ギックリ腰は"治療しない方"が治る? | 日本オランダ徒手療法協会    

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ギックリ腰は”治療しない方”が治る?

2020.04.09

from 黒田雄太  @自宅デスクより

 

最近はコロナウイルスの関係で、外で遊ぶ子供が減りましたね(汗)。

 

うちの娘も例外ではありません(苦笑)。

 

その結果、家の中でYoutubeを見ながらダンスを踊っています!

 

でも、コロナ云々の以前から子供が外で遊ぶのって少なくなっていましたね。

 

公園に子供たちはいるものの、外でゲームをして集まっている(苦笑)。

 

走り回って遊ばんかい!って思うんですけどね(笑)

 

僕が子供の頃は学校が終わったらすぐにみんなで公園に集まってサッカーや野球をしていました。

 

遊ばないせいか、子供の姿勢が悪いことや上手く走れないことなどが増えたような気がします。

 

朝礼で貧血ではなくて、普通に立っていられない子供もいるとか(驚)!

 

僕の子供の頃とまた時代の流れが変わってきているなぁと感じます。

 

これは治療の世界も同じで様々な治療法も時代とともに変わっています。

 

腰痛治療も例外ではありません。

 

今回はギックリ腰の治療についての話をしようと思うんですけど、あなたはきちんと時代の流れについて来れていますか?

 

ギックリ腰の治療戦略

 

あなたはギックリ腰の患者さんが来たらどんな治療をしますか?

 

・腰痛体操

 

・徒手療法

 

・テーピング

 

・物理療法

 

・安静を指示

 

こんな治療法を選びますかね?あなたがやっているものもありますか?

 

ですが、このような治療をやって実際のところ結果がどうかというのが問題ですよね。

 

正直、僕はあまり良い結果となった経験はありません(涙)。

 

ギックリ腰って仙腸関節捻挫って言われることもあるんで、仙腸関節の矯正や多裂筋のリリースをしたりもしていました。

 

時々多裂筋のリリースは効果があったような気がしますが(笑)。

 

そんな感じで僕はギックリ腰に対してアプローチして、その場で痛みが減った経験も少ないですし、逆に痛みが強くなってしまったこともありました。

 

結構ギックリ腰ってどんな治療をしたら良いか悩んでいたんですよね〜。

 

でも、僕のギックリ腰の治療は”ある事実”を知ってから180度変わりました!

 

グ〜ンと治療成績がアップしたんです!

 

その”ある事実”とは結構治療業界では衝撃的な事実だと思います。

 

でも、しっかりと効果は実証されています。

 

その”ある事実”とはなんでしょうか?

 

科学的根拠に基づいた医療

 

ギックリ腰いわゆる急性腰痛に関するこんなデータがあります。

 

急性腰痛の治療で

 

・安静を指示した群

 

・運動療法(一般的な腰痛体操など)群

 

・日常生活を継続する群(身体的な治療なし)

 

の3つの群で一番治療成績が良かったのは「日常生活を継続する群」だったんです。

 

もちろんある条件があります。

 

それは”痛みがない範囲”もしくは”痛みが強くならない範囲”です。

 

逆に安静にした群が一番治療成績が悪かったんです。

 

一昔前は「急性腰痛=安静」でしたが、それは完全に覆されてしまいました。

 

仮に痛みがかなり強くて起きられないほどの腰痛でも、3日以上の安静は推奨されません。

 

日常生活を継続することで不要な筋力低下が予防できます。これが一番慢性化しないために必要なことです。

 

なので、逆に何かの治療をすることでギックリ腰の回復を遅らせているかもしれません。

 

現時点でギックリ腰に対する治療は日常生活を継続することが一番成績が良かったという結果が出ています。

 

ですが、それもいつ覆されてしまうか分かりません。

 

もしかするとこのメルマガをあなたが見ている時には変わってしまっているかも(汗)。

 

医療はそれくらいすごいスピードで常に進歩しています。

 

我々も科学的根拠に基づいた医療情報をしっかりと収集しながら、自分の治療もアップデートしなければいけませんね!

 

【グッバイ!腰痛!】そんな日がいつか来ますように

 

P.S

僕自身も運動不足なんで、自宅でYoutubeを見ながら運動しています!僕のお気に入りははNHKの「みんなで筋肉体操」です(笑)。


この記事を書いた人

黒田雄太

黒田雄太

長崎県在住の理学療法士。【JADMT公認】オランダ準徒手療法士。基礎コース・福岡校アシスタント担当。Nagasaki Orthopaedic & Sports Physical Therapy(NOSPT) 役員。総合病院、整形外科クリニック、デイケア、特別養護老人ホームを経験。 自身の“辛い腰痛”の経験から、「世の中の腰痛で苦しむ方を助けたい」という使命を持つ。 一時的に自覚症状を解消するだけの対処療法ではなく、腰痛の患者様を「施術」から「トレーニング」までトータルにサポートすることを信条としている。一児の父。