プロの治療家として必ずやるべきことはこれ! | 日本オランダ徒手療法協会

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プロの治療家として必ずやるべきことはこれ!

2020.01.20

From  橘田幸博 カフェにて

 

「お金=信用」

 

こんなフレーズを聞いたことありますか?

 

最近の本やネット記事でもよく出ている言葉。

 

わかるようでわかりづらいフレーズですが、

独立開業しているとこの言葉は案外しっくりくる瞬間が結構ある。

 

信用というのは非常に大切なものだ。

 

目に見えないけどこの信用があるとないとでかなり違う。 

 

では、なんで信用がそんなに大切なんだろうか?

 

グーグル先生で「信用」を調べて見ると、

 

「確かなものと信じて受け入れること」

 

と書いてある。

 

これだけではちょっとわからないが、

この信用には人が大きく関わっていることはわかる。

 

そうなると・・・お店はお客さんが来ないとお金が入ってこないので、

 

つまり「信用」がないと商売が成り立たないということになる。

 

これは考え深い。

 

小手先のマーケティングをいくら頑張ってもその信用がなければ

ダメだということだ。

 

僕もそんな経験をしたことがある。

 

独立してから余程天才じゃなければ、最初の1年はお店にほとんどお客さんがこないので、

めっちゃ不安になることは普通にあることだが、

 

独立した経験がある方はわかるだろうが、精神的に結構追い込まれるのである。

 

僕もその一人だ。

 

でもそこは我慢して、一人一人のお客さんをめっちゃ大事にて、しっかり結果を出していくとにより、

 

徐々にお客さんが増えていってやっとご飯が食べれるようになれる。

 

大体の人がなんでこんな経験をするのはというと

 

やはり最初は「信用」がないからだ。

 

特に治療院は体を触ることがある仕事なので、

お客さんの信用がないと滅多にこない。

 

そうですよね。自分の大切な体を全く知らない人に診てもらうのって、

勇気がいりますもんね。

 

だから最初のうちは「信用」を重ねることが大事なんです。

 

じゃあ信用って何?

 

これもググって見るとわかるが、

 

  • 約束を守る
  • 時間厳守
  • 口が堅い
  • 人の悪口を言わない
  • 聞き上手
  • 言い訳しない

 

だそうです。

 

ドキってした方いませんか笑?

 

僕もこれを知ったとき自分がどれだけこれができているか、

過去を振り返りましたよ。

 

人間なので、全部完璧な人はいませんが、

これから独立する方、すでに独立している方は

まずはこれを意識して日常生活を送ってほしいのです。

 

できてますか?

 

この積み重ねが成功の鍵となるかもしれませんね。

 

さて、今回の余談のテーマ「信用」でしたが、

 

メインテーマもこの信用に関わるテーマでお話ししていきましょう。

 

この質問がきたらどうしようと思う。

 

「いつまでに治りますか?」

 

これは僕ら治療家の先生にとって、

簡単ではない質問の1つである。

 

他の職業では、

 

「いつまでに家が完成するのか?」

「いつまでに車を修理できるのか?」

 

など、当たり前のように提示するのですが、

医療はそれを提示できる先生が驚くほど少ない気がする。

 

でも、考えて見ると僕ら体のプロがいつまでに治るのかを言わないのは

決して誇れたものではないし、

 

もちろんぴったり言い当てることは

簡単でないがその根拠を説明する義務はあるはず。

 

僕は以前はその質問に答えられない先生の一人だった。

 

それは、臨床2年目のこと。

 

小学生5年生の男の子が左下腿の筋肉に痛みが出ると訴えて来院。

 

痛みの場所の下腿の外側と中央部にあり、

 

おととい、サッカー中に痛みが急に出現。

 

特に接触などはなかったが、急に痛くなったらしい。

 

痺れや他に痛いところもない。

 

経過を聞くと2週間前に同じ下腿に強い打撲を発症し、

やっと治ってきたところ今回の痛みが出てしまったと。

 

完全に肉離れの症状なので、そのまま施術をしていけば良いのだが、

ここで判断が難しい状況になる・・・。

 

7日後のスキー教室

 

サッカーの大事な試合は直近には控えていないが、

どうやら学校行事である、「スキー教室」が7日後の控えていた。

 

もちろん、患者さんはこの「スキー教室」に行けるのかを

心配していて僕に質問してくる。

 

患者さん「先生、スキー教室までに治りますか?」

僕「・・・・。」

 

僕はこの質問に答えることができなかった。

 

結局患者さんは整形外科にいき、痛み止めをもらって

スキー教室に参加するという決断をすることになった。

 

治療家にとってこんな屈辱的なことがあるだろうか?

 

あなたがそんな過ちを起こさないように今からお伝えする2つのことを

 

知っておいて欲しい。

 

まず1つ目は、「組織の治癒期間」

 

骨の治癒期間の指標である「Gurlt の骨癒合日数」みたいなものが

当然だが各軟部組織にも存在する。

 

例えば、

靭帯の1度損傷の治癒期間は1週間、腱だと3ヶ月〜6ヶ月、軟骨だと500日。

 

など、損傷程度のにもよるがそれぞれの治癒期間は決まっている。

 

なのでそれよりめっちゃ早く治ることもないし、それよりも遅くなることも

 

治癒する条件の基本を守っていればない。

 

ということは痛めている組織はわかれば大体の治癒期間も予測できる。

 

ちなみにさっきの患者さんは筋肉損傷の1度なので、治癒期間は3日〜5日。

 

トレーニングを期間を少し設けるととして、ギリギリだが

スキー教室には参加は許可できることになる。

 

2つ目は「治癒を阻害する要因」

を作らないようなアドバイスをする

 

組織は治癒期間通りに治らない大きな原因は「オーバーユース」。

 

つまり、該当の組織にキャパ以上の負荷をかけてはいけないということ。

 

小学生の場合、学校や放課後にサッカーや遊んでしまい痛みが増すというケースがよくあるので、

ここは本人にしっかりアドバイスをして組織が治る環境をしっかり整えることが大事。

 

結構口酸っぱく言ってもやってしまう子もいるので、

 

たまには

 

「やるとスキー教室にいけなくなっちゃうぞー」と少し脅す時もある笑

 

ケースバイケースだが、ここまで徹底しない治癒期間通りに治っていくことが

厳しいのでしっかり説明することがキーにある。

 

これは小学生へのプレゼンですね。

 

どうでしょうか?

 

この2つのことを知っていれば、「いつまでになりますか?」の質問には

 

答えることができますよね。

 

もちろん最初は勇気は入りますがしっかり根拠があるので

十分結果を出すことは可能です。

 

そして僕ら治療家は提示した治癒期間、

つまり、いつまでに治るのかの期限を守るために治療の頻度を決定し、治療内容を決定し、たまには厳しいアドバイスをすることが大事なんです。

 

このように期限をしっかり守ることを達成できれば必ず信用を得ることができるので、

また怪我をした時は電話をくれますし、他の患者さんを紹介してくれます。

 

あなたも「信用」を重ねましょう!!

 

P.S. 

「信用できる人」の特徴。なんかざわざわしませんか?


この記事を書いた人

橘田 幸博

橘田 幸博

柔道整復師。【JADMT公認】オランダ徒手療法士。JATAC アスレチックトレーナー。整骨院を経営しながら、オランダ徒手療法の代表 土屋の右腕として施術から協会のマネージメントを担う。また、タッチラクビー日本代表(2015,2019)に帯同。2019タッチラグビー世界選手権日本初の銅メダル獲得にも貢献、その他数多くのトッププロの施術を行う。一児の父。