偏頭痛は『髪ひっぱりリリース』で治せ! | 日本オランダ徒手療法協会    

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偏頭痛は『髪ひっぱりリリース』で治せ!

2020.05.01

from 杉山貴規 自宅デスク

 

ゴールデンウィーク始まりましたね〜

 

自宅で過ごすこんなGWも初ですね。

 

昨年の今頃は、試合試合の連続で、ほとんど家にいなかったです。

 

今年は、もちろんSTAY HOMEってな感じなっていますから、家の中か庭の草いじりをして過ごす日々です。

 

とは言っても、そんな同じことをしてられないので、自分は読書の他に漫画を読んでいます。

 

なんの漫画か?

 

『AKIRA』っていう漫画です。

 

聞いたこともある人も多いのではないでしょうか?

 

大友克洋さんが書いた1982年に連載された漫画です。

 

なんで、そんな昔の漫画を今になって読むのか?って

 

それは、この漫画の設定がすごいからなんです。

『時代は2019年で翌年に東京オリンピックが控えているという』

 

うわっ

 

って思った人もいるんじゃないでしょうか?

 

そう、まさに今の日本を予期していた内容なんです。

 

内容はSFなんです。日本が危機に瀕して、それに政府が、、、

 

まさに、今と同じ???

 

そう、作者は預言者なのかって思うくらいの内容

 

まだ二巻までしか読んでいなんですが、時代設定がリアルなのでのめり込むように読んでます。

 

さて、昔、予言、温故知新

 

そんなワードで今回こんなことを紹介しようかなって思います。

 

それは『筋膜リリース』

 

最近では筋膜リリースを頻繁に治療院や病院で行なっている人多いと思います。

なんか、最近の流行りみたいな感じになっていますよね。

 

fasciaなんていう日本語訳の本が出たのも3〜4年前くらいで、そも前からも一部の先生が使っていたくらいのものです。

 

でも、その歴史は古くて

筋膜リリースという言葉が生まれたのは、アメリカで1874年にアンドリュー・ティラー・スティルによって作られたオステオパシー医学の中で使用される手技の一つからなんですよね。

 

だから、ものすごく古い手技なんです。

 

それが、ここ数年で、すごくクローズアップされてきたんです。

 

ってな感じ、昔の手技が今になって、一般の療法士に届くようなことがあるんです。

 

そんな、筋膜リリースの中から今回はこれも古いDVDに収録されたものを、最近使って偏頭痛が良くなった話をします。

 

面白い手技なんですが、患者さんには説明を入れないと怒られるかもしれないし、他の人から見ると虐待的な感じに見えるんで注意が必要です。

 

では、、、スターティン🖤(りんごちゃん風)

 

偏頭痛が取れない会社員

 

先日、自分のところに偏頭痛がひどい患者さんがきたんだ。

 

理由は一つデスクワークのやりすぎで、左側頭部から頭頂部にかけてとにかくズンズン痛みがあるとのことだったんだよね。

 

こんな時期だから、脳梗塞などレッドフラッグは注意して色々聞いたんだ。

それはなぜか?

 

先日アメリカの大学病院でコロナが原因で30〜40歳代の男女で脳梗塞が頻発したって話だったんだよね。

 

だから、コロナの疑いも視野に入れて、

・高血圧

・不整脈

・呂律の状態

・顔面麻痺の状態

 

など詳しく調べたんだよね。もちろん既往歴のところもね。

 

ま〜結果、脳梗塞や脳出血などの疾患の症状もなく、コロナの症状もなかったんで、施術を行ったんだよね。

 

話を聞くと、

デスクワークが問題だっていうこと、

痛みの部位が左頭部から順に左肩背中にまで走っているという点から、

猫背の問題で皮膚、筋肉や背骨のアライメント不良によって循環が滞り、頭部に強い頭痛を引き起こしているって考えたんだよね。

 

なので、

肩関節、首回り、胸部、胸椎から頚椎にかけての

 

・筋肉・皮膚のリリース、

・頚椎胸椎のモビライゼーションとマニュピレーション

 

を実施したんだよね。

循環が良くなれば痛みが緩和すると考えたから。

 

すると、痛みのある首、背中、肩周りは消失したんだ。

 

思った通りって、ちょっとドヤ顔感が出て、

 

杉山「いい感じになりましたか、痛みがなくなってよかったですね。」

患者さん「いい感じです。でも、、、」

 

そうなんです。この患者さんの最大の悩みは偏頭痛

 

それが、全くと言っていいほど取れなかったんだ。

 

なんで?

