肘関節の可動域を改善するポイント -オランダ徒手療法- | 日本オランダ徒手療法協会

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肘関節の可動域を改善するポイント -オランダ徒手療法-

2017.04.24
<写真引用元>
https://www2.aofoundation.org/wps/portal/surgerymobile?contentUrl=/srg/13/05-RedFix/Nonop/13-NonOP-1.jsp&soloState=precomp&title=&Language=en&bone=Humerus&segment=Distal

 


 

肘関節の屈曲は、その構造と凹凸の法則から、純粋な縦軸方向のみの運動ではありません!

 

そのため、腕尺関節で「ある方向」にモビライゼーションを行うと、可動域が改善しやすくなります。近年、筋や筋膜の影響に注目が集まっていますが、関節自体の影響による制限も多く報告されています。

 

オランダ徒手療法では、1つの治療方法に固執せず、組織別・原因別・治癒経過を阻害する要因別にアプローチ方法を選択していきます。モビライゼーションもその中の1つであり、年齢を問わず対象となる疾患も広いため、とても有効なアプローチ方法です。

 

 

 

 

 

 


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土屋 潤二

初のオランダ国家医療資格である「徒手療法士」。サッカー界に明るく、筑波大、オランダサッカー協会のインターン、サッカーの名門フェイエノールト・ロッテルダム、Jクラブの名古屋グランパスや横浜Fマリノス、SC相模原、陸上ホッケー女子日本代表、FC岐阜、プロゴルフなどに関与。国内外のアスリートやチームをサポートし続けるスポーツサイエンティストとの顔を持つ「医療」と「体力トレーニング」との2分野での専門家。