日本オランダ徒手療法協会    

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痛みが楽になる腰痛体操教えます!

2019.04.05

from 黒田雄太  自宅デスクより

 

ついに断捨離も完了に近づいてきた黒田です(笑)

 

季節は春。3月も末にさしかかりました。ついに平成も終わってしまいますね。

 

春といえば桜、桜といえば花見ですよね!

 

僕が住んでいるのは長崎。何と今年は長崎が全国で一番初めに桜の開花宣言がありました!どんどん気温も高くなってきてますね!

 

暖かくなってきたので、そろそろ衣替え…なんて人が多いと思いますが、僕は違います!衣替えの必要がないぐらい断捨離して洋服を減らしたのです!

 

まぁ僕のことはさておき、桜の話に戻りましょう(苦笑)

 

家の近くには長崎でも桜の名所とされている公園があります。歩いて5分ぐらいのところです。

 

この時期になると提灯が設置されて、夜はライトアップ。屋台なんかも出て、夜桜も楽しめます。

 

まだまだ満開ではないんですけど今後が楽しみです。

 

この時期は卒業や入学・就職など移り変わりが多いときですよね。生活環境が変わるこの時期は期待半分、不安半分。

 

生活環境が変わらなくても、例えば長期休暇の後に仕事に復帰するみたいな人も同じような心境だと思います。

 

以前のように受け入れてもらえるかなぁ?仕事はきちんと前のように出来るかぁ?と不安は大きいと思います。

 

僕のところにもそんな思いを持った腰痛の方が来たのでその時のことをお話しようと思います。

 

赤ちゃんは待ってくれない…ママは忙しい

育児休暇中の30代女性の患者さん。育児中に少しずつ腰痛が出てきたそうです。さほど日常生活や育児には影響はないのですが、あと2ヶ月で職場に復帰するので腰痛をしっかり治しておきたいと思い来院されました。

 

産後の腰痛って本当に多いですよね。しかも育児中なので赤ちゃんを優先して自分の体は後回しになるので、結構痛みを抱えたままっていう女性は多いと思います。

 

症状として

 

・安静時痛や夜間痛はない

・朝起きた直後が一番痛い

・でも、動いていたら自然に痛くなくなる

・育児中に同じ姿勢(座りっぱなしや立ちっぱなし)の時にだんだん腰全体が痛くなる

・場所は左の下位腰椎

・下肢の痛みやしびれはなし

 

、、、

 

という感じでした。

 

産後はこのようなタイプの腰痛が多いです。実は妊娠中に起こる姿勢の変化が影響を及ぼしていると思います。

 

どのような変化かというと、お腹が大きくなるにつれて骨盤が前に突き出たような姿勢になるんです。そうすると自然に下位腰椎は伸展してしまいますよね。あなたも実際に体感してみて下さい!レッツスタンディング!!(笑)

 

腰椎が伸展していくと「椎間関節の軟骨」や「椎間板」に圧迫のストレスが加わるんですね。そして、その状態が長く続くと「軟骨」や「椎間板」の厚みは時間とともに薄くなってしまいます。

 

妊娠中から徐々にこのような姿勢になってきて、さらに赤ちゃんを抱っこするときにも同じような姿勢になりやすいんですよね。

 

なので、産前産後の女性の「軟骨」や「椎間板」には常に圧迫のストレスが加わり続けている!!

 

「軟骨」や「椎間板」が薄くなった分、背骨同士を結んでいる靱帯が緩んでしまうので、腰がグラグラになるんですね!要は「不安定性」です。

 

ということで、この女性には体幹を鍛えるコアトレも必要なのですが、根本的な問題を解決するために「軟骨」や「椎間板」の厚みを取り戻す必要があるんです。

 

そこで毎朝起き上がる前に行う「ある運動」を指導したんです。

 

「足を立てて左右にパタパタ倒す」腰捻り運動!!!

 

これによって腰の回旋運動を出しているんです。ただこの運動をやったからと言ってすぐに痛みがスカッと取れるわけではないんですが、しっかり何度も動かすことが大事になので、地道にやってもらっていました。

 

ある日、その女性からこんな事を言われたんです。

 

女性「やり始めた時は痛みも軽くなってきたかなぁと思っていたんですけど、最近はあんまり効果を感じないんですよね。」

 

僕「そうですか…だだ長く続けないと効果は出てこないのでもう少し頑張ってみましょう!あと念のためやっているところを確認してもいいですか?」

 

、、、

 

実際にやっているところを確認してみると、知らず知らずのうちに実は効果が出ないやり方になってしまっていたんです(汗)

 

運動に慣れてしまった分、自己流になっちゃったんですね…。

 

ポイントはリズミカル♪

足を立てて左右にパタパタ倒す運動。ポイントはこの「パタパタ」なんです。

 

この女性、自己流になってからストレッチのようにギューっと腰を捻ったままで10秒ほど止めるやり方になってしまっていたんです。

 

そのやり方では正直効果は出ません。なぜか?

 

それは「スポンジ効果」を引き出せていないから。

 

「スポンジ効果」とは「軟骨」や「椎間板」に対して圧迫と除圧を繰り返し行うことで組織の中の循環を良くしていくというものです。

 

「軟骨」や「椎間板」は基本的に血流に乏しいので、このような物理的な刺激を加えないと循環をよくすることが出来ないんですね。

 

実はこの女性には腰の回旋以外にも屈伸や側屈などの動きも出るような運動も指導していたんですが、それらの運動も同じようにストレッチのようなやり方になっていたんです。

 

なので、「軟骨」や「椎間板」の厚みを取り戻したいという時には

 

・「パタパタ」とリズミカルに動かす!

 

・出来るだけ数多く長期間行う!

 

これら2つのポイントを守る必要があったんですね。

 

今回は「軟骨」や「椎間板」を厚くする目的で運動の中でいかにして「スポンジ効果」を引き出すかという事をお伝えしました。

 

ある運動を処方して効果がなかった場合、2つのことが考えられます。

 

1つは運動の負荷設定が重すぎるまたは軽すぎる。

もう1つは今回のように目的から外れた運動の方法になっていることが考えられます。

 

そして、あなたも一度指導したらあとは運動のやり方をチェックしないということ多いんじゃないかと思います。

 

しっかりとした結果を生み出すには「毎回がテスト(評価)」だと思って常に上を目指した運動指導を心がけてみて下さいね!

 

【グッバイ!腰痛!】そんな日がいつか来ますように

 

P.S

運動を再指導してからはまた腰の調子は良くなったみたいです!ただ、この運動は痛みが軽くなった後も続けた方が良いので、いかに長く続けてもらうかも大事なんですよね。

 

P.P.S

屋台をみたらどうしても買いたくなっちゃいますよね〜!僕はたこ焼きが好きなんです!

でも、どうしてあんなに高いのに買いたくなるんだろう?雰囲気に流されちゃうんでしょうね(苦笑)。

 


この記事を書いた人

黒田雄太

黒田雄太

長崎県在住の理学療法士。【JADMT公認】オランダ準徒手療法士。基礎コース・福岡校アシスタント担当。Nagasaki Orthopaedic & Sports Physical Therapy(NOSPT) 役員。総合病院、整形外科クリニック、デイケア、特別養護老人ホームを経験。 自身の“辛い腰痛”の経験から、「世の中の腰痛で苦しむ方を助けたい」という使命を持つ。 一時的に自覚症状を解消するだけの対処療法ではなく、腰痛の患者様を「施術」から「トレーニング」までトータルにサポートすることを信条としている。一児の父。

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