日本オランダ徒手療法協会

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O脚の膝痛は姿勢が問題なの??

2018.10.30

from 杉山貴規 鎌倉のスタバ

 

今日は鎌倉でブログを書いているんですけどね。

 

なんで、鎌倉にいるかというと

 

時々、朝日を見に車を飛ばしてこっちにでくるんです。

 

まー、非現実というかなんというか、朝早く起きて地平線から出てくる太陽を見るとパワーをもらえるんです。

 

病んでな〜って感じですけど。

 

とにかく、ひんやりとした空気の中、徐々に陽の光が自分の体に当たって徐々に暖かくなる瞬間がたまらなく好きなんです。

 

そのあとに、喫茶店で朝食を食べるのが自分のルーティン

 

鎌倉駅の近くにあるCAFE RONDINOここがいい。

 

ここで食べるピザトーストを食べながらサイフォンで淹れたブレンドコーヒーが最高!!

 

ここで、ゆっくりと本を読みながら、1時間過ごして、そのまま家に直行!!

 

そうすると家に着くのが大体、朝の9時くらい。

 

でも今日は、少し寄り道してブログを書いているんだけどね。

 

鎌倉って、観光客がすごく多い。

 

調べると年間2,000万人強!!!

 

ちなみに京都は5,500万人強

 

こちらもすごい、すごいですよね〜

 

スタバから外を見ると人、人、人

 

そんな中見かけるのが、リュックに杖をしたおばあちゃんがが多い

 

杖にリュック、まるで登山でもするみたいな格好なんですけど、杖は決して登山用じゃない。

 

そんな中一人のおばあちゃんが目に止まったんです。

すっごいO脚、体から膝がはみ出してるくらい、膝が横に広がって歩いてるんです。

でも、その人は杖をついてないんですよ。

痛くないのか〜、転んだりしないのかな〜って心配して見てたんですけど、

笑顔で、小町通りの中に消えていったんです。

 

アクティブだな〜と思いつつ

 

あんな、姿勢でも元気に杖をつかずに歩いてる。

 

すごいことだ!!

 

でも痛くなさそうだった。。。なぜ??

変形性膝関節症の原因は姿勢が問題??

以前は病院に同じようなO脚の患者さんが来て、膝が痛いなんていうと、

 

一発で『O脚が問題で膝に痛みが出ている』なんて仮説を立てて、治療してたんですよね。

 

だから、その膝を一生懸命まっすぐにしようとすることをガムシャラにやってたんです。

 

O脚を改善して、痛みは取れることは多くあるんですけど、次回来る時にはすぐに戻ってしまう。

 

また、O脚を改善したものの、痛みは残ったまま

 

なんて経験をよくしてました。

 

その当時はなんでかなーって思ってたんです。

 

メカニカルストレスってやつだから、悪い姿勢が膝に負担をかけて軟骨部分をすり減らして、痛みを生じさせているからって考えてたんですよね。

 

でも、まーうまくいかにことも多くあったんです。

 

こういう時って、運動療法だから時間がかかるものだからとか、歩き方を改善しない限りよくならないから、時間がかかるものだと思うじゃないですか。

 

だけど、じゃーいつよくなるんだろうって明確な期間って、示せていなかったんですよね。

 

これではいけないと思って、しっかりと期間を決めようと思ったんです。

 

それから、問診をしっかりとやるようになったんですよ。

 

聞く内容は

・今の状態

・今までの経過

・その痛みが続いている原因(生活や趣味など)

・心理的なこと(ストレスなど自律神経)

 

これを聞くようになって、

膝が痛い+O脚=メカニカルストレス(姿勢の問題)

 

っていう公式が絶対とは言えなくなったんです。

膝の痛みは幻かも!?

こんな症例があったんです。

70歳台の女性

すごい、O脚

膝が痛くてしょうがない

歩くと膝全体が痛くなる

 

で、さっきのポイントで問診をしてみたんです。

 

歩くと痛い

炎症がない(熱感・腫脹など)

5年前から痛い

20年前に腰痛(腰椎圧迫骨折:腰椎2、3番)

趣味は散歩と茶道と日本舞踊

ストレスはなく生活している(食欲も旺盛、便秘もないし、寝不足もない。。。)

 

こんなことが出てきたんですよね。

 

膝には問題はないかなって思ったんです。もちろんO脚だし良くはないんですよ。でも、炎症がないってことは、膝周囲の組織はやられていないいてことじゃないですか?

だって、もし姿勢が悪いのが原因で膝の痛みを出しているのであれば炎症がないとおかしいですよね。それがないんですよ。

 

だから、これって関連痛や放散痛の可能性が高いのではって思ったんです。

 

それで、膝と関連がある末梢神経のL2、3、4周囲の筋肉や皮膚の硬さやその周囲の圧痛がないか調べたんです。すると緊張はガチガチで圧痛も鋭いやつがあったんですね。

 

じゃー、腰からきている関連痛だって仮説を立てて、腰の治療したんです。

 

すると、すぐに膝の痛みが緩和し出したんです。

 

本当にと思うじゃないですか?

 

でも、本当に痛みが取れていったんです。

2ヶ月後には膝の痛みも治まって受診もリハビリも終了したんですよね。

 

もし、これを膝の形をまっすぐにしようとすることに頑張っていたら、おそらく治らなかったと思う。

 

もちろん、全ての変形性膝関節症の患者さんがこの仮説だとは言わないんだけど、悪い姿勢だから姿勢を正すだけでは治らないことあるんですよね。

 

いやー、患者さんを見るって本当に大変ですよね。

 

色々と見るところがあるから、自分も日々精進しないと。。。

 

PS

実はそのあと、少し小町通りに行ってみたんです。

焼きせんべいを買って帰ろうと思って。

するとさっきのおばあちゃんが両手にせんべい袋持って、笑いながら友達と歩いてました。

 

うん、すごい!!(笑)


この記事を書いた人

杉山 貴規

杉山貴規

理学療法士。【JADMT公認】オランダ徒手療法士。整形外科、訪問リハを経験。10代のスポーツ選手の施術が得意。Jリーグ相模原U-18トレーナー担当。海外も含め、年間70回以上の試合帯同もこなす一児の父。

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