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原因不明の腰痛は既往歴にヒントあり! | 日本オランダ徒手療法協会

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原因不明の腰痛は既往歴にヒントあり!

2019.07.06

from 黒田雄太  長崎浜の町ガストより

 

ガストから2度目の登場の黒田です(笑)

 

最近はソフトバンク孫正義社長の動画を見ることが多いです。これまで何故か見てこなかったんですけど、ひょんなことから見てみたら…。

 

心震えるような感覚になりました。そして見ていると何故か涙まで出てきそう…。

 

「志高く…人生一度しかない」

 

「自分の人生を何に掛けたいのか…」

 

本当に感動しました。

 

当たり前のことなのに、孫さんが言うと何故か心に突き刺さります。

 

めちゃくちゃ、気合が入りました!これからやってやろうと思いました!

 

そして、孫さんの話のなかで実は長崎とゆかりがある話があったんです。

 

「会社とは?」と言う話になった時に、日本で一番初めの商社を作ったのは誰か?という話になりました。

 

その答えは「坂本龍馬」が作った「亀山社中」という会社です。

 

実は僕の家のめちゃくちゃ近く!

 

これまで長崎に住んでいながら、一度も行ったことがない場所(苦笑)。

 

これを機会に是非、会社のルーツに触れるために行ってみようと思いました。

 

、、、

 

では、僕は何に自分の人生を賭けるのか?それを改めて考えてみました。

 

やっぱり「腰痛で困っている人を助ける!」

 

これに尽きます。

 

少々真面目な話でスタートしましたが、今回はひどい腰痛で困っていたある女性の話をしようと思います。

 

自分の治療に自信を持つことが出来たきっかけとなった患者さんです。

 

きっとこの患者さんのことは一生忘れることはないだろうなぁ…。

 

良くなってきた腰痛!でもわからないのは…

 

座れないほどの腰痛で来られた50代の女性

 

痛みは臀部を中心に、左の大腿〜下腿にかけてありました。

 

大腿〜下腿部は神経支配でL5やS1領域です。そして痛みは強いもののピンポイントではなく、全体的な広範囲痛だったんです。

 

そのため、僕は「仙腸関節の関連痛」だと仮説立てて治療していたんですね。

 

実際には行ったことは、

 

・仙腸関節のモビライゼーション → 仙腸関節のズレを調整

・臀部特に中臀筋と大腿〜下腿部の筋のリリース → 痛みによって出来た硬結を解消

・坐骨神経のストレッチ/スライド → 神経も癒着していました!

・多裂筋をはじめとしたコアトレ → 骨盤帯を安定させる

 

以上のことをそれぞれの目的に対して行っていたんですね。

 

すると、約1ヶ月で痛みは

 

8/10 → 2〜3/10

 

かなり減ってきたんです!

 

患者さんも喜んでくれました!それに僕自身もとても嬉しかったし、何より安心しました。

 

良くなったことは良いことです。

 

ただ、その患者さんにはたった一つ腑に落ちない事が…

 

それは「なんで腰痛になったの?」

 

要は腰痛になった原因ですね。それがわからずにモヤモヤしていたんです。

 

明らかに無理をしていたらわかりますし、過去に腰痛の経験があれば腰痛の原因になりますが、それも心当たりが全くない…。

 

患者さんの知りたいことって、

 

・自分の症状は治るのか?

・治るとしたらどれくらいで治るのか?

・症状の原因は?

 

やっぱりこの3つのことを知りたい!分かりたい!と思って来られますよね?

 

なので、改めてですがしっかりと問診をしてみたんです。

 

すると…

 

女性「2年前に〇〇したんですよ〜。関係ないと思うけど。」

 

その言葉に僕はピーンときたんですね。

 

実は患者さんが関係ないと思っていた〇〇が腰痛の原因だったんです。

 

過去の足首骨折

 

今回の腰痛は左の仙腸関節が問題でした。

 

この患者さん2年前に腰痛と同じ側の左足首を骨折していたんです。

 

足首を骨折すると、あなたもお分かりのようにギプスを巻いて固定したり松葉杖をついて免荷したりしますよね。

 

左右の荷重の偏りがうまれるので、かばって腰痛に…なんてこともありますが、今回は別の視点から腰痛の原因を考察します。

 

関係しているのは「神経」です!

 

仙腸関節の神経支配 → L5、S1

 

患者さんが骨折したのは足首の外側だったんです。

 

足首外側の神経支配 → S1

 

ということで仙腸関節と足首外側の神経支配はS1がかぶるんですね。

 

これを踏まえて僕は次のように足首骨折が腰痛の原因になったと考察しました。

 

・左足首の骨折!

 

→足首に痛みが出るので、腰のS1も同様に硬くなったり、循環が悪くなる

 

→この状態が長く続くと、S1の全ての領域が硬くなったり、循環が悪くなる

 

→結果、S1仙腸関節も硬くなってしまった

 

→何かのきっかけで仙腸関節がズレて、より軟骨や靭帯に負担がかかった

 

→仙腸関節の関連痛出現!

 

ちょっと、複雑で理解しにくいかもしれませんが(苦笑)

 

これは「神経生理学」と言うのですが、オランダ徒手ではこのように「神経生理学」を利用して症状の原因や治らない要因を探っていきます。

 

これらの事を患者さんに説明すると、ちゃんと納得してくれました。

 

心のモヤモヤが消えて、また一段と治療に積極的に取り組んでくれましたよ!

 

、、、

 

痛みの原因ははっきりと分からない事が多いですよね。いくら問診で情報収集をしてもそれはあくまで仮説や予想に過ぎません。

 

それに良くなってしまえば、それでいいじゃん!とこちら側は思ってしまいますよね。

 

ただ、患者さんは仮説や予想でもいいから、納得する原因を知りたいんです。

 

なぜ、自分が腰痛になってしまったのか?を知りたいからというのもあるでしょうが、

 

実はその奥底にはもう二度と腰痛にはなりたくないから、原因を知っておきたい!そういう心理が働いているんだと思います。

 

しっかりと患者さんに寄り添う治療家であれば、カラダだけでなく、ココロ にも目を向けた治療や関わりをしたいですよね。

 

僕もそれを心に留めて患者さんと向き合いたいと思います!

 

【グッバイ!腰痛!】そんな日がいつか来ますように

 

P.S

終始、真面目な感じの今回のメルマガ(汗)でもたまには良いですよね!こんな感じでも!次は何か面白ネタ準備しときます(笑)


この記事を書いた人

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黒田雄太

長崎県在住の理学療法士。【JADMT公認】オランダ準徒手療法士。基礎コース・福岡校アシスタント担当。Nagasaki Orthopaedic & Sports Physical Therapy(NOSPT) 役員。総合病院、整形外科クリニック、デイケア、特別養護老人ホームを経験。 自身の“辛い腰痛”の経験から、「世の中の腰痛で苦しむ方を助けたい」という使命を持つ。 一時的に自覚症状を解消するだけの対処療法ではなく、腰痛の患者様を「施術」から「トレーニング」までトータルにサポートすることを信条としている。一児の父。