日本オランダ徒手療法協会

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肩の違和感の原因は〇〇でした

2018.10.11

from 杉山貴規 広尾オフィス

 

朝のコーヒーはいつもセブンイレブンのホットコーヒ

 

これは仕事に欠かせないものになっている。

 

どこの駅に行ってもセブンはあるから便利で活用している。

 

それにしても全国に一体コンビニはどのくらいあるのか?

 

調べてみると累計56,716店(2018.3)らしい。

 

なんかもっとあるように感じる。

 

で、そのつながりで病院の件数も調べてみた。

 

病院は全国で8470施設(一般と精神病院)

 

へーって感じもっと多いように感じる。

 

いきなりですが、病院の定義って知ってますか?

病院の定義ってベット数の数で決まるらしい。

 

20ベッド以上あれば病院

 

20ベッド未満は診療所

 

えっ!

 

じゃ、クリニックや整骨院の数って一体どのくらいあるのか?

 

診療所>

99,842(2016年まで)

<あん摩マッサージ指圧,はり,きゅう,柔道整復の施術所数>

136,000以上(2016年まで)

 

これ全部あわせると

約244,312件もの医療を受けられる場所が存在

 

ひゃーって感じですよね。

 

コンビニの4倍以上ですよ

 

これはすごい事実…

この中から自分にあった治療院を探すのって本当に大変なことですよね。

だって、コンビニみたいに数社ってわけじゃないじゃないですか?

そう考えると、言い方悪いですけど、勘で選ぶようなものですよね。

 

もちろん、自分が困っている内容である程度はフィルターをかけるわけですから、24万分の1みたいなことにはなりませんが、

 

コンビニ以上に選ぶの大変

 

患者さんが病院巡りをするのも頷けます。

 

肩関節周囲炎の患者さん

そんな、病院巡りをしていた方が

 

先日、自分のところに来たんです。

 

2ヶ月前に肩関節周囲炎と診断

通院とリハビリを行うけど一向に良くならない

 

「もう一向にこの違和感と痛みが取れなくて、肩も上がらなくなってきたんです。」

「先生、どにかなりませんか?」

 

悲痛な叫びでした。

 

趣味も多く、ヨガ、裁縫、トレッキング、ランニングなどなど

 

体を動かすことが好き。

 

専業主婦で家事も毎日こなさないといけない。

 

全ての動作で肩を使うことが多く、一向に治らない症状にストレスを抱えていたんです。

 

なんでかなぁーって考えました。

 

でも考えてもしょうがないからまずは問診です。

 

問診から今→経過→その症状を阻害する因子などを聞いていきます。

 

するとあることが見えてきました。

 

・痛みというよりも左肩広範囲に渡る違和感とぼんやりとした痛み

・炎症症状の熱感・腫れは痛みだしてからもない

・肩の痛みや違和感の経過は変化がない

・昔の怪我は頚椎の捻挫を昔にやっている。そのほかは特にない。

・違和感や痛みを感じる前も後も生活の変化はない

 

まだ他にもありましたけど、

 

これが特徴的な部分

 

これでピンときたんだ!

 

キャー、なんで、首がこんなに痛いんですか〜〜〜

関連痛かなって

 

そこで、確かめるために触診をしてみた

 

まずは違和感と痛みのある左肩

炎症症状ない

圧痛もない

他動時痛もない

 

首はどうか?

ぼんやり痛い箇所のデルマトームは何?

C5,6

 

その頚椎を左右別々に押してみる

右の痛みや違和感はないが

左を押すと

「きゃーなんで、首がこんなに痛いんですか〜〜〜」

びっくりした様子。

 

もう、ほぼほぼ決まり(笑)

 

最後に左頚部のC5,6間の狭窄をさらに強くしてみた。

すると、違和感が増大、肩を上げた時の痛みも増強

逆に開いてあげると、症状が緩和

 

もう、関連痛でしょ!!

 

あとは、頚椎にアプローチ

アプローチ方法は様々あるからその人に合ったものを選択

内容に関しては機会があったら教えるね。

 

治療後、違和感や痛みは消失

 

しかも、肩の挙上の可動域と自動運動の違和感も改善

 

まー結局、肩関節の周囲炎ではなくて

頚椎の狭窄による関連痛が肩に違和感や痛みを引き起こしていたんだよね。

 

「えっ!!違和感ないし、痛くないし、上がるし」

「ありがとうございます!!」

 

2ヶ月間の痛みが嘘のようって喜んでいた。

 

でもこれで終わらせてはダメ

 

2ヶ月も痛みや違和感で放置してたんだから、そこは2ヶ月分の筋力やそのほかの軟部組織の抵抗力が落ちているからね。

 

自主トレをレクチャーして本当にリハビリが終了。

 

ともかく、良くなって何より

 

でも、問診の効力って本当にすごい。昔の自分なら肩甲骨のアライメントや全身の姿勢を確認して、アライメント調整でリハビリを行っていたと思う。

 

そうしてたら、この患者さんは治っていないだろうね。

 

問診から情報をもれなく引き出し、そこから分析し仮説を立てる。そして必要であれば評価を行う。

 

この手順の治療展開は、一見時間がかかるように見えるけど、患者さんが治っていく期間をみると実に効率が良く、プログラム通りの期間で治っていく。

 

本当に問診からの治療展開はいいね!!

 

PS

それにしても、医療施設の多さにはびっくり、ここにリハビリの先生の数が入るんだからね。

 

患者さんは本当に選べないよね。

 

いい病院に行くのもいいけど、いい人に当たらなければ意味がないからね。

 

自分も、努力してもっと悩める患者さんのフォローをしていけるように頑張ります(笑)

 

勉強や努力好きじゃないですけど。。。


この記事を書いた人

杉山 貴規

杉山貴規

理学療法士。【JADMT公認】オランダ徒手療法士。整形外科、訪問リハを経験。10代のスポーツ選手の施術が得意。Jリーグ相模原U-18トレーナー担当。海外も含め、年間70回以上の試合帯同もこなす一児の父。

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