日本オランダ徒手療法協会    

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横綱白鵬の休場を考察してみた件

2020.01.28

from 杉山貴規 吉祥寺スタバ

 

この間あるニュースを見たんだ。

 

それは、『関節症に光明』というタイトルだった。

 

中身は再生医療の話。

 

話題なったのはMLBで活躍している田中将大選手

肘を怪我をして、PRP療法とリハビリによって復帰を果たしたのは有名

 

しかし、今回の再生医療はこれよりも身近で、リハビリ現場では今後受け持つことが多くなるかもしれないもの。

 

その方法は「自己タンパク質溶液(APS)」療法

 

PRP療法の高性能バージョンなんだけど、関節内の炎症改善に特化した次世代PRP療法なんだって。

 

しかも、手術ではなく注射を行っていく。

 

では打つとどうなるのか?

炎症がおきた関節内では破壊に傾ける因子、つまり炎症性物質や軟骨分解酵素が強く働いている状況です。APSを炎症が起きた関節腔内に投与すると、APS中の抗炎症性物質と成長因子が炎症と軟骨破壊のバランスが整え、さらに人が本来持っている治癒能力や組織修復能力・再生能力を最大限に引き出すことを目的とした治療

 

らしい。

 

つまり、再生医療は再生医療だが、軟骨そのものを改善し、根本治療でないが、炎症と可動域を改善させるものらしい。

 

すごい世の中になってきましたね。

 

自己免疫を上げていき炎症を改善させていく。

 

リハビリで痛みを取り除くということは少なくなり、再発予防と予防ということをさらに重要視されていく時代になっていくかもしれない。

 

数年前は運動療法と物理療法でこれがダメなら即手術みたいな感じだったけど、その間を受け持つような療法は患者さんにとっていいことだよね。

 

まだ、このAPS療法からのリハビリを受け持ったことがないので、より勉強して備えたいですね。

 

ガラリと変わって、相撲の話

 

軽い感じで聞いて。

 

今回横綱白鵬が休場しましたんだけど。

 

内容は腰部挫傷と右かかとの蜂窩織炎

 

横綱ともなると、多くの強い相手が打倒白鵬となり一丸となって向かってくるから大変

 

そのため、怪我も多いのですが、

 

腰部挫傷と踵の蜂窩織炎が同時になったんでしょうか?

 

そんなのなったから原因なんてそれぞれ別問題だろうって思う人もいるかと思うんです。

 

しかし、自分はもしかしたらこれって偶然の怪我ではなく、必然に起こったんじゃないかって思ったんです。

 

それは。。。

 

偶然ではなく必然!

 

神経的なつながりで起こった事実なんじゃないかって、

 

腰部挫傷って書いてあるんで細かい場所までは書いてはいないんですが、

過去の怪我からそれがわかるんじゃないかって思ったんです。

 

いわゆる既往歴です。

 

ちなみに腰の怪我の範囲っておそらく胸椎11番から仙椎3番らへんまでなのかなって考えたんですよ。デルマトームでも同じ

 

そして、右踵はデルマトームでいうとL4、5、S1、2になるんです。

 

なんか重なってないですか?

 

でも、これだけでは信ぴょう性がないですよね。

 

そこで、さきに言った既往歴をざっと調べてみたんです。

 

すると怪我の数も横綱級

ネットに書いてあったものだけを抜粋したので、実際はこれ以上はあるかと思うんですが

 

<怪我の歴史>

2006

9月場所 右膝負傷

11月場所 左母趾基節骨遠位端骨折と診断され手術

 

2012 

1月場所 左足親指を痛める

5月場所 左手人差し指を剥離骨折

 

2015 

9月場所 左大腿四頭筋腱炎

 

2016

9月場所 左膝タナ障害・右母趾伸筋腱損傷・右足関節炎

 

2017

3月場所 右母趾捻挫、右大腿筋群損傷

5月場所 左足親指を打撲(あるいは脱臼)

9月場所 左大腿四頭筋腱炎、左足関節靱帯損傷

 

2018

1月場所 左母趾MP関節靱帯損傷、右母趾末節骨骨挫傷・爪下血腫

7月場所 右膝蓋腱損傷、右脛骨結節剥離骨折の疑い

 

2019

1月場所 右腕を負傷

 

2020

1月場所 腰部挫傷、右かかと部裂傷蜂窩織炎

 

すごいですよね。

 

パッと見ると何か左側が多いような感じも受けるんですが、

 

これから何がわかるのか?

 

それはスクレロトームとデルマトームで明らかになったんです。

 

既往歴が示してくれら今回の怪我の必然性

 

怪我を見ると

左右母趾から大腿部にかけて広範囲に怪我をしていることがわかりますよね。

 

それをデルマトームで見ると

L1〜L5、S1の範囲で起きていることがわかると思います。

 

デルマトームはあくまでも皮膚分節感覚帯ですよね。

 

この怪我の中をよく見ると骨折しているところもあるんです。

 

実は骨にも神経が通っていてそれの分節あるんです。

で既往歴とこれらをスクレロトームってやつで見ると

 

左母趾基節骨遠位端骨折 L5S1

右母趾末節骨骨挫傷 L5S1

右脛骨結節剥離骨折 L4L5S1

 

スクレロトームで見るとL4、L5、S1

 

このほかにも神経の栄養血管の範囲もあるんだけど説明するともっと書くことが多くなるから次回にするね。

 

総括すると、靱帯・筋肉・骨の怪我を今までしてきたせいで、そこの部位のレベルの神経の伝達や栄養血管の循環が悪くなったことで、腰部挫傷を引き起こし、かかとの蜂窩織炎になった可能性あるんだよね。

 

つまり、今回の二つの怪我は偶然じゃなくて必然の可能性が高いってこと。

 

神経生理学的な一視点からみた場合の考えなんだけどね。

 

しかし、こんな感じで一つの違った視点でもこの人怪我をした理由が偶然では必然に起こった理由が垣間見ることが可能なんだ。

 

施術はどうするかって?

 

それはいろいろな方法があると思う。

今の現状を治したとしても結局は足部や腰をやる結果になるんじゃないかな?

 

まずは、怪我をした人がどうなりたいのか?どういうゴールを目指していくのか?っていうところを聞いてプログラムの立案を立てるかな。

 

もし、今自分が白鵬を診るのであれば、腰から見ていくと思う。

 

腰椎仙椎から伸びている神経の流れをよくして、下肢の循環を良好な状態に持っていくかな。それでも、実際は腰部挫傷の状態を把握してから問診をしてリサーチして的確な施術をしていくと思う。

 

今回は少し違ったテイストでブログを書いてみました。

 

本当はこの先に書きたいことはあるんだけど、今回はここまでにしたいです。

あくまでも、ネットで検索した既往歴から考えた視点なんでね。

 

どんな人でも、実際の施術するときは同じような視点や考えを持って施術しています。

 

P.S.

 

どんどん医療は進化していきますね〜

 

どんどん知識をつけて経験して、自分自身の進化を止めないようにしないといけないですね。

 

でも、勉強は嫌いだ(笑)

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