猫背改善法〜頚部編〜 | 日本オランダ徒手療法協会

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猫背改善法〜頚部編〜

2019.12.27

from 黒田雄太  @自宅デスクより

 

最近YouTubeで動画を見ていると、こんな動画が多いです。

 

それは、「ヒップアップ」のためのトレーニング動画!

 

女性のヒップアップ専門ジムがあるようですから、そういう流行なんでしょうね。

 

ダイエットブームはずっと変わらないものの、昔と比べて運動やトレーニングをやる女性がとても増えたなぁと思います。

 

少し前まで通っていたKONAMIにも、若い女性がたくさんいました!

 

食事制限だけで痩せた女性よりも、適度に筋肉もついた女性はとても健康的に見えますよね!

 

それにそんな女性はとてもイキイキしていてエネルギッシュで、日常が充実している感じがとても出ています。

 

リア充ってやつですか?(笑)

 

そんな感じで運動ブームが訪れていることは医療分野で働くセラピストや治療家にとっては良い風潮だと感じている人も多いと思います。

 

ヒップアップなどのようにその時々で流行はあると思うのですが、ず〜っと昔から誰もが抱える姿勢の悩みがあります。

 

それは『猫背』!なんだか永遠のテーマのようです(汗)

 

これまで猫背の改善法については2回記事を書きましたけど、今回は頚部に着目して猫背の改善法を紹介してみようと思います。



きちんと頚部も触っていますか?

 

整形関係で、肩こりや肩の痛み、腰痛などの症状がある人も多くの人が猫背になっていたりします。

 

それに整形関係だけでなく、パーキンソン病のような全身の筋緊張が高くなってしまう疾患も猫背の人は多いです。

 

疾患がなくても高齢者の多くは猫背だったり…。

 

猫背になっている人はめちゃくちゃ多いんですよね(苦笑)

 

猫背を修正するかどうかは症状との関連もあるので、今日は深く触れませんが、仮に症状の改善に猫背をなおす必要があるとしたら、

 

あなたはどんなアプローチをしますか?

 

基本的に猫背は上半身交叉症候群と呼ばれる状態なので、

 

硬くなっている僧帽筋上部、肩甲挙筋、大胸筋、小胸筋などの筋肉をストレッチして、

 

弱化している僧帽筋中・下部、菱形筋などのエクササイズを行い、

 

姿勢を調整していきます。

 

ですが、多くの人がちょっと触るのが怖い局所も猫背を修正するために重要な部位です。

 

それは「頚部」です。

 

頭の重さは体重の約10%と言われているので、頭部は体の真上にある状態でないとすぐに猫背になります。

 

それだけ頚部へのアプローチは重要ということ!

 

アプローチすべき頚部の筋肉で代表的なのは後頭下筋群です。

 

猫背で頭部前方位にあるときにはこれらの筋群は短縮位にあるのですぐに硬くなってしまいます。

 

あともう一か所大事なんですが、結構盲点となっている筋があるんです。

 

それは「胸鎖乳突筋」!この筋も重要です。

 

ただし!ただ単にストレッチやリリースをするだけでは頚部の前方位は改善しないんです。

 

実はちょっとしたコツがあるんですが…。



ポイントはココ!↓

 

胸鎖乳突筋の作用ですが、

 

一側性に働くときは、同側側屈と反対側回旋となっています。

 

両側性に働くときには、顎を前に突き出すような作用があります。

 

つまり、胸鎖乳突筋が硬くなると、頭部前方位をそのまま作ってしまうのです。

 

なので、胸鎖乳突筋にアプローチする必要があるんですが、胸鎖乳突筋の中でも写真の部位のリリースを行うととても効果的です。

 

なぜ、そのあたりが効果的なのか?

 

それは頭部が前方位にある時に頚椎のどの部位が大きく動くのか?それが関係しています。

 

頭部前方位の時に一番頚部で動くのは”上位頚椎”なんです。

 

上位頚椎の伸展はまさしく顎を前に突き出すような動作。

 

つまり、頭部が前方位にある時には上位頚椎が伸展位になっているんです。

 

なので、胸鎖乳突筋に対してアプローチする時にも鎖骨に近い部位に対してアプローチするよりも上位頚椎に近い部分にアプローチする方がより猫背の改善につながります。

 

実際に僕もこの部位にアプローチするようになって猫背の修正がかなりうまくいくようになりました!

 

本当にオススメのポイントなのであなたも是非お試しあれ〜

 

【グッバイ!腰痛!】そんな日がいつか来ますように

 

P.S

久しくKONAMIにも行っていないから、またそろそろ通いたいなぁ(苦笑)。でも、時間とお金が〜(涙)




この記事を書いた人

黒田雄太

黒田雄太

長崎県在住の理学療法士。【JADMT公認】オランダ準徒手療法士。基礎コース・福岡校アシスタント担当。Nagasaki Orthopaedic & Sports Physical Therapy(NOSPT) 役員。総合病院、整形外科クリニック、デイケア、特別養護老人ホームを経験。 自身の“辛い腰痛”の経験から、「世の中の腰痛で苦しむ方を助けたい」という使命を持つ。 一時的に自覚症状を解消するだけの対処療法ではなく、腰痛の患者様を「施術」から「トレーニング」までトータルにサポートすることを信条としている。一児の父。