日本オランダ徒手療法協会    

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再発『捻挫』はトレーニングに問題あり!!

2019.04.08

from 杉山貴規 広尾オフィス

 

杉山「暑〜〜〜」

 

杉山「今日はどこに行こうか?」

 

息子「イチゴ狩りー、イチゴ狩り〜」

 

もう四月に入って、イチゴ狩りに行きたいとせがむ我が子

 

1、2月が旬なのに、イチゴ狩りなんかやっているものなのか?

 

そう思いつつも、ネットを検索

 

あるんですよね〜この旬もとうに過ぎた時期に。

 

とりあえず、車を走らせて、行ってきましたよ。

 

行くと、なかなか人がいて、みんな下を向いて赤い果実をほう張っている。

 

ビニールハウス中の温度は30度近くある。

 

しかし、旬を過ぎているのか、ビニールハウスの中は緑の葉っぱが目立ち、ところどころに赤い物体がちらほら、、、

 

農家の人「もう、旬が過ぎてますからね〜。1、2月にきてもらったらもっと美味しくたべれますよ」

 

せっかくきたのだから、そんなこと言わないでおくれ(笑笑)

 

そんな中でも、やはりきて楽しまないわけにはいかないと思い。

心の中で(この一列文は全て食べてやると!)

誓ったのです。

 

イチゴを見ると小粒のものが多く、木苺まではいかないがそんな感じのサイズ。

 

その中にはスーパーで見られる赤々としたものと、赤黒いものもちらほら。

 

でも、腐っているわけじゃないから。この赤黒い木苺みたいなやつを食べようとほうばる。

 

すると、めちゃくちゃ甘い!!!

 

なんだこれ?

 

イチゴの甘すっぱい感じではなく、完熟の干し柿みたいな甘さ。

 

自分はそればっかり食べてると、

 

農家の人「お父さん流石だね〜、みんなそれ食べないんだけど今の時期はその完熟イチゴが最高なんだよ!」

 

なんかしてやったりなドヤ顔してしまいました。

 

専門の人に「流石〜」と言われると本当に嬉しいですよね。

 

さて、自分は、中学高校と陸上部にいて、走ること専門にやっていたんです。

 

えっ!って思う人もいるかもしれないですけど、サッカーは全くではないですが部活での活動はないんです。

 

だからサッカーに関しては、どんな動作をするのか?どんな筋肉を使いやすいのか?どんな怪我をするのか?一から勉強したんです。

 

先日、ある選手からすぎさんのリハビリメニューやったら、今まですぐに再発していた怪我がしなくなったんです。

 

って言う言葉をもらったんです。

 

嬉しい限りですよね。(陸上出身なのにもかかわず、選手に言われるのは最高の喜び)

 

中には再発する選手ももちろんいます。

 

でも、この選手は再発しなかった。なんでだろうって考えたんです。

 

単発的で単純なリハビリメニュー

捻挫を何度も繰り返してきた選手なんですけど、

 

自分に会うまでは、様々なトレーナーや治療家の人に治療とトレーニングをみてもらってたらしいんです。

 

しかし、復帰するたびに怪我を繰り返す感じで、だましだましサッカーを続けてきたんです。

 

だから、テーピングやアイシングは必需品の状態。

 

ある時、2度損傷の足関節捻挫をしたんです。

 

2度損傷っていうと靭帯が一部切切れて状態(部分断裂)

 

最初は走るのもできなくて、歩くのがやっとの状態だったんです。

 

選手は慣れっこの状態だったから、リハビリに関してもある程度やる内容も把握してたんです。

 

その選手に今までやってきた内容を聞いたんです。

 

すると、

  • 足首を動かす練習
  • タオルギャザー
  • 足首周りの筋力トレーニング(チューブ)
  • ランジ(サイドなど)
  • ジャンプトレーニング
  • ジョギング
  • ダッシュ(スプリント)

 

これをどのくらいやって復帰していたのか聞くと、初診で3週すぎたらやっていいと言われてらしく。

 

重りとかどのくらいの使ってたのかを聞くと

 

足回りのトレーニングでチューブくらいって答えが返ってきたんです。

 

・・・

 

これじゃ〜ぶり返すのもわかる気がする。

 

俺だったら。。。3週目では復帰させない。

4週か5週はかける!!

