日本オランダ徒手療法協会    

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長期の『肩痛』は頚椎が犯人

2019.05.14

from 杉山貴規 広尾オフィス

 

杉山「今日はここに入ってみようかな??」

店員「いらっしゃいませ、お一人でしょうか?ではお二階のカウンターへ」

店員「お一人様、二階カウンターへ、いらっしゃいませ〜!!!」

多店員「いらしゃいませ〜〜〜〜」

 

(おうおう、めっちゃ恥ずかしいやんけ。)

 

先日、少し早く仕事を上がれたので、飲みにいったんだ。

 

外観もお洒落、ドイツビールがメインのお店だ。

 

するとこのお出迎え、

 

周りはサラリーマンのグループとカップルがちらほら

 

一人できているのは自分だけ。場違いか??

 

一人飲みしている自分としては、痛くもかゆくもないのだが、この出迎え方はかなり緊張する。

 

そんなことはさておき、ドイツビールを早く飲みた自分は店員さんを呼んで、注文。

 

すると、今日は1000円で1時間ドリンクが飲み放題だという。

 

なんという奇跡。しかも、奇跡はまだまだ続く、海外のビールだとビンのものが多いのだが、ここなんと生ビールを出してくれる。しかも、6種類全て生!!!

 

ビールを片手にジャーマンポテト、ソーセージを頼んでドイツの雰囲気を楽しみながら、あっという間の1時間。。。

 

うまかった〜

 

結局、1時間の間に5種類のビールを堪能しいい感じなりながら、桜が散って賑わいも落ち着いた目黒川を少し散歩し電車に乗ろうと歩いていると、、、

 

『ズッ、キ〜〜〜ン』

 

何が起きたのか???急に太ももの裏に痛みが、、、

 

なんだ?

 

ただただ痛い。

 

ほろ酔いだった自分が一瞬にして冷めた。

肉離れか?つったのか?

 

その場で、セルフチェック

 

炎症はない、、、若干ある??

ストレッチは少し痛い、、、つっていたらこんなもんじゃない。。。

 

軽度の肉離れ可能性大だ!!

 

どうにかせねば、、、目黒川の辺りでお洒落な店を構える通りで一人で治療

 

もう全てがセルフ、ジャッジも施術もリリースもストレッチも

 

そのあと少し運動入れて、ランジ、歩行、早歩き、ランニング

 

「おう、痛み治まった〜」(一安心)

 

怖かった〜、これ筋肉系のひどいやつだったら帰れない状態だったかも。

 

飲んだら、肉離れ。

 

こんな怖いことあるんですね。

 

さて、自分の話はさておきなんですが、

 

ずっと痛い肩

肩の慢性痛に悩まされている方が来たんです。

 

肩が痛くなってから、3ヶ月くらい経過していていろんなところで見て持ったけど納得するような結果ではなかったらしいのです。

 

それで、自分が診ることになったのですが、、、

 

聞くときっかけは、転倒して肩から倒れたとのことなんです。

 

瞬間のことだったから、とっさに手を出そうと思ったらしいのですが、もうその時は既に遅しだったらしいんです。

 

肩の痛みは肩から上腕部位まであるらしくて、その範囲が受傷した時よりも広がっている。

病院でレントゲン、MRIをとったらしいのですが以上はどこにもないとのことなんです。

 

実際聞くと、炎症所見はなく、動作でもそこまで痛みが出ないんです。しかし、そこまで痛くないっていうのが何をしなくても続いている。だから、この状態をどうにかしたくて3ヶ月もの間色々なところを回ることになったんですが、、、

 

その場では楽になった痛みも、次の日や数日経つと元に戻っている。

これがこの方にとってはとても嫌だったんです。

 

この状態で、生活できているし、趣味のバレーボールもできている。

 

しかし、なんとなく痛いとかなんとなく違和感があるがずーっと残っている。

 

おそらく、もう既に痛みは慢性化していて、初期に痛くなった場所よりも大きくなっている。この場合考えられるのが、関連痛と放散痛なんです。

 

でこれを見極めたいので、もう少しこの人から情報を得ようとしたんです。

 

それは、『転倒の仕方』

 

すると、自転車に乗っていて、人を避けようとして右の肩から落ちて受傷したらしいんです。しかもその時少し頭も打ったとの話を聞いたんですよ。

 

これで自分の中ではこれだ!!って答えが出たんです。

 

肩の痛みの原因は頚椎レベルの関連痛と仮説を作ったんです。

 

いくつか理由があります

・痛みが長期にわたっていること→痛みの原因が局所ではない

・痛みが広範囲で、熱感や発赤がないこと→組織の損傷がない

・転倒し頭を軽く打ったこと→頚椎に外力が加わった可能性

 

他に何かないか?

 

症状を聴きまくったんです。

 

すると、痛みの他に右手から方にかけて力が入りづらいとか冷える現象があると言ったんです。

 

肩痛の犯人はこれだ!!!

これらのことを踏まえて、肩の痛みの犯人は頚椎だって判断したんです。

 

それで、頚椎際を指でギュッと押していったんです。

 

まずは左からC1〜C7

患者さん「気持ちいいです笑」

 

次に右のC1、2、

患者さん「気持ちいいです笑」

そして、C3、4、5、6

患者さん「先生、い、痛いです。すごく痛いです。」

患者さん「こんなところ痛くなった覚えないですし、なんでこんなに痛いんですか?」

 

もうこうなってくると確信です。

 

ここから、頚椎周辺のリリース、モビライゼーション、マニュピレーション実施

 

するとです。

 

患者さん「うわっ!??痛くないし、違和感がなくなった」

 

長年の痛みの原因は頚椎の関連痛が引き起こしてたんですね。

 

おそらく、肩局所の痛みも受傷してから数日から数週間はあったのだと思います。組織の修復もなんかしら治っていったのだと思います。しかし、違和感となんとなく腕全体に広がる痛みは頚椎によるものだったんです。

 

自転車で転倒して、軽く頭を打って、頚椎には何かしら影響を及ぼしたと考えます。それが、関連痛となって3ヶ月もの間、この患者さんを苦しませていたんです。

 

このような症状が全て頚椎だとは思わないのですが、数ヶ月立っているものはなんかしら別のところに原因が隠れている可能性があるので、一度患者さんにもう一度当時のことを聞いてみることも早期に治すための方法かもしれないですね。

 

PS

にしても、一人で川沿いでストレッチや皮膚を軽く引っ張っての膝の曲げ伸ばし運動。他の人から見たら変なやって思われたんだろうな。いや思ってたに違いない(泣)

 

一人で怪我の治療をしましたけど、やはり誰かに診てもらいたいものです。

 

その方が、効果あるし、そもそも楽だしね(笑)


この記事を書いた人

杉山 貴規

杉山貴規

理学療法士。【JADMT公認】オランダ徒手療法士。整形外科、訪問リハを経験。10代のスポーツ選手の施術が得意。Jリーグ相模原U-18トレーナー担当。海外も含め、年間70回以上の試合帯同もこなす一児の父。

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