運動パターンを確実に修正する方法(続編) | 日本オランダ徒手療法協会

blog

運動パターンを確実に修正する方法(続編)

2020.06.22

From:長島 将太

 

@自宅のデスクより

 

たったの数ヶ月で、今までの当たり前がどんどん変化してますよね。

 

特に『セミナー業界』は一気に変化していきましたよね(汗)

 

数年前には全く想像していなかった

『オンライン』でのセミナースタイル

 

今では、当たり前のように

医師や治療家、ボディワーカーなど

多種多様な職種が『オンライン』に舵をきってますが、、、

 

実は、DMTも2019年3月からリアルの勉強会と同時進行で

オンラインでの勉強会をしてました。

 

知ってた方ーーー???

 

もしかして、会員の方の中にも、

参加した方もいるんじゃないかな(笑)?

 

あの頃は、リアル研修が当たり前だったから

正直、オンライン勉強会にはあまり参加しないと思ってたんですよね。

 

でも、蓋を開けてみると

リアルと同等の参加者が集まった事に

驚愕したのを今でも覚えています(苦笑)

 

そんなこんなで、オンライン化を押し進めた結果。

 

今では長島と黒ちゃんの二人で

月8回のZOOM勉強会を開催しちゃってます。

 

意外と順応が早い二人なのです(笑)

 

たまには、『開催側』ではなく、『参加者』の立場になりたかった訳で

初めてオンラインセミナーに参加してきたんです。

 

受講の感想を率直に言うと、、、

 

『楽しい!』、、、でも『疲れる…』

 

そのセミナーは、

6時間ぐらいだったんだけど講義中心の内容。

 

受講し始めて2時間ぐらいで、

だんだんと目がシバシバ。

座位姿勢が辛くなりモジモジ。

 

やはりティーチング形式は楽しいんだけど、

受講生の集中力はそんなに持たないんだなと再確認できました。

教える側は、受講生が飽きない工夫も大事なんですよね。

 

でも、学ぶ側の環境設定もすごく大事!

 

・床ではなく、机で姿勢を整えて受講する

・周りに邪魔されない集中できる環境で受講する

・事前に受講する分野を予習する …など

 

実は、これは私がやってしまった失敗を元に得た教訓。

セミナーを受講する時は、環境を整える事が必須ですね。

 

さて、今回は前回のメルマガに引き続き

『運動パターン修正』にまつわる話です。

 

患者さん自身で『運動パターン』を身につける

前回は運動療法をする時には、患者さんの運動能力を見極めて

『難易度を調整する重要性』について話をしましたね。

 

そして、

あれこれ指導して修正するのではなく

一度『関わる関節の数』を減らして動作指導をすると

患者さんは運動を学習しやすくなります。

 

ですが、

動作を本当に身につけてもらう為には、

治療時間だけでは習得が難しいと思うんですよね。

 

動作を学習して身につけるには、

1万回反復する必要があると言われているぐらいなので(汗)

 

そんな時こそ、

患者さんの時間を拝借して『ホームワーク』です。

 

いかにホームワークの時間を有効活用して、

動作パターンを身につけられるか…

 

ここが非常に大事ですね。

 

でも、患者さんはあなたの指導なしでは

動作を間違ってしまう可能性があります。

 

もちろん、鏡を見てフィードバックしながら

運動してもらうのも凄く大切なのですが、

鏡を外した途端動作が崩れてしまうなんてことも多々あります。

 

そんな時には、難易度調整に付け加えて、

『コツ』を掴んでもらう事がポイント。

 

キーワードは、、、

『体内感覚』です!!

 

患者の『体内感覚』を目覚めさせよ!

体内感覚???

 

初めて聞く方も多いと思いますが、

簡単に言うと『関節がどのくらい動いているのか?』とか

『どこに体重が乗っているか?』など自分の身体がどんな状態かを

自分でモニタリングする能力のことです。

 

この『感覚』を患者さん自身で感じてもらい、

『運動のコツ』を掴んでもらうと事が動作指導の要になります。

 

そのためには、関節の角度や姿勢に拘るのではなく

自然と理想の形になるように『指導の仕方』に一工夫しなければなりません。

 

例えば、

『膝を前に出さないように…』と指導するのではなく

『低い椅子に深く腰掛けるようにしゃがんで下さい』

 

『踵が浮かないように…』ではなく、

『足裏全体に体重が乗ってる状態を保ったまま、、』

 

このように、

修正する部位を意識させる直接的な指導するのではなく、

『どうすれば自然とその位置になるのか?』を考えて指導すると

体内感覚に働きかける指導ができます。

 

さらに、

ホームワークにつなげる為には『修正の判断基準』まで伝える事がポイント

 

この基準さえあれば、患者さんは自分自身で勝手に修正してくれるので、

次回の来院の時には次の動作課題へとステップアップできるようになります。

このように、

『運動パターン』を身につけるには、以前の私のように

口うるさい指導ではなく、自然とその位置に患者さんを誘導できる

『伝え方』を工夫すると、主体的に患者さんは運動を身につける事ができます。

 

もし、動作指導で口を挟みすぎてるな〜と感じた方は

一度上記のポイントを試してみてはいかがでしょうか?

 

PS

この体内感覚の話の理解を深める動画はコチラ!

 

『武井壮の大人の学校』

https://www.youtube.com/watch?v=74aaZcEx1s8

 

PPS

百獣の王『武井壮』は幼少期からハンパなかった(笑)

 


この記事を書いた人

長島 将太

長島 将太

理学療法士。JADMT認定 徒手療法士。プロの選手からインカレ・インターハイ選手など数多くトップアスリートを診てきている。また、オランダ徒手療法ではチーフ講師として本物の医療を伝えるために後進の育成にも余念のない。サーフィンをこよなく愛する2児の父。