日本オランダ徒手療法協会    

blog

捻挫は繰り返しの歴史

2019.01.11

from 杉山貴規 広尾オフィス

 

女性「鈴木◯平さんですか?」

 

杉山「・・・」

 

女性「あの〜。。。鈴木◯平さんですよね、、、」

 

杉山「へっ??違いますけど」

 

女性「あっ、すみません。。。」

 

2ヶ月ほど前の話です。

 

信号待ちをしていると、見知らぬ女性から声をかけられました。

 

鈴木◯平さんと間違えたらしい。

 

自分の中では「またか」と思ったんです。

 

自信過剰かと思われるかもしれませんが、

このようなこと実は以前にもあったからなんです。

 

この期間、実は結構声をかけられて、残念な顔をして自分の前から立ち去った方が多かったんです。なぜなら、大河ドラマの主演を張っていたから、かなり露出が多かったせいなんです。

 

そして、以前は朝の連ドラの『マッサン』でやはりこの方が出ており、この時期もかなり声をかけられたのを覚えています。

 

そんなに似ているのかと、知り合いに聴くと全然似てないと言われるんですが、ある角度から見ると似ているらしい。

 

知り合いは、どちらかというと東進ハイスクールの林◯先生、サッカー日本代表の右サイドバックの酒井◯樹だろと言われるんですが、、、(凹)

 

自分はもう何年も大河ドラマを見ることはないんですが、歴史は好きなんですね。

小説から漫画までありとあらゆる媒体で知識を吸収したのを覚えています。

その影響で学校では歴史の成績だけは本当に良かったんです。

 

そのくらい、歴史は好きなんですが、、、

 

歴史って、全体を見る見方とある人を中心にして見る方法(スピーンオフ的な)があるんですけど、どちらかというと自分は後者なんです。だから、歴史の見方って多種多様なんですよね。

 

でも、この歴史全体を俯瞰して見るとある周期で同じことを繰り返していることがよくわかるんです。

 

戦争なんかそうですよね。戦争のきっかけなんかも、何パターンかあるんですけど本当に同じこと繰り返し、そう見ているとなんで人は歴史から学ぶことができなのか不思議なくらいです。

 

今の世界情勢なんか見ていても、少しこれに近い状態があって、少し怖いくらいです。

 

さて、人間のからでも同じようなことが起こっていますよね。

それは既往歴なんですけど。。。

 

怪我の歴史です。

 

この既往歴でこの間こんな患者さんがいたので紹介します。(了解は得ています笑)

 

すごい量の既往歴

先日、捻挫がなかなか治らないということで、自分のところに患者さんが来たんです。

 

聞くと、2ヶ月前に足が急に痛くなって、病院で足関節の捻挫で2週間で完治するとの診断を受けたらしいんです。

 

それで、週3回のリハビリを受けて、結局8週間経っても痛みが全く引かなかったらしい。

 

自分のところに来た時は疑心暗鬼の状態

リハビリやっても無理だと思っている状態でも、知り合いに紹介されて来たんだ。

 

そんな状態だから色々ありそうだなこの方は。って思ったんだ。

 

いつも通り問診から

  • 痛みの状態
  • 2ヶ月間の経過、それ以前のこと(既往歴など)
  • 仕事、趣味、生活のこと
  • 精神的な状態

この4つについて聞いたんだ。

 

すると、

  • 痛みは足首全体に痛い状態
  • 人混みを歩くときに右足に体重を乗せるのが怖い
  • 痛みの状態は怪我をした時よりはいいけど、痛みが続く
  • 仕事は受付立ち仕事(6時間くらい週2〜3回)
  • 生活:専業主婦
  • 精神的な問題:自律神経の乱れは無し

一見すると関連痛か放散痛可能性があるくらいで終わるんだけど

 

この方の既往歴がすごかった。。。

 

 

これだけの既往歴がある。

 

