日本オランダ徒手療法協会    

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肉離れとストロベリームーン

2019.07.14

from 杉山貴規 広尾オフィス

 

テレビ「今日はなんと、ストロベリームーンなんです」

 

(なにそれ?)

 

家の外から月を見ると満月

 

別に、月が赤色やピンク色になってない

 

???

 

とりあえず、ググってみると

 

アメリカの先住民が月ごとの満月に名前をつけたことが由来しているみたい

 

で、6月の満月はイチゴの収穫でストロベリームーンっていうらしい

 

で、他にも調べてみると

 

ヨーロッパでは、「ハチミツ」または「ミード月」と呼ばれるみたいで、結婚式と関連することから与えられた名前らしい。

 

それでカップルは、その時に結婚の贈り物としてハチミツまたは、はちみつ酒を受け取った。これが、「新婚旅行」(ハネムーン)という用語の起源とらしい。

 

なるほどね。

 

つまり、6月の満月は恋が成就するような、なんとも甘い月みたいだ。

 

6月以外に何かあるのか調べると

 

1月 Wolf Moon(狼月)

2月 Snow Moon(雪月)

3月 Worm Moon(芋虫月)

4月 Pink Moon(桃色月)

5月 Flower Moon(花月)

6月 Strawberry Moon(苺月)

7月 Buck Moon(男鹿月)

8月 Sturgeon Moon(チョウザメ月)

9月 Harvest Moon(収穫月)

10月 Hunter’s Moon(狩猟月)

11月 Beaver Moon(ビーバー月)

12月 Cold Moon(寒月)

 

こんな感じ

 

それにしても、日本はすぐにこういうのに乗っかるのが好きだなって思う。

 

バレンタイン、ハロウィン、クリスマス…そして今回のストロベリームーン

 

きっと、商売する人には何かイベントごとになるから、こういうおしゃれな名前があるとそれに乗っかって商売しやすいんだろうね。

 

で、リハビリで満月に関わることは…実はないんだけど

 

月の話でいうと何ヶ月で復帰できるとか、治るなんてことがよくある話。

 

すっごい、振り幅でリハの話に持って行きましたが、、、

 

肉離れの話なんだけどね。

 

もう何回この話をしているのか?

 

3回くらいかな

 

で今回は、超軽度の肉離れの復帰過程について話していきたいんだ。

 

やってもうた!!

選手「いた〜、やってもうた」

駆けつけると大腿部の裏を手で押さえている。

 

立ち上がり、歩くことは可能だが、足を引きずっている。

 

選手も、イヤ〜な顔をして動作を確認するが、どうにもうにできない状態

 

それで、諦めたのか?

 

俺に向かって、

 

「すぐ治りますよね」って言ってきた

 

もうこの時点で選手の中ではヤバイやつやったと思ったんだろうね。

 

その場で、痛みの箇所、収縮・伸張時痛を確認

 

はい!肉離れ決定!!

 

選手もあきらめ顔だったんだ。

 

ただ、足をひきづって歩けていたこと、安静時ではほとんど痛みはないことから部分損傷くらいかなって。

 

1度か?酷くて2度(これはないか?)

てな感じで思ったんだよね。

 

でもやはり、中の出血状態をみて血腫ができそうなところを把握したいから病院に行き診断してもらったんだ。

 

すると、やはり1度損傷、競技復帰まで3週間って診断がでた。

 

チームスタッフと検討して、1ヶ月後に復帰させて欲しいとの打診があって、リハビリプログラムを作成

 

そこから、リハビリを行ったんだ。

 

肉離れを怖がるな

さ〜リハビリを行うんだけど

 

一番怖いのが再発して、振り出しに戻ること

 

そうすると、そこからさらに復帰時期が戻る。だから慎重にいかにといけない。

 

でも、慎重にやりすぎると復帰時期に遅れたり、復帰しても前の状態以上のプレーができないことがある。

 

だから、患部の見極めと負荷量のバランスが重要になるんだよね。

 

アスリートじゃなくて、直近で何もないのであれば、それ相応のやり方でやればいいんだけど、

 

何か目標が明確な場合は積極的にそして慎重にやる必要があるんだ。

 

で、自分がやったのは

 

・患部のケア

・患部の筋トレ(ノルディックハムストリングス3段階Ver.)

・歩き(小股歩行→大股歩行→早歩き)

・基礎トレーニング(ボールを使った)

・ジョグ(400m:150、、、120、、、90sec)

・シャトラン(10、20、30m)→直線、スラローム

・ジャンプ

・スプリント(100、200、300m)

・基礎トレーニング(ボールを使った)

・キック、シュート

・対人トレーニング…

 

てな感じで行ったんだ。

 

ここには書いていないけど、バック走やジャンプした後にダッシュなんかも入れて、どんどんサッカーに近い動作を入れていった。

 

もちろんここにも選手と交わしたルールが存在して、

・違和感があったら中止

・痛みがあったら中止

・イヤな予感があったら中止

・体の状態をトレーナーに事前に知らせなかったら中止

・影で別のことをやっていたら中止

 

こんなルールを課したんだ

 

なんでこんなことをするかっていうと、ギリギリのところでどんどん進ませたい。それには、選手の体の状態を把握するべきなんだよね。これが再発予防につながる。

 

だから、積極的にメニューの強度もあげられるし、復帰の目処がつくんだよね。

 

実際、ヒヤヒヤしながらやっていたんだ。

 

だって、再発したらチームに迷惑がかかるからね。でも、間に合わせないといけない。

 

この狭間で、負荷量と肉離れした箇所の抵抗力を考えながらリハメニューを考え実践するのはかなり面白いしやりがいのあること。

 

で、順調にことが進んで一通りのメニューを完了。

 

そこから全体練習に復帰なんだけど、それ以降は必ず自分のところに来てもらって患部のケアをしてもらっている。

 

今では、スタメン復帰して活躍

 

自分も選手が怪我から復帰して、前以上のパフォーマンスで試合に出ているのをみるとなんだか誇らしくなるんだ。

 

復帰する時期って怪我によってそれぞれ違う。軟部組織の種類や損傷度によって違うからそれはしょうがない。

 

でも、その間何もしないのか?低い強度のリハビリでいいのかっていうと必ずしも低い強度の練習が正しいとは言えない。

 

患部の状態を見極めながら、限界ギリギリのところ見極めて、負荷の調節をしていくとスムーズに復帰し、復帰後も再発しない体になるんだ。

 

プロトコルはプロトコル人によって個体差があるからその人に寄り添ったオリジナルのプログラムの構築が最高の結果を生むんだよね。

 

PS

最近は十五夜とかお盆なんかの行事がめっきり減った気がしますよね。

自分は日本古来のこの風習を大切にしてほしいなって思います。

 

十五夜なんか団子食べれるから、和菓子好きの自分として最高なんだけどね(笑)

 


この記事を書いた人

杉山 貴規

杉山貴規

理学療法士。【JADMT公認】オランダ徒手療法士。整形外科、訪問リハを経験。10代のスポーツ選手の施術が得意。Jリーグ相模原U-18トレーナー担当。海外も含め、年間70回以上の試合帯同もこなす一児の父。

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