日本オランダ徒手療法協会    

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急性ギックリは仙骨を攻めろ!

2019.05.02

from 黒田雄太  自宅デスクより

 

久々に軽いギックリ腰になった黒田です(笑)

 

軽くで済んだのは不幸中の幸いでした(汗)。今日はその話をしようと思います。

 

いつもメルマガのこのあたりの話って本編とあんまり関係ないような日常的な話が多いんですけど、今回は一続きになっております(苦笑)

 

このメルマガを書いている1週間前、娘が〇〇ウイルスにかかってしまいました。

 

そう、あの嘔吐と下痢症のやつです(汗)

 

今まで熱が出るような風邪にかかることは多かったのですが、こう何度も嘔吐を繰り返すようなことは初めてで、親としても苦しんでいる娘を見るのは心が痛かったですね。

 

幸い約1週間ぐらいで完全に元気になり、ご飯も食べれるようになりました!

 

感染症は保育園にも預けられないので大変ですよね。

 

そんな娘を看病している最中

 

中腰になって娘を抱えようとした時

 

「OUCH!!」何故か外国人風(笑)

 

腰に痛みが走りました。あー、これやったな…

 

そうです、ギックリ腰です。

 

と言ったところでやっと本編です(笑)。今回は僕がギックリ腰になった時に行った対処法を中心にそれをあなたとシェアしようと思います。

 

治療家兼腰痛患者という立場からの意見なので、貴重ですよ〜!(苦笑)

 

魔女の一撃:ギックリ腰

普段やっているような「中腰で抱っこする動作」でギックリ腰になったんです。

 

何故か?それは腰が弱っていたんです。考えられる理由は2つ。

 

1つは酷くはなかったものの僕も娘と同じような症状がちょっとだけ出ちゃったんですね。下痢です(汗)。

 

そして、この消化器系の症状が出始めてから腰の鈍痛が始まったんです。内臓系の関連痛です。これがノンメカニカルペイン(姿勢/動作に関係しない痛み)かぁ〜と実感(涙)

 

もう1つは看病中の不動。意外と動かないんですよね。床に胡座をかいて座ったまま具合が悪い娘を抱っこして寝かせつけたりしているんで、結構腰回りは不動だったんです。

 

これら2つの理由が重なり、普段行うような動作でもギックリ腰になってしまったんです。

 

さて、今度は部位です。

 

痛くなった当初はあんまりどこが痛いのかがよく分からなかったんです。下位腰椎から骨盤のあたりが全体という感じ。

 

でも、次第に時間が経つにつれて左の仙腸関節だとわかりました。

 

とにかく痛みでまっすぐ立つ事もできなかったですね。これが疼痛回避姿勢かぁ…としみじみと実感(涙)

 

まぁ、急性なので数日で良くなる!と分かっているので楽観的に思っていたのですが、ここは僕の中の治療家根性が表に出て来ちゃったんですね!

 

なんか色々試したい!!

 

という事で仙腸関節をいじれる範囲でいじろうとする訳です。

 

セルフでできる範囲ですが…(苦笑)

 

筋収縮を使って、腸骨を前傾や後傾など色んな方向に動かしてみようとするもあまり変化は見られず。

 

仙腸関節じゃないのかなぁ…と思い始めた時に

 

ふと、あることを思いついたんです!

 

そして、それを実行したんです。

 

「腰にテニスボールを当ててその上に寝る」

 

ただそれだけ。

 

でもこれをやる前と後では全く痛みが違う!さすがに完全にスッキリ〜♪ではありませんが、劇的に痛みが楽になったんです。

 

テニスボールを当てるのは良くセルフケアで使うのですが、今回はどこに当てたがとてもキーポイントだったんです!

 

実はこんな場所に当てていたんです。

 

あなたは腸骨ばかり動かしてませんか?

仙腸関節の手技って、結構腸骨を動かす手技が多いですよね?

 

ただし、仙腸関節というだけあって動かすべきは腸骨だけではないんです。実は仙骨を動かす事もあるんです。

 

そして、今回僕が何故仙骨を動かしてみようと思ったのかは、下肢のある筋肉の筋緊張がかなり上がっていたからなんです。

 

そのある筋を触れると飛び上がるほどの圧痛があったんですね。

 

じゃあ、ここに痛みがあるから仙骨のここを押して…

 

というような要領で仙骨にテニスボールを当てたんですね。

 

約1分後…

 

下肢にあった圧痛もほとんどなくなり、かつ腰の痛みも楽になったぁ!!

 

僕の仮説は確かだったんです!

 

要するに僕のギックリ腰は仙腸関節がズレていたからなんですけど、仙腸関節の中でも腸骨のズレではなく、仙骨自体にズレが生じていたんです。

 

なので、腸骨を動かしてもあまり意味はなくて、仙骨をしっかりと調整しないといけなかった。そう考えました。

 

そして今あなたが気になっているのは仙骨のどこの部分にテニスボールを当てたの?という所だと思いますが、

 

骨盤帯に対する治療はオランダ徒手のスクールでも中級の準徒手療法士コースで学ぶものなので今回詳しくどこの筋をチェックして、仙骨のどの部位を動かす…という点については触れません。

 

すみません。興味がある方はスクールまで(笑)

 

ちなみにですが、仙腸関節痛に対する治療法は現在の医学を持ってしても科学的に解明されていないそうです。

 

仙腸関節が動くかどうかという事すらも今もなお議論されているぐらいですからね。

 

ただ、そのように議論されていても目の前の患者さんが仙腸関節痛で苦しんでいたらそれに向き合うのが治療家というもの。

 

あなたも仙腸関節が問題だというのは分かっていてもなかなか改善しない時には仙骨自体を動かすという選択肢も是非持ってみて下さい!

 

【グッバイ!腰痛!】そんな日がいつか来ますように

 

P.S

腰痛専門なのに、腰痛になるなんて…(苦笑)ただ、患者さんの気持ちは十分に分かるので、より一層腰痛で苦しんでいる方のために頑張ろうと思えました!


この記事を書いた人

黒田雄太

黒田雄太

長崎県在住の理学療法士。【JADMT公認】オランダ準徒手療法士。基礎コース・福岡校アシスタント担当。Nagasaki Orthopaedic & Sports Physical Therapy(NOSPT) 役員。総合病院、整形外科クリニック、デイケア、特別養護老人ホームを経験。 自身の“辛い腰痛”の経験から、「世の中の腰痛で苦しむ方を助けたい」という使命を持つ。 一時的に自覚症状を解消するだけの対処療法ではなく、腰痛の患者様を「施術」から「トレーニング」までトータルにサポートすることを信条としている。一児の父。

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