日本オランダ徒手療法協会    

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肩可動域制限は腰椎分離症が原因

2019.11.26

from 杉山貴規 広尾オフィス

 

 

頭がメチャクチャ冴える

 

 

自分にとってコーヒーは必需品ってことは、どこかのブログで話したと思うが、

 

 

最近はそれが如実にわかる。

 

 

カフェインの量で集中力が変わると思い、コーヒー以外の飲料を試したのだが、コーヒーに勝るものが未だかつて見つかっていない。

 

 

エナジードリンクとかの方がカフェインの量が多いのだが、何か違うんだ。

 

 

いろいろ調べてみると、やはりコーヒーや緑茶といったものが集中力が増すというように書いてあった。

 

 

エナジードリンクは砂糖の量が多く、逆に集中力を低下させるらしい。



 

しかし、今日は本当に頭が冴えるんだ。



 

こういう日は何をやっても、成果がすぐにでる。

 

 

患者さん治療やるとよくわかる。

 

 

仮説がすぐに立てられ、施術をすぐに行える。もちろん失敗することがあるんだけど、すぐに方向修正が可能で、次の施術では成果が出る。

 

 

キレキレって感じ

 

 

そんな時に不意に思うのは、

 

 

この仮説は

 

  • 局所的によるものなのか?
  • 姿勢によるものでも解決できるんじゃないか?
  • 自律神経からでも解決できるんじゃないか?
  • 心理社会的要因でも解決できるんじゃないか?

 

 

鶏が先なのか?卵が先なのか?

 

 

いったいどっちなんだって思う時があるんだよね。

 

 

つまり、仮説ってこじ付けみたいなところがあるんだよね。

 

 

例えば、自律神経が問題って考えて、脊柱をいじって症状が解消する時があるでしょ。でもそれって、脊柱のアライメントが良くなったから神経の絞扼がなくなったことによるもの。つまり、姿勢が問題で考えても、姿勢を良くしたから脊柱のアライメントが良くなって神経の絞扼がなくなり、自律神経の問題が解決された。っていうことにもなるんじゃないかって…

 

 

そんなことを施術中に考えることができる時は本当にキレキレの時。

 

 

こういう時は、本当に施術が楽しくてたまらない。

 

 

だから、そのキレキレを保つためにコーヒーは欠かせないんだ。

 

 

今回は、そんなキレキレの状態を取り戻したい、水泳選手の話をするね。



腕の上がりが変なんです

 

選手「手がうまく上がらなくなったんです」

 

 

見ると、そんな変なところはない。

 

 

最大可動域をすべての動きで出している。

 

 

しかし、本人はクロールとバタフライの泳ぎが以前よりも違和感があって、その理由が腕の動きだってことに気がついていたんだ。

 

 

実は自分は、未だかつて水泳の選手を見たことがなかったんだ。

 

 

だから、腕の可動域を見ても特に問題がないと思ったんだが、実際のオリンピック選手の泳ぎの腕の使い方とその選手の腕の動きはかなり隔たりがあったんだ。

 

 

もちろんトップアスリートと普通の選手では大きな違いはあるかもしれないが、それにしても違いがある。

 

 

それはストリームライン。

 

 

両手を頭部の上で重ねて、両耳よりも後ろに上げること。

 

 

このポーズをとると肘が曲がってしまう。

 

 

そのため、泳ぐ時にかなりの抵抗がかかる。

 

 

本人はこれをどうにかして欲しいって言ってきたんだ。

 

 

肩の問題だろうと思い、最近怪我をしたかどうかを聞いたんだ。

 

 

すると思いもよらない答えが返ってきた。

 

 

半年前、腰椎分離症の診断が出たという。

 

 

そのほかにはないのかと思ったが、自分が期待した肩や頚椎の疾患は全く出てこず期待外れだった。

 

 

では一体、何が問題なのか…

 

上半身ムキムキ

 

それはあることで判明する。

 

 

上半身が異様なまでに筋骨隆々で上腕の筋肉も水泳選手以上。

 

 

話を聞くと、分離症になって以来、水泳はもちろんのことランニングも禁止されており、唯一コルセットをつけての筋トレ上半身筋トレのみ許可が出ていたらしい。

 

 

そのせいで、ある動作が異常なまでに低下していた。

 

 

それは呼吸時の胸郭の動き…

 

 

特に下位胸椎レベルの肋骨の動きはかなり乏しいものになっている。

 

 

長期間の間コルセットをつけていたせいで、かなり胸椎の動きは制限されて動きが乏しくなっていたんだよね。

 

 

だから腕をあげる時に胸椎の伸展がない状態で腕の挙上を行なっていたんだ。

 

 

そこで、この胸椎の伸展と胸郭の動きを出すために、以下のアプローチを行なったんだ。

 

・胸郭の拡張訓練

・胸椎のマニュピレーション

・大胸筋と僧帽筋下部のリリース

 

 

すると、

 

 

驚くほどに、腕の挙上ができたんだ。

もちろん、分離症がある腰椎の伸展を出さずにそれが可能になったんだ。

 

 

本人も鏡の前でびっくりしていたんだよね。

 

 

その選手には、呼吸の練習と胸椎のモビライゼーションを椅子の背もたれを使ってやるように指示してリハビリは1ヶ月で終了。

 

 

今回のリハビリで、正常な可動域は多種多様なスポーツでは意味をなさいということ。それぞれの特性にあった可動域と動きをセラピストは考え目指すことが重要ということを思い知らされた経験だったんだよね。

 

PS

まっ、これも、結局今回は筋骨格系で考えて施術したんだけど。

 

長期コルセットをつけたせいで胸椎の動きが乏しくなったせいで、自律神経系に問題が生じ、頚椎と胸椎の関係から肩の動きが悪くなったっていう、仮説でアプローチすることも可能なんだろうけどね笑

PSS

キレキレを維持するためにコーヒーは1日5杯は飲むようになった。

 

そのぶん、トイレに駆け込む回数も増えたけどね笑




この記事を書いた人

杉山 貴規

杉山貴規

理学療法士。【JADMT公認】オランダ徒手療法士。整形外科、訪問リハを経験。10代のスポーツ選手の施術が得意。Jリーグ相模原U-18トレーナー担当。海外も含め、年間70回以上の試合帯同もこなす一児の父。

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