日本オランダ徒手療法協会

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急性期の肉離れは腰椎から治療しよう!

2018.12.28

from 杉山貴規 広尾オフィス

 

先日の話なんだけど、

 

試合の合間に監督と食事をしに行ったんだ。

 

いつものココイチ

 

試合会場からそこまでは車で5分足らずなんだけど、

 

その日に限って道が渋滞していて、15分くらいかかった

 

何の渋滞か。。。

 

ケーキ渋滞

 

クリスマスケーキを購入で地元の洋菓子店がかなりの混雑。

 

その影響で40mの区間だけかなりの混雑

 

すごい人と車のだったんだ。

 

自分もケーキを購入しないといけないと思って、試合帯同が終了してから、その洋菓子店に行ったんだけど、もう時すでに遅し、

 

売り切れ完売だったんだ。

 

他のケーキ屋さんにも行ったんだけど同じ結末。。。

 

今年のクリスマスはケーキを食べないで終わるかなっと思って家に帰ったんだ。

 

すると、いつものコンビニでサンタの格好をしたアルバイトがケーキを売ってるじゃないですか?

 

で、今年はコンビニのケーキを購入して行ったんだ。

 

コンビニでホールのケーキを買うのは初めてだったから、少し不安だったけんど。

 

一口食べると

 

「うん?」

「うまいなこれ!」

 

びっくりしたんです。

 

なかなかの美味さで、、、

コンビニでもこのクオリティー

 

捨てたもんじゃないですね。

LINEで問診

さて、今日はその試合帯同で怪我をした選手の話をしたいと思います。

 

何の怪我か?

 

肉離れ。。。

 

この話題結構しているんですけどね。

 

どんな選手か?

 

2〜3日前に太ももの内側が痛いとLINEに連絡が入ったんです。

一応こんな返答をしました。

 

杉山→

  1. どこを?いつ?痛めたのか
  2. いま何をすると痛いのか?サッカー動作と日常動作を別に答えてください
  3. 今までどこか怪我をしたことがないのか?
  4. 食欲はあるか?
  5. 睡眠はとれているか?(最低6時間)

 

選手→

昨日の夜の練習から左足の股関節の少し下の内転筋のあたりがボールを蹴るとすごく痛いです。今まで大きな怪我はないんですが中学3年生のときに腰の痛みがすごくて病院に通ってたことがあります。食欲はあります、睡眠もとれてます。

 

この情報を元手にある程度の仮説を考えたんだよね。

 

  • ストレス的な要因はない。
  • オーバーワークによる怪我
  • 腰痛持ちで末梢神経の循環不全でもともとその部位の筋肉などの軟部組織が脆弱化

 

発端はオーバーワークなんだけど、元をたどるとおそらく腰をよくしないとこの怪我は改善しないと考えたんだ。

 

で、実際に本人あって、また問診

 

実際に聞くのとメールでもらうのは情報量が全然違う。

 

表情や言動の微妙なニュアンスでその人の本心がわかるから、実際に聞くことは重要。

 

すると

  • 腰の診断名は特になくて、ドクターから蹴りすぎによって疼痛が出現したとの返答。分離症、ヘルニア、狭窄症などの問題はなかったらしい。
  • 本人は内転筋と言ってたんだけど、実際は内側広筋だったんだ。

他には

  • 歩くのも痛い
  • 走るのはできるけど我慢している
  • シュートやパスでも痛みが出る
  • 切り返しでも痛みが増強。。。

などなど

 

サッカー動作や日常動作でも痛みが出ていたんだ。

 

実際に聞くのでは、こんなにも情報量が違うんだよね。

既往歴の腰痛は要注意!

仮説では腰痛箇所と今回怪我した内側広筋の末梢神経の神経支配の位置が一致しているはず。。。

実際に痛いのはここ↓

内側広筋のデルマトームは

L2〜L4

 

腰痛箇所は

L1とL4,5の痛みはなく

その間のL2〜L3に圧痛と筋の緊張が強かった

 

まさに仮説通りだったんだ。

 

それで、まずは腰からの末梢神経の流れをよくして、循環機能をよくすることを実施

 

L2、L3付近の

  • リリース
  • マニュピレーション
  • モビライゼーション

 

すると、

大腿部の筋緊張と痛みが軽減

 

その後に患部に対してアプローチ

  • 内側広筋のリリース
  • 筋膜、皮膚リリース

 

肉離れの恐れがあるからストレッチや筋肉の収縮は入れないようにしたんだよね。

 

治療後、

歩行とジョギングでの痛みが消失したんだ。

 

翌日も連絡を取ったら

日常動作の痛みはすべて消失したんだ。

 

でも、圧痛や過度の開脚で痛みは出るとのこと。

 

まだこの選手は経過を観察しているところで、現状練習と試合は中止している。

 

本人には腰を動かすことと痛くない範囲での運動を指示している。

 

安静は???

 

もちろん安静は重要だけど、動かなすぎも患部の循環を阻害して、硬結して治癒を阻害するから極力動いてもらうようにしている。

 

アイシングは?

炎症が少なく、腫れも少ないから『なし』指示。

どんどんお風呂に入っていいよ言っている

 

本人からその後痛みがどんどん軽減していると連絡が来ている。

 

様子を見ながら徐々にトレーニングを開始していく予定。

 

昔の腰痛が今回受傷したところに関係があるとはなかなか分からないことですよね。

 

でも、この神経生理学の話を知っておくと、治癒速度の速い治療介入が可能になるんだ。

 

もし、なかなか治らない痛みや再発を繰り返す怪我をする人があったら、ぜひこの考えをオススメします!

 

PS

ケーキの他に何を食べたかというと、

クリスマス料理の定番のチキンやローストビーフなどはなく。

 

昼のココイチと同じビーフカレーでした(笑)

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