日本オランダ徒手療法協会    

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膝の前面が痛い人の原因がわかりました!

2019.03.19

from 橘田 幸博 ドトールにて

このブランドの名前知っていますか?

 

「ロレックス」

 

おそらく時計界では世界一有名なブランドですよね。

 

もちろん僕は持っていないのですが、

 

知り合いでロレックスのようなブランドが大好きな方がいます。

 

その方は

 

「使い勝手は悪いけど、やっぱりブランド物がいいよね」

 

とよく言っています。

 

「???」

 

僕が使い勝手が悪いのに何でいいかわかりませんでした。

 

確かに見た目が上品でかっこいいのはよくわかりますのが、

 

人はなぜブランド物を選ぶのでしょうか?

 

ネット調べると

 

高級ブランド品そのものの価値

 

高級ブランド品の価値は長持ちする

 

相手を安心させられる

 

価格が高ければ高いほど大事にする

 

などのブランド物を買うメリットがあるそうです。

 

逆に

 

「ブランド志向の人は自分の自信のなさを隠すため」という心理的視点から

 

見ている記事もあります。

 

皆様はどうですか?

 

ブランド志向ですか?

 

それとも自分にあった好きな物を選ぶ方ですか?

 

どちらもいいと思いますが、

 

僕はどちらかというと自分の好きなもので選ぶタイプですかね。

 

自分に好きなものに囲まれていると人生が豊かになりますね。

 

さて、こんな心理的な視点が普段ありつつ、

 

臨床での視点についてお話させてください。

 

膝の痛みの患者さんで悩んだ話なんですが、

 

よく患者さんの症状の訴えで

 

「膝の前面の広い範囲で痛みがある」って方いませんか?

 

歩くときや階段の昇降時、椅子から立ち上がるときに痛いという

 

症状が出ている方。

 

「痛みの原因はなんだろう?」

 

「どんな治療をしていけばいいのだろう?」

 

このようなことは臨床で悩む瞬間の1つだと思います。

 

こんな時にみなさんはどうしていますか?

 

スペシャルテストをやったのに…

以前、「膝の前面になんとなく痛みが出ている」という

 

40代の女性が来院されました。

 

5年前から痛く、整形外科や接骨院に行ったが全然治らないから

 

友人から紹介されていうことでした。

 

橘田「痛みの場所はどこですか?」

 

患者さん「膝の前面が全体的に痛いです」

 

橘田「どんな痛みですか?」

 

患者さん「立ち上がるときにジワジワ痛みがります」

 

橘田「わかりました」

 

わかりましたと言いつつ、曖昧な僕。

 

こんな痛みの出方が出て来院されている方がたまにいるが、

 

原因がわからないで治療していた症状の1つだ。

 

膝の内側や外側はわかりやすいがこの痛みの出方はわからない。

 

次にいつも通りに

 

スペシャルテストを1つ1つ実施して評価をするが、

 

心の声「陽性のテストがない・・・」

 

橘田「今から膝の動きが悪いので改善する治療をしていきますね」

 

と原因がわかっていないので始めてしまう。

 

もちろん、結果はうまくいくはずないですね。

 

なんでうまくいかないのかの理由を・・

 

少し考えていきましょう。

 

理由①:解剖学の知識のなさ

膝前面からの痛みが出るときに原因になる組織は、

 

「膝の前がじわじわ全体的に痛くなるんです」

 

という患者さんの訴えが多い。

 

大腿四頭筋に収縮が入ると、膝蓋骨は関節に押し付けるられますので、

 

関節面の軟骨が薄いとクッションがないので、痛みが出るのは想像できますよね。

 

この患者さんの場合も階段の昇降や椅子からの立ち上がり時の大腿四頭筋の収集の時に痛みが出ているし、

 

5年前から痛みがあるので、循環が悪く、関節軟骨も薄くなっているので痛みが出るのも確かに無理はないです。

 

もしこの方の痛みの原因を探すのに、

 

この「膝蓋骨の裏の関節軟骨」という存在を解剖学で知らないといくら考えても出てくるはずがないですね

 

理由②:スペシャルテストに頼りきりすぎ

評価する時ってどうしても「◯◯テスト、◯◯評価」などの

 

名前がついている評価ばかりしていませんか?

 

これらも使ってはいくのですが、

 

この軟骨の内側の後方に圧迫をかけて検査することや

 

筋肉の起始の方を強調してストレッチテストをするなど

 

組織を意識した評価ができるとより原因がわかっていきます。

 

この患者さんは実際「膝蓋骨の裏の内側圧迫」による痛みが出ていたの

 

そこにより圧力がかかりやすい状態になるように評価をしたら

 

具体的に症状が強く出て原因がわかりました。

 

痛みの原因がわからないまま治療

結局、最後は痛みの原因がわからないと何をしてもうまくいかないのです。

 

痛みの原因を見つける=痛みが原因の「組織」を見つける

 

ということなんですが、

 

痛みを治していくためにこれが必要ですね。

 

若手の育成の時もまずはこれを意識して問診や触診の練習をさせる

 

レベルアップしますし、解剖学を勉強しなくてはと学ぶものも明確になるので

 

成長も期待できますので、やってみるといいですよ。

 

これで膝の前面の患者さんには簡単に対応できますね。

 

あとはこれに適切なリハビリプログラムを処方すれば、OK!

 

ぜひ、試してみてください!

 

P.S

ロレックス持ったことないから持ってみたいけど、、高いからやっぱ辞めとく。


この記事を書いた人

橘田 幸博

橘田 幸博

柔道整復師。【JADMT公認】オランダ徒手療法士。JATAC アスレチックトレーナー。整骨院を経営しながら、オランダ徒手療法の代表 土屋の右腕として施術から協会のマネージメントを担う。また、タッチラクビー日本代表(2015)に帯同し、その他数多くのトッププロの施術を行う。一児の父。

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