運動パターンの作り方 | 日本オランダ徒手療法協会

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運動パターンの作り方

2019.12.09

From:長島 将太

 

@博多のスタバより

 

もう12月に入ってしまいましたね。

 

久々に博多駅に行くと

 

キラキラのイルミネーション…

手を繋いだカップル…

屋外ブースには『ホットワイン』や『Xmasキャンドル』

 

駅前はすっかりクリスマスモードになっていました。

 

こんな感じです。

↓↓↓↓↓↓

 

そして、極めつけは『ゴスペルシンガー』による

野外コンサート。

 

もうムード満点でした。

 

こんな時、隣に誰か居たら、、

このシュチュエーションも、、、

 

なんて昔の事を思い出しながらも

足早に家路を急ぐ私(笑)

 

人混みをかき分けながら

ようやく帰りの電車に乗車し、

ふとスマホを見ると

こんなテーマのSNS投稿が目についた。

 

『セラピストの理論武装』

についての記事だった。

 

詳細は割愛しますが、

 

端的に言うと、

 

「知識ばかり詰め込んでも結局、実践していなければ結果は出ない」

「実際の現場では、口ばかり理論を並べて実践しているセラピストが少ない!」

 

と危惧している内容でした。

 

確かにそうだけれど、、、

 

あなたは『理論派?』『テクニック派?』

 

そこで、あなたへ質問です。

 

(チャーチャン ! ! )

 

あなたはどちらのスタイルに

当てはまりますか?

 

A.知識/理論を重視する『理論先行型の治療家』

B.即時的な変化が重要『テクニック先行型の治療家』

 

このテーマは、賛否両論ありますよね。

 

Aは「机上の空論だろ。やっぱり実践だよ!」と

揶揄する人がいれば…

 

一方で、

Bは「小手先のテクニックだけでは治らない」と

反論する人もいる

 

私は、、、、

どちらも大事だと思います(笑)!!

(そりゃそうだろー!!ってツッコマナイデね)

 

でも、この問題って意外と深刻ですよね。

 

最終的には『患者さんが治れば良いじゃん!』って

言う人もいるからタチが悪い。

 

なぜなら、

『理論なきテクニックには再現性がない』からです。

 

さらに、逆も同じ。

『テクニックの伴わない理論は机上の空論』です。

 

重要なのは両者のバランス。

 

再現できなきゃ、安定した結果は出せません。

実践できなきゃ、安定した結果は出ません。

 

だから、両者のバランスが重要。

 

そして、

ここぞという時には

 

『理論』を…

『テクニック』を…

 

それぞれを駆使して

患者さんを笑顔にするんです!

 

それでいいーんです(ジョンカビラ風に)

 

すいません。

少し熱くなってしまいました(汗)

 

さて、今回は『可動域に拘った治療』での

失敗談を共有させて下さい。

 

もしかすると、同じ経験していませんか?

 

可動域はあるのに、動かない肩

 

肩関節周囲炎の患者さんの話。

 

介入当初は、

肩の痛みが強くて、力も抜けず

全くリラクゼーションが取れなかった患者さん。

 

その痛みにより、徐々に拘縮気味になっていたんですね。

 

当時の私は迷いながら

焦りながら治療してました。

 

(この状態っていつまで続くんだろーってね)

 

そして、リハビリして2ヶ月ほど経った時でした。

 

治療当初にあった痛みもずいぶん落ち着き、

筋肉の緊張もほぐれ、肩の動きも改善していき

だんだんと日常生活でも動かせるようになってきました。

 

しかし、唯一の課題だけ

なかなか解決できず悩んでいたんです。

 

それは、、、

 

『自動運動になると手が上がらない』という問題。

 

インナーマッスルも入るし

肩甲骨周囲の筋肉もある程度ついてきた…

 

なのに、手を上げようとすると

肩をすくめるような代償運動が出てしまう(泣)

 

そんな時、

丁度オランダ徒手を学んでいた私は

一つの理論を思い出した。

 

それが、

『運動パターンの再構築』という考え。



重要な『運動パターンづくり』

 

少し専門的なので、分かりやすくいうと

 

手をあげる時に必要な筋肉が、

適切な力発揮をし、

適当なタイミングで収縮させ、

適当なリズムで肩甲骨と連動すること

 

当時の私の治療は、単純なレベルで

考えてしまっていたので中々動きに

繋がらない治療をしていました……トホホ

 

そこで、再度下記の点に焦点を当て

治療内容を変更。

 

 

具体的には、、、

 

①肩甲骨位置を学習(『肩甲骨セット』)

・治療者が患者の肩甲骨下角に指をあてる

・患者さんは一旦、肩甲骨を挙上してもらう
・次に、肩甲骨を挙上した位置からグッと肩甲骨を下制させる

 

さらに、

その『肩甲骨セット』を維持したまま次の課題へ

 

 

②肩甲骨位置+上腕部の位置を学習

・30度、45度屈曲を保持

・90度屈曲、120度を保持

・150度屈曲を保持

 

お次は、

様々な角度での位置を学習させた後に

次は自動介助運動へ移行。

 

こんな簡単にはいきませんが、、(汗)

 

代償が出ない範囲を見極めながら

臥位、側臥位と姿勢を変え、

最終的に座って手をあげる状態まで

運動パターンづくりに重きをおいて治療にあたりました。

 

 

この組み合わせ、ステップで

代償を見極めながら運動療法を実施することで

最終的に自動でも動きを獲得する事が可能となった訳です。

 

このように、関節の(他動の)動きにばかりになってしまい

『動きづくり』が疎かにならないように、、

 

 

『可動域』+『筋力』+『運動パターン』

 

この3点セットで、運動療法を組んで見ると

スムーズな治療運びが可能になるかもしれません。

 

PS

なんと『博多駅前イルミネーション』の点灯式には

毎回、超有名アーティストがいらっしゃいます!

 

2016年:中島美嘉

2017年:ゆず

2018年:絢香 ←生で見ました!!

 

そして、今年は『山崎まさよし』さんでした!!

来年はどんな大物が来るのか楽しみですね。




この記事を書いた人

長島 将太

長島 将太

理学療法士。JADMT認定 徒手療法士。プロの選手からインカレ・インターハイ選手など数多くトップアスリートを診てきている。また、オランダ徒手療法ではチーフ講師として本物の医療を伝えるために後進の育成にも余念のない。サーフィンをこよなく愛する2児の父。