日本オランダ徒手療法協会    

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運動連鎖は痛みの原因じゃない!

2019.10.21

From:長島 将太

 

 

 

@東京赤坂のスタバより

 

 

 

10月初旬に筑波大に行った時の話。

 

 

 

人生で2度目のLCC『◯ットスター』を利用して

久しぶりに筑波大へ行ってきました。

 

 

 

LCCって何といっても低価格が売りですよね。

東京-福岡往復が1万円代で収まるなんて本当素晴らしいサービスです。

 

 

 

なので、サービスも必要最低限に抑えられてるのが特徴。

 

 

 

普段持っていく荷物が多い私にとっては

『持込荷物7kgまで』という制約は最大の課題。

 

 

 

というのも、過去にこの制約を知らずに搭乗しようとして

6000円ほどの追加料金を支払うハメに…(T . T)トホホ

 

 

 

結果として大手企業並の支払いをしたという苦い経験をしたからです。

 

 

 

今回は前回のような失敗をしない為にも

入念に体重計と打ち合わせをして臨みました。

 

 

 

まるで、百グラム単位で体重争いをしている女性のように(笑)

 

 

 

何とか「6.8kg」に納まり

残すは搭乗前の最終計量を残すのみ!!

 

 

 

クールな搭乗員

「窓側席のお客様から順に搭乗口へお並びください」

 

 

 

長島の心の声

「とうとうこの瞬間がきた!」

「自宅では大丈夫だったけど、まさかあの体重計壊れてないよな〜」

 

 

 

なんて心配をしながらも着々と順番が迫って来た。

 

 

 

クールな搭乗

「どうぞ。お次のお客様。」

心はザワザワしながらも、冷静を装いながらチケットを渡す私。

 

 

 

クールな搭乗

「ピッッ・・・」「お気をつけて行ってらっしゃいませ〜」

 

 

 

長島

「えっ・・・・?」

 

 

 

そうです。そのまさか。

ある筈の最終計量がなかったんです…

 

 

 

長島の心の声

「そッそんなバカな…(泣)」

 

 

 

「数百グラム単位であれだけ調整したのに、、、

 昨日の俺の苦労は何だったんだーーー」

 

 

 

このように、同じ失敗を繰り返さないように反省し、

次に向けて準備をしますが、時には報われない事もあります。

 

 

 

治療においても同様です。

 

 

 

患者さんに良くなってもらいたい一心で、入念に立てた治療プランも

いざ実施してみると思った結果が出ない事ってありますよね。

 

 

 

ただ治療においては、結果が出なかった事に凹むのではなく

何度でもチャレンジする『トライ&エラー』が必要なのです。

 

 

 

今回は同じ視点で治療を続けた結末についての話。

 

 

 

変形のない変形性膝関節症患者

後輩「んーーーなんでかなぁ?」

 

 

 

後輩がレントゲン画像を見ながら唸っていた。

 

 

 

長島「どうしたの?」

 

 

 

後輩

「いま担当の患者さんなんですけど、全然痛みが取れなくて…」

  

「主治医からの指示は”変形性膝関節症”だろうって言われてるんですけど」

 

「レントゲンを見直しても、よく分かんないんです…」

 

 

 

そこで、一緒にレントゲンをみる事に。

 

 

 

長島「あーなるほどね。問題はここにあったんだね。」

と後輩の肩をポンっと叩いた。

 

 

 

後輩「えッどこですか?」

レントゲンを必死にみる後輩。

 

 

 

実は問題は画像には無かったんです。

問題どころか素晴らしいアラインメントのおひざでした(笑)

 

 

 

では、なぜ後輩は痛みを解消できなかったか?

それは、、、

 

 

 

運動連鎖の呪縛

 

後輩の治療を聞くと、そこに原因がありました。

 

 

 

具体的な後輩の治療アプローチ

  • 歩行を見て
  • 動作分析をする
  • 膝に負担がかかりそうな動作を評価
  • 足底板や筋強化や可動域改善を行う

 

 

 

一見すると内容には問題がなさそうですよね。

 

 

 

ですが、後輩は常に『運動連鎖視点』から組み立てたアプローチ内容だったのです。

 

 

 

そして、患者さんの事について尋ねると

生活スタイルや仕事などのライフワークに関する

患者情報が全く把握できていなかったのです。

 

 

 

後輩は「痛み」や「動作」についてはよく聴けていたのですが、、、惜しい!!

 

 

 

そこで後輩には、問診の『3S』についてアドバイスをしました。

 

 

 

すると翌週。

 

 

 

後輩

「長島さん、この間の患者さんについてよくよく聞いてみたんですね」

 

「そしたら、毎週末に趣味の家庭菜園でずっと同じ動作を繰り返してたみたいで…」

 

「その動作が膝痛を強めていた原因だったみたいです!!」

 

 

 

その後、後輩は患者さんの生活様式や仕事の状況を把握し

運動連鎖視点と別視点(今回は仕事負荷の調整/負荷量の調整)を組み合わせる事で

 

 

問題解決に至りました。

 

 

 

このように治療では、気づかない内に同じ視点に偏ってしまい

解決の糸口になる重要な情報を聞き逃しているかもしれません。

 

 

 

患者さんを本当に良くしたのであれば、患者さんについての情報を

入念にリサーチすることが実は治療の近道なのです。

 

 

 

もし、同じ治療で結果が出ない方は自分の評価やテクニックを疑うのではなく

問診力(情報収集能力)にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

 

 

PS

飛行機に乗る直前。

 

 

 

少しでも荷物を軽くする為に

空港の書店で買ったビジネス書をズボンに入れた自分。

 

 

 

そして、その本を取り出そうとした瞬間

添乗員さんと目が合った時のことは今でも忘れません(苦笑)


この記事を書いた人

長島 将太

長島 将太

理学療法士。JADMT認定 徒手療法士。プロの選手からインカレ・インターハイ選手など数多くトップアスリートを診てきている。また、オランダ徒手療法ではチーフ講師として本物の医療を伝えるために後進の育成にも余念のない。サーフィンをこよなく愛する2児の父。

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