長い「軟部組織」であり、四肢や脊柱の動きにあわせて、他の軟部組織と同様に滑走が起きなければなりません。(※下肢では、肢位によっては1〜2㎝程度もスライドします。)しかし、この神経が筋肉の硬結と同じように循環不全により硬くなったり、不動により周りの組織と癒着したりするのです。

 

今回、ご紹介するアプローチ方法は、神経の滑走性を改善させるテクニックです。特に胸郭出口症候群など、神経の絞扼(滑走不全)が主な原因となる疾患には、筋肉/膜に対するアプローチと併せて行うことでより効果があります。

 

 

 

 

 


 

 

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土屋 潤二

初のオランダ国家医療資格である「徒手療法士」。サッカー界に明るく、筑波大、オランダサッカー協会のインターン、サッカーの名門フェイエノールト・ロッテルダム、Jクラブの名古屋グランパスや横浜Fマリノス、SC相模原、陸上ホッケー女子日本代表、FC岐阜、プロゴルフなどに関与。国内外のアスリートやチームをサポートし続けるスポーツサイエンティストとの顔を持つ「医療」と「体力トレーニング」との2分野での専門家。