日本オランダ徒手療法協会    

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治す気満々の患者さんの落し穴を解説します

2020.01.01

From  橘田幸博 スタバにて

 

新年明けましておめでとうございまーす。

スタッフを代表して

今年も日本オランダ徒手療法協会をお願いいたします。

 

それと、私のお店のリアンスポーツ整骨院も(笑笑)

 

勝手な宣伝はダメか(笑)

 

でも、正月の一発目の投稿なんで、みなさんお許しを。。。

 

では、本題に入るんですが、実は時々思いに耽ることがあって、

 

最近特によく感じることがあるんです。

 

僕の地元の山梨は、都会ではなく、田舎なのだが。

 

その田舎には、なぜかお世話になっている人に物をあげる習慣がある

 

あげるものは購入したものだけではなく、

 

自分で育てた野菜や果物、料理したものや漬物などめっちゃ幅広い。

 

でも決してそこには、見返りの心は微塵もなく、

 

とにかくあげたいという気持ちだけでプレゼントしている。

 

もちろん、その風習が身についている僕も

 

毎回ではないが、たまに自分でつけた白菜の漬物を人にあげることもある。

 

最近もその機会があったが、その時に気づいたことがある。

 

それは、、。

 

もらう時よりあげる時の方がなんか嬉しい気持ちが多い

ちょっと気取っている僕は、人にサプライズでプレゼントすることが好きで、

 

妻の誕生日には必ずサプライズで買ってくる。

 

あげる瞬間やその時の笑顔を見るとめっちゃ気分がいい。

 

そんなことって本当にあるのかと調べてみると、

 

確かにあげた人の幸せ度が高いという記事がたくさん出てくる。

 

特に、「自己有用感」、つまり自分の存在が役に立っている、貢献していると認識している

時に感じる感覚に人が幸せを感じるらしい。

 

何かわかる気がします。

 

ボランティアもそれに該当しますね。

 

僕たちはモノやサービスが溢れている昨今、

 

アイデンティティを見失ってしまうことが多いと思います。

 

これからは金銭やモノ、労働という対価をもらうよりも、

 

自分が誰かの役に立っているという感覚(自己有用感)をもらえる方がよっぽど幸せなことだ

 

と思います。

 

「ギブ、ギブ、ギブ」をして行きましょう。

 

さて、今回のお題は「医療用語の使い方」です。

 

患者さんに症状の説明をする、原因を説明する、

 

なんでこの体操が必要か説明する、

 

どんなトレーニングすればいいかを説明しながら実践するなど、

 

実は患者さんに何かを伝える機会って、施術をしている時間を同じくらいありますよね。

 

患者さんは毎回、今回はどうだったとか痛みの疑問をぶつけてくるので、

 

僕らは常に答えを用意しておかなければいけないし、

 

何かをしっかり伝えなければいけない。

 

じゃあなぜ、今回このお題にしたかというと、

 

昔にこんな出来事があったからです。

 

疑問が残る問診

右の臀部から下肢の筋肉の痛みで来院された65歳の女性。

 

久しぶりの来院です。以前は腰痛で来院してたかな。

 

今回は2週間前に地元開催の歩け歩け運動というイベントに参加し、

 

8キロぐらい歩いた次の朝から今日まで痛みが酷く辛いと訴えている。

 

痺れや関連痛症状もなかったので、

 

一時的な負荷で、筋肉を負傷してしまった感じだ。

 

臀筋、ハムストリング、下腿三頭筋 の軽度の肉離れだ。

 

こんなに広範囲の症状はめずらしいが、

 

普段仕事でデスクワークの方が本当に久しぶりに

 

運動したら確かに理論上は起きても不思議ではない。

 

うつ伏せになって該当する筋肉を触診しても

 

筋緊張を酷く圧痛もある。

 

ゴリゴリした硬結までにはなっていないが、

 

筋肉に柔らかさは一切ない。

 