 

理論上、循環が良くなれば良くなるはずなのに、、、

 

問題は頭部の皮膚の硬さ

 

偏頭痛が取れない?

 

これはもしかしたらレッドフラッグか?

 

しかし、問診上問題ないし

 

でも、自分は医者じゃないから、何かあってはいけないので、一回病院に行ってもらって、精密検査を受けてもらったほうがいいかもしれないって思ったんです。

 

そこで、知り合いのドクターにこの方の症状を説明して、一応見てもらうようにしてもらったんです。

 

数日後その方が結果を持って、来てくれました。

 

ホッとしました。

 

帰って来てくれたということは、問題なしだなって。

結果は案の定、問題なしってことだったんです。

 

もう一度問診をし、どこが痛いか聞いて、

 

疼痛部位は前回と同じ左側頭部・頭頂部で範囲は広い。

 

病院で診てもらい損傷はないわけで、実際頭に炎症症状はないわけだから、、、

 

なんでかな〜って思いながら、患者さんの顔を見ていたんです。

 

じっとね。

 

あれ?

 

なんか?左顔面だけなんか引きつった感じがある。

 

もしかして、、、

 

そう、その方の原因がわかったんです。

 

それは、、、

 

なんか悪役レスラーみたいっすね

 

頭部の皮膚が固いんじゃないかってこと。

 

それから、患者さんの了解を得て、顔面から頭部かけての皮膚の硬さの左右差を確認したんです。

 

すると、左側の皮膚がかなり突っ張っていて、指で引っ張ろうにも引っ張れない状態。逆に右側問題なくつまめて皮膚が伸びるんです。

 

ってことは、

循環が回りにくいのもこの硬さが問題で、循環を遮っていた可能性があるって考えたんです。

 

そこで、左顔面の皮膚リリースを開始、いい感じで皮膚も柔らかくなって、目の開きも大きくなって来たんです。

 

で次に頭部へ、

頭部って皮膚を引っ張ろうにも髪の毛が邪魔するんです。

 

リリースを行おうにも、もともと突っ張った状態ですし、難しいです。

 

どうするかって悩んでいて、

『考える人』『一休さん』状態で悩んで

 

!!!!!

 

昔、見たリリースのDVDを思い出したんです。

 

杉山「あのですね。髪の毛を引っ張っていいですか?」

(手技内容と効果の説明をして)

患者さん「ならいいですよ。なんか悪役レスラーみたいっすね」

 

そう、髪の毛を引っ張って頭部の皮膚をリリースすることにしたんです。

 

そうすることで、ピンポイントで行うことも可能ですし、あらゆる方向に皮膚を引っ張ることができるんです。

 

すると左右差がないくらい、どちらかというと左側頭部の方が皮膚の緩みが出たんです。

 

痛みは、消失

 

すっかり、偏頭痛も無くなったんです。

 

患者さんも、その効果にびっくり、家でも髪の毛ひっぱることした方がいいですかって話になったんですが、さすがにそれは難しいって伝えて、

 

家では髪の毛を洗うときに髪の毛用のブラシで頭皮をマッサージして、交代浴をやってくださいって話したんだ。

 

それから、その患者さんは偏頭痛で、自分のところには来なくなって、そのとき自分がした悪役レスラーテクニックを笑って話しています。

 

もし、リリースで上手くできないときは、何かを介して行うなど工夫をするといいかもしれないです。

 

悪役レスラーリリースは本当に周りか見たら酷いセラピストになってしまうんで注意してください(笑)

 

PS

『AKIRA』

 

時代背景もそうだけど、今の情勢とかぶることが多い漫画。今だから深く読み込める大人の漫画かもしれない。

 

笑えないけど、この漫画1冊特別価格でも1600円以上(笑笑、、、笑えない)