日本オランダ徒手療法協会    

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足裏痛の原因はアキレス腱!

2019.03.01

from 杉山貴規 広尾オフィス

 

スタッフさん「お疲れ様、大変だね〜」

 

スタッフさん「これでも食べて、元気出してね〜」

 

杉山「ありがとうございます」

 

以前いたスタッフさんに時々飴玉をもらっていた。

 

毎回違う種類の飴をもらってたんだ。

 

飴の種類ってこんなにもあるのかって思うほどだ。

 

アマゾンで調べて見たんだけど

画面に8種類出てきて、242ページある

 

おそらく、重複しているものもあるとはあるけど、

 

単純に計算すると1936種類

 

すごいですよね。

 

で、そのスタッフさんが持ってきてくれるのは味もさることながら、小分けになっているパッケージが面白い。

 

毎回飽きないんだ。

おみくじタイプ、格言タイプ、ポジティブワードタイプなどなど

 

自分が席を外しているときはパソコンの前にそのワードが見える形で綺麗においてある。

 

それを見るたびにほっこりして、サー仕事やるカーなって元気をもらうわけです。

 

このちょっとしたことが人には元気をくれるんですよね。

 

この間も選手にちょっとした発言でゲガに対する考えが変化したんでそのことについて話すね。

 

でも内容はほぼほぼ、ある疾患についての自分の思考過程

それも面白いと思うから読んでくださいな。

 

急に痛くなった足裏

サッカーのサイドバックの選手

 

選手「イタタ、すぎさん、なんか昨日の練習に足の裏が痛くなって。今日の練習でマックスになったんです。(半笑い)」

 

杉山「マックスって、もうだめ?」

 

選手「はい、かなり(半笑い)」

 

もう痛いと、なぜか半笑いになるんですかね。

 

そのことはさてより、

 

診ると足裏にかなり痛みが出ていて、足の指を曲げ伸ばしで痛みが出て、足底筋膜にはかなりの圧痛が出ている。

 

選手に問診して見ると

  • 足裏が痛い
  • 腫れ、熱感はない
  • 歩いても、走っても、切り返し(ステップを踏む)、ジャンプ
  • 急に痛くなった
  • 日内変動は特にない
  • ストレスや自律神経系の問題はない

 

その他にある質問した。

今までふくらはぎやアキレス腱を痛めたことはあるかどうか?

ほかに怪我をしたことはあるか?

 

そうすると上記に関しては特になくて

軽い捻挫を今回とは逆の足でしたことがあるとの話だった。

 

そうか。。。

 

足底筋膜炎かな?

で足底筋膜炎ってこんな病態

足底筋膜に強い圧力と過度な刺激を継続的にあたえると繰り返し微細損傷を受けると筋膜を構成するコラーゲンが変性や、硬くなって炎症が発生し、痛みが生じるたことを足底筋膜炎。足底筋膜炎の発症する部位は主に足裏の踵部位と土踏まずの間部分です。

 

そうつまり、繰り返しの動作で痛みが出現するんだよね。

 

じゃー、足底筋膜にアプローチすればこれって治るじゃん。うんそれはあってるね。

 

で、自分も足底筋膜にアプローチしたんだけど、痛みは減弱するんだけど足底筋膜の緊張っていうかハリが取れなかったんだよね。

選手本人も、少しだけ納得はしてた感じだったんけど、このままだと再発か二次的な症状が出る可能性が出ると思ってんだ。

 

それが、アキレス腱炎か酷くてアキレス腱断裂

 

なんでかっていうと

 

足の解剖を見ると足底筋膜とアキレス腱ってこんなところで重なり合っているんだ。

 

でね。この足底筋膜の張りってアキレス腱の過緊張が引き起こしている。さらにアキレス腱に付いている腓腹筋やヒラメ筋が起こしている可能性が高いと思ったんだ。

 

さらに、足底筋膜炎の症状紹介に繰り返し動作で重なり合っているところがコラーゲンの変性を起こして硬くなる書いてあったよね。

 

もうこれかなって、予測して

 

腓腹筋のリリースとヒラメ筋のリリースとアキレス腱部のリリースを皮膚・筋膜・筋間などのレベルでやったんだよね。

 

すると足底筋膜の緊張と各動作での痛みが全部なくなった。

 

選手はびっくりしてたよね。

 

嘘のない説明が信頼関係を生む

でも、選手からこんな質問を最後に受けたんだ。

 

「すぎさん、この原因って結局なんだったんですか?」

 

鋭いよね。この質問をしっかり答えられるかどうかが今後の信頼関係を生むかどうかなんだ。

 

だから、正直に嘘なく正確に答えたよ。

 

杉山「まず最初に本当の理由が何かはこの時間では正確な答えは出せない。」

 

杉山「でも、この少しの問診と今まで見てきた経緯から考えるとこうだと思うよ。」

  • 簡単にいうと昨年に比べて試合に出場する時間が多くなった。
  • 自分の筋力量が増えた
  • チーム全体のレベルが増えて、接触する強度や回数が増加
  • サイドバックというポジションのスプリント回数の増加

杉山「この強度と回数という点が昨年と大きく変化して、それが足の裏に結果として足裏に痛みとして出たんだと思うよ。だから、この怪我はしょうがないと思った方がいいし、今後はより強度が増してくるから今までケアをしてこなかっただろ?」

 

選手「はい。」

 

杉山「そうしたら、今年からはケアをしっかりして臨むこと。それと練習後の補強としっかりとした休息を取らないとダメだよ。」

 

そうしたら、納得した表情で帰っていったよ。

 

数日後、

 

現状を聞いたんだ。

そうしたら、痛みはもうなくなって、普通にプレーできていますとのことだったんだ。

 

今回の足底筋膜炎のポイント

  • 足底筋膜の硬さと痛みの評価
  • 足底筋膜と重なっている組織の評価
  • アキレス腱炎と足底筋膜の関連性
  • 選手の環境の変化の情報収集
  • 納得させるプレゼン(説明)の用意

これが重要なんだよね。

 

PS

この数日体調くづしているんだけど、そこで重宝しているの龍角散のど飴。

手放せません!!笑


この記事を書いた人

杉山 貴規

杉山貴規

理学療法士。【JADMT公認】オランダ徒手療法士。整形外科、訪問リハを経験。10代のスポーツ選手の施術が得意。Jリーグ相模原U-18トレーナー担当。海外も含め、年間70回以上の試合帯同もこなす一児の父。

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