日本オランダ徒手療法協会    

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たった3分で改善した腕の痺れ

2019.05.12

from 黒田雄太  自宅デスクより

 

平成最後の日にメルマガを書いている黒田です(笑)

 

配信は令和になると思いますが(苦笑)

 

僕も30代になったのですが、最近年をとったなぁと思うことがしばしば。

 

ただ、周りからはまだ30代⁉︎と驚かれるほどの若年寄で実年齢と見た目年齢が常に平行線を辿っているんですけどね(苦笑)

 

これは多分今後も交わる事はないでしょう(涙)

 

話を戻して、年をとったと言っても体力の衰えとかそういう感じではなくて、食べ物の好みが変わってきたんですね。

 

揚げ物も大分辛くなってきました。豚や牛よりも鶏肉が最近は好きです!なんせあっさりしているので。

 

それにあまり好まなかったものも最近食べれるようになってきましたね。

 

昔から好き嫌いはほとんどなかったのですが、唯一と言っていいほどダメだったのが、レーズン。

 

嫌いになるようなエピソードもないんですが、何となくずっと嫌いでした。

 

ただ、最近はこれもイケる!

 

北海道の名物にマルセイバターサンドっていうのがあるんですが、最高に美味しいですよ!

 

今それを食べながらメルマガ書いているんですけどね(笑)

 

そんな感じでどうしても年をとっていくと体の変化を感じる事は多くなってきますよね。

 

特に体力の衰えや姿勢の変化などはどうしても起こってきます。

 

今回はある部分の姿勢と腕の痺れが関係していた方を治療した時のことをお話ししようと思います。

 

3日前から始まった手の痺れ

 

50代の男性なんですけど、もともと左上肢の内側〜小指にかけて違和感や筋の張りがずっとあったみたいなんです。

 

それが3日前から同じ領域に痺れを感じ始めたとのこと。

 

ということで、早速問診をしてみました!

 

・痺れの部位:左上肢の内側〜小指

・安静時は少し違和感がある

・筋の張りはあるが、著名な圧痛はない

・筋力低下や感覚障害の自覚はない

・顎を引いてた状態だと少し痺れが楽になる

・逆に顎が前に出て猫背が強くなった姿勢は痺れが強くなる

 

仕事柄前かがみの姿勢が多いようで、自分で楽になる、逆に辛くなるの動きを自覚されていたんですね。

 

この問診に基づいて実際に治療してみたんです。

 

実際にやったこと(テクニック)

 

・リリース

・マニュプレーション

・モビライゼーション

合計3分

 

これらのテクニックでかなり症状が軽減したんです!

 

男性も「あれっ!痺れてない!!」とかなり驚いていました。

 

ただ、実際には痺れを軽くする事って結構難しいですよね。

 

あなたは痺れ治療にとても苦手意識がありませんか?

 

僕も以前はとても苦手でした。

 

でも、今では痺れを取ることにあまり苦労する事はなくなりました。

 

何故たった3分の治療で痺れが改善したのか?

 

実はある事をしっかりと行うとあなたも簡単に痺れ治療が出来るようになりますよ!

 

そのある事とは?

 

スーパーなテクニックを持っているとかではないので、それは期待しないで下さいね(苦笑)

 

痺れの原因は胸椎!

 

この方の痺れの正体は「関連痛」だったんです。胸椎1番のです。この方は少し上位胸椎が丸まって猫背気味でした。

 

実は「関連痛」を疑わせる大事な情報が問診の中にはありました。

 

それは、

 

・顎を引いてた状態だと少し痺れが楽になる

・逆に顎が前に出て猫背が強くなった姿勢は痺れが強くなる

 

この2つの情報です。

 

「関連痛」の場合は「脊柱の姿勢/動作と痺れの増減が関連する」

 

これが最大の特徴なんです。

 

普通痺れと聞いてあなたは何を思い浮かべますか?

 

やっぱり神経ですよね!この方の場合、上肢の内側〜小指=尺側なので尺骨神経が疑わしいです。

 

僕も尺骨神経が原因ではないかと疑いました。

 

なので、実際には問診の情報からすぐに「関連痛」と決めつけるのではなくて「尺骨神経」の場合にも候補として残しておいたんです。

 

仮説

・尺骨神経

・頚椎7番や胸椎1番の関連痛

 

さらに問診の後には神経なのか関連痛なのかの検証作業も行ったんです。

 

・尺骨神経の神経テスト

・C7やTh1の硬さの左右差の確認

・頚部の自動運動

 

決定的に「関連痛」だと思ったのは、頚部の自動運動を行ってもらった時です。頚部を屈曲した時に左上肢内側〜小指の痺れが再現されたんです!

 

この流れを踏んで、先ほどのようなテクニックを選択したんです。

 

おそらく尺骨神経からくる痺れであればたったこれだけの手技でよくなる事はないと思います。

 

もっと時間をかけた治療が必要となるでしょう。

 

ここであなたに伝えたいのは、僕の技術が凄いとかそういうのではありません。

 

大事なのは問診で仮説を立てて、その後検証するその過程をしっかり踏むことができればすぐに結果が出せる症状と出せない症状がわかるようになってくるという事です。

 

症状にあった治療が行えれば、必ず結果は出るはずなんです。

 

ある事をしっかりやるとの「ある事」とは問診〜仮説〜検証の一連の流れを踏む事です。

 

あなたも結果が出ない患者さんがいたら、是非改めて問診を行い情報を集めて仮説-検証作業をもう一度やり直してみて下さい。

 

そうすれば、必ず改善への糸口が見えてくると思いますよ!

 

【グッバイ!腰痛!】そんな日がいつか来ますように

 

P.S

歳をとった証拠に最近随分と早く目が覚めるようになりました(笑)4:30起床…もうおじいちゃんですね(苦笑)


この記事を書いた人

黒田雄太

黒田雄太

長崎県在住の理学療法士。【JADMT公認】オランダ準徒手療法士。基礎コース・福岡校アシスタント担当。Nagasaki Orthopaedic & Sports Physical Therapy(NOSPT) 役員。総合病院、整形外科クリニック、デイケア、特別養護老人ホームを経験。 自身の“辛い腰痛”の経験から、「世の中の腰痛で苦しむ方を助けたい」という使命を持つ。 一時的に自覚症状を解消するだけの対処療法ではなく、腰痛の患者様を「施術」から「トレーニング」までトータルにサポートすることを信条としている。一児の父。

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