 

なぜか。。。

 

自重とチューブで本当にいいの?

トレーニングとしてはいいと思うんですよ。

 

足首の可動域を整えたり、足回りの筋力を鍛えたり、サッカーは走るんで高強度なダッシュやジャンプもいいと思います。

 

しかし、これだけだと怪我をするのは目に見えてるんです。

 

それは。

 

サッカーというスポーツの強度が含まれていないことなんですよね。

 

サッカーだけではないんです。他のスポーツにも言えることなんですが。

 

そのスポーツに特化した強度を入れないと、損傷部やその周りの組織は鍛えられていかないんですよ。

 

それを単一的な方法と一般的な強度では、組織は脆弱なままなんですよね。

 

例えばです。

『体力をつける』という話だけでいうと

サッカーを全くやらない人が、10分の体力だけではサッカーはできませんよね。高校生やプロになると90分間走れる体力がいるわけです。であれば、90分走る体力をつけるトレーニングをしないといけないことはわかりますよね。

 

つまり、捻挫で損傷した組織も同じなんです。チューブの力や自重の負荷だけではダメですよね。なぜなら、サッカーという競技には様々な角度から足関節に負荷がのしかかるわけですから。

 

  • ジャンプしてのヘディングからの着地
  • ダッシュして急ストップ(その逆)
  • 急な方向転換
  • キック動作(シュート、ロングキック、ショートパス)
  • 球際での迫合い

などなど

 

他にも様々な動作やシチュエーションがあります。

 

それらを想定して、動作トレーニングと負荷を設定しないといけないんです。

 

特に対人スポーツで迫合いの多い競技ですから、相手の体重がのしかかってくるわけです。しかも、走ってタックルしてくる場合もある。

 

そうしたら、自分の体重以上の負荷を足首が耐えられるようにしなければ、復帰はできないわけなんです。

 

もちろん中には、そんなに足首にかからないような体つくり股関節で受け流すようなとか、パワーポジションをとっさに取らせるようにすればいいのではと言う先生もいるかもしれないんですが、

瞬間、瞬間のこともあるんで、もしもの場合を考えて、自分は体重以上の負荷をかけさせるように指導しています。

 

だから、自分のトレーニングは単一的な動作トレーニングよりも、重りをかけた状態やジャンプして横からわざと外力を与えて耐えられるようなトレーニングを何度もなんども確認しながら復帰まで導いていくんです。

 

チューブトレーニングやMMT(筋肉の評価最高が5最低が0)5になったから、復帰しても大丈夫なんて絶対思わないし、自分が作成した負荷トレーニングをやっていないで復帰しようとする選手がいたら怒ってます(笑)

 

そのくらい、復帰までのトレーニングは負荷の設定を細かく、そしてバリエーションを多く実施して、復帰に導いいています。

 

だから、再発率は本当に少ないし、今回の選手には本当に喜んでもらっているんです。

 

経験しないスポーツで選手から褒められるって最高なんです。

 

でも、それには何度もそのスポーツの特性などを勉強しないと多くのバリエーションでのトレーニングや負荷を設定することって出来なんですよね。

 

単一的で決まり切ったトレーニング方法だと再発のリスクを孕んでいることも考えて、リハビリやアスリハをやっていかないとダメかもしれないです。

 

ってい言うかダメです(笑)

 

もし、先生方の身近で怪我を繰り返している方がいたら、それは治療や施術が問題ではなくて、リハビリやトレーニングの負荷量に問題があるかもしれないです。

 

ぜひ、試してみてください。

 

PS

結局、40分粘って食べていたけど、1列ぜんぶのイチゴは食べることはできなかった〜

 

ちなみに、あれだけイチゴ狩を切望していた息子はものの10分でゲームオーバー(笑)


この記事を書いた人

杉山 貴規

杉山貴規

理学療法士。【JADMT公認】オランダ徒手療法士。整形外科、訪問リハを経験。10代のスポーツ選手の施術が得意。Jリーグ相模原U-18トレーナー担当。海外も含め、年間70回以上の試合帯同もこなす一児の父。

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