すごいですよね。びっくりしたんです。

しかも、本当によく覚えてくれたなぁ〜くらいの量だったんですけど。。。

 

でも、これでかなりいい仮説が立てられると確信

 

きっかけは、左足の捻挫

それから

 

→ヘルニア→右半月板損傷→左側腰痛→右膝痛→右足捻挫→右足の小指骨折→左足親指骨折→左足中指の骨折→左足捻挫→右膝痛→左足捻挫

 

股関節には何ら問題は出ておらず、足首と膝そして腰に痛みが出ている状態

 

そして、痛みが慢性化しているものが多い。組織損傷としては靭帯損傷が多い。

 

ここから見て取れるのは、

→慢性化している痛みは腰椎からくる関連痛

捻挫を繰り返しているのは末梢神経からの栄養や血液循環により組織が脆弱化しているので、繰り返しの捻挫を引き起こしている可能性が高いと考えた。また、痛みが治ってから組織が弱った周囲の軟部組織のトレーニングを行なっていなかったことも考えらえる。

 

このような仮説をその患者さんに提示してみたんだ。

 

すると、トレーニングは特にやっていないとのこと。リハビリでも痛いところのマッサージと関節動かす程度、筋トレはチューブとタオルを使ったものだけで、痛みがなくなったらすぐにやめていたらしい。腰は特に今は痛くないとのことだったんだ。

 

腰に関してはそれでも痛いだろうと思って、その場で軽く押したんだよね。すると今まで感じたことない痛みが腰から発したんだ。

 

やはり、仮説通り。。。

 

それから、

上記の仮説に従って治療を行なったんだ。

ある程度痛みがなくってきた時点で、足部と膝に対してのトレーニングも開始したんだよね。

トレーニングはチューブやタオルだけではなくて、自重から徐々にフリーウェイトを交えながらの負荷をかけてのトレーニング。

足部と膝に対してね。

繰り返される怪我

数週間後に足部の痛みはもちろん、腰の痛みも無くなったんだ。

それと、人混みを歩くときのとっさの一歩に関しても不安なく歩けるようになったんだ。

 

で、その方にトレーニングは続けてくださいと言ったんだ。

なぜなら、

 

「今後もしこのトレーニングを定期的に続けなかったら、今度は右の膝か足首にまた痛み生じる可能性がありますからね」

 

数回、トレーニングを状態を見つつ受診してもらって卒業したんだ。

 

で、念には念をで、もう一度トレーニングのことを話したんだ。

 

笑顔で「わかりました」

 

数ヶ月後

 

再び、その患者さんが自分のところに来たんだ

 

今度は右足首の捻挫で。。。

 

歴史は繰り返される。。。

 

うわ〜って感じですよね。

 

その患者さんがどうなったのか、、、

 

実はそれからしっかりと自主トレに取り組んでくれて、卒業後でも定期的にLINEでやり取り。

 

それからLINEに届いたのは

笑顔でハイキングをしている姿。。。

 

ホッと一息。。。

 

しっかりと話したことでも、そのことを予測しても、その患者さんのキャラクターを読み取り再発しないような仕組みを作ることが重要なんです。

 

こんなことがあったぜひ、今回のブログを参考にしてください。

 

PS

今では特に街中で声をかけれなくなった。

 

少し寂しい感じですが。。。

 

次回の鈴木◯平さんのドラマでどうなるかが楽しみです(笑)

 

もし自分に興味がある人はぜひセミナーで僕に会いに来て、

似ているかどうか判断してください。


この記事を書いた人

杉山 貴規

杉山貴規

理学療法士。【JADMT公認】オランダ徒手療法士。整形外科、訪問リハを経験。10代のスポーツ選手の施術が得意。Jリーグ相模原U-18トレーナー担当。海外も含め、年間70回以上の試合帯同もこなす一児の父。

'19/3全国+Webで成果をだす秘密を公開します!
'19/3全国+Webで成果をだす秘密を公開します!