ではなんで治らないのか。

 

あなたもここまで読んでもなんでこんな単純な症状のものが2週間もなんで治っていないの

 

かが気になりますよね。

 

そして1つ気になる情報。

 

その患者さん曰く、早期に症状を改善をするための「ストレッチ」を

 

実施して、回復に努めていると言っています。

 

悪くないですよね。。

 

その時は、全然原因が曖昧で施術を開始。

 

でも面白いものでそんな時はだいたい失敗。

 

時間が経過しても全然治りません。

 

「ストレッチの原因」なんて夢にも思いませんでしたが、

 

あとになって実施しているストレッチを

 

やってもらってもらい、

 

実は患者さんが実施しているこのストレッチに問題があったことがわかったのです。

 

実際にやってもらわないと分からない

僕も実際にやってもらって驚いたのですが、

 

患者さんの実施しているストレッチは筋トレ。

 

仰向けでのSLRをアクティブにやっていたのですが、

 

つまり筋肉を伸ばす運動ではなく、足をあげて筋肉を収縮させた

 

立派な筋肉トレーニングをやっていた。

 

それを毎日何回も何回も実施していたのですから、

 

それは筋肉の緊張も取れるはずもありません。

 

筋肉には刺激と栄養を休息は必要なのに。

 

刺激ばかりで、組織が壊れていくばかりで回復するわけありません。

 

もし、このままこの「ストレッチ風筋トレ」を続けていたら

 

そのまま慢性化してもっと治りにくい状態になっていたでしょう。

 

で、今回のお題は、「医療用語の使い方」でしたね。

 

そうです。以前来院された時にストレッチの重要性をかなり重点的に説明し、

 

実施してもらいました。

 

その時は腰だったので、今回の下肢ストレッチは指導しなかったですが、

 

「ストレッチは重要!」ということは覚えて頂いたみたいで

 

自分で考えてやって見たらしい。

 

今回はエラーがわかった時点で説明したが、

 

初めて聞きました、見たいなリアクションをされていたので、

 

伝え方が甘かったと自分も反省しましたが、

 

僕が当たり前に使用している「ストレッチ」でさえも認識は間違っていることもあると痛感

 

しました。

 

以前のブログにも聞きましたが、

 

僕らが想像しているものと実際は違うことがあるということを

 

しっかり認識することが非常に大事。

 

「庭いじりってどんな姿勢でどんな作業?」

 

「少しってどれくらい?」

 

「パイロットってどんな仕事内容?」

 

など聞かないと分からない、やってもらわないと分からないことって

 

たくさんあるんです。

 

なので、僕らが難しい医療用語を使っていたら、

 

その大切な情報を聞けないし、伝わらないです。

 

すると今回紹介したケースにつながります。

 

それ以来、出来るだけ簡単な言葉で伝えて、

 

その伝えたものがあっているかどうが実際にやってもらうことにしています。

 

こんなちょっとなことが僕ら施術者は大事にしていきたいですね。

 

P.S

実は白菜って中国や台湾では健康運や財運の縁起物なんだって、だから今年はたくさん食べて健康もこっちも大いにアップしたら最高!

 

で、実は私、白菜の漬物が得意です。誰か食べたい方いますか笑笑

持って行きますよ〜〜〜〜〜

 

こんな、初日のブログに白菜を持ってくる自分、やはり何か持ってます!

今年も、よろしくお願いいたします!


この記事を書いた人

橘田 幸博

橘田 幸博

柔道整復師。【JADMT公認】オランダ徒手療法士。JATAC アスレチックトレーナー。整骨院を経営しながら、オランダ徒手療法の代表 土屋の右腕として施術から協会のマネージメントを担う。また、タッチラクビー日本代表(2015,2019)に帯同。2019タッチラグビー世界選手権日本初の銅メダル獲得にも貢献、その他数多くのトッププロの施術を行う。一児の父。

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