日本オランダ徒手療法協会

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座ってたら膝が痛い?その原因腰ですよ!

2018.10.05

from 黒田雄太 長崎のKONAMI休憩室より

 

最近家訓を

「家族第一」、「健康第一」

と定めた黒田です(笑)

 

そんな訳で

今回もKONAMIでトレーニングした後に

休憩室でメルマガを書いてるんですよね

 

僕もメルマガを書き始めて

ちょうど2ヶ月ぐらいになるんですけど

 

仕事もあるし

家のこともしなきゃいけないしで

 

初めはなかなか書く時間が

取れなかったんですよね

 

うーん、どうしようか…

 

この時は結構悩ましかったですよ

 

どうする??黒田、考えろ!

ない頭を使って(笑)

 

メルマガの事で頭はいっぱいでした

 

そんな僕だったんですけどね

ある事を意識するようになって

格段に書く時間が取れるように

なったんです!

 

それは…

 

「ゾーン」に入ること

 

???

 

ちょっと黒田さん

おかしい人?

 

みたいには思わないでくださいね(苦笑)

 

僕なりの

集中の仕方です

 

僕が「ゾーン」に入るために

やっていることは

 

・メルマガを書く時間を自分の予定に含める

 

・無音ではなく、少し雑音が聞こえる環境

 

・タイマーをセットして時間を決めて行う

 

この3つをやると抜群に

集中してできるようになったんですよね!

 

こんな感じで

僕らが生活する中には

 

自分の中の

「ルール」とか

「決まりごと」とか

「ルーティン」みたいな事が

 

ありませんか?

 

あと他の言葉に言い換えると

「パターン」と言ったりもできますね

 

そして

これを見ているのは

治療に悩んでいる治療家だと思うので

 

みなさんにも患者さんをみるときの

「パターン」がきっとありますよね

 

でも

みなさんが持つその「パターン」から

外れた時どう対処しますか?

 

すぐに別の「パターン」に切り替えることが出来ますか?

 

先生、座っている時に膝が痛むんです

僕がまえ担当していた患者さんですね

 

80代の男性の患者さんでしたね

確か左膝だったかな

 

左膝が痛いというので

早速左膝の可動域をチェックし…

 

なーーんてことはせずに

まずはしっかり問診から(苦笑)

 

痛みは左膝の内側にあって

ピンポイントの痛みではなくて

ちょっとぼんやりしている

 

いわゆる鈍痛

 

あと膝の屈伸での痛みや

立ち上がりや歩行でも痛みはない

 

座っていたら痛いとのこと

 

うーん、これはどうしたものか…

 

やっぱり膝の痛みといえば

荷重時痛や運動時痛がメインなのに

 

それがない!!

 

「パターン」から外れた患者さん

 

ちょっと思考が停止しそうでしたが

座っていたら痛いということから

 

さらに

座っているでもどんな格好なのかを

深掘りしてみました

 

すると

興味深い事が分かったんです!

 

椅子座位は痛くないけど

「あぐら」で痛くなる!

 

きたー(織田裕二風(笑))

 

これはなんかヒントになりそう!

 

非荷重時のひざ痛の正体は…

皆さんこの痛みの正体わかりました?

 

この痛みの正体

「関連痛」なんです!

 

L3のね

 

まえにも関連痛は

ご紹介しましたよね

 

ぼんやりとしたような

鈍痛が特徴で

 

痛みの場所は脊髄の髄節レベルで

確認する!でしたね!

 

さらに関連痛の

大きな特徴が実はもう一つあってですね

 

それがさっきの患者さんの問診に

隠されていたんです!

 

それは…

 

「脊柱の姿勢/動作」

 

と関連するということなんです

 

問診で

L3の関連痛だと仮説を立てた僕が

そのあと何を確認したのかを

みてみましょう!

 

、、、

 

座っていてひざが痛いんだけど

椅子座位は大丈夫で

あぐらが痛いんだよなぁ

 

よし!じゃあその姿勢をみてみよう!

 

椅子座位では骨盤も傾いていないし

脊柱もまっすぐそう

 

じゃあ、今度はあぐらを…

 

あれ?ちょっと傾きがあるぞ!

 

左の腸骨が右よりも上がっていて

脊柱は左に側屈してる!!

 

ということは

左のL3には

圧迫のストレスがかかってることになる!

 

やっぱり!

関連痛かもしれない!!!

 

…と言われても

いやいや、ひざ自体の炎症やら損傷なんじゃないの??

って思う方も多いと思います

 

炎症や損傷があれば座っていても痛い

いわゆる安静時痛が出ますからね

 

しかしですね

ひざには腫れや熱感などの炎症はなかったんです

 

しかも仮にですね損傷があったとすれば

痛みも鈍痛ではなくて

ピンポイントの痛みであることが多いんですよね

 

そう考えるとやっぱり

ひざ自体の問題というのはちょっと

つじつまが合わないんですよね

 

その他には

・食欲ありますか?

 

・睡眠とれてますか?

 

・お通じは大丈夫ですか?

 

・手足は冷えませんか?

 

などの自律神経についての問診もしました!

 

ただ、これも

引っかかるところはなかったんですよね

 

というように

事前に問診でしっかりと

情報集めをしてから

 

関連痛ではないか?

という仮説を導き出したんですよね

 

少し長々となりましたが(汗)

 

今回の患者さんは

同じ座位でも

痛みが出ない椅子座位は

アライメントが良くて

 

痛みが出ていたあぐらでは

左のL3の椎間関節には圧迫が加わる

アライメントになっていました

 

この患者さんのように

関連痛が疑わしい場合は

膝の動きに伴って痛むのではなく

 

「脊柱の姿勢/動作」に関連して

痛みが出てくるんですよ

 

膝を動かしたり

荷重をかけたりで

痛みが出なかったひざ

 

いわゆる

「パターン」から外れた患者さんでしたが

きちんと問診を行い、検証作業を行うと

対応できるようになるんですね!

 

ちなみにですが

今回の患者さん

 

あぐらの際の骨盤のアライメントを整えるために

右の臀部にクッションを入れるなどの生活指導と

 

長い時間同じ姿勢をとらないように

一定時間ごとに腰を動かすなどの

ホームワークにより

 

関連痛はなくなっていきました

 

今回の患者さんのように

なんかいつもと違うなぁ…

という患者さんもなかにはいますよね

 

ただ、問診で

情報を集めるとヒントになることは

多くあります

 

今回は関連痛でしたが

実はレッドフラッグなんてことも…

 

「パターン」から外れたとき

あなたの中にあるモヤモヤが

きちんと解消されてから

治療に入っていきましょうね!

 

グッバイ!腰痛!

 

そんな日がいつか来ますように

 

P.S.

KONAMIの休憩室はすごく作業がやりやすいんですよね!

ただ、コンセントでスマホを充電してたらお店の人に怒られちゃいました(苦笑)

 


この記事を書いた人

黒田雄太

黒田雄太

長崎県在住の理学療法士。【JADMT公認】オランダ準徒手療法士。基礎コース・福岡校アシスタント担当。Nagasaki Orthopaedic & Sports Physical Therapy(NOSPT) 役員。総合病院、整形外科クリニック、デイケア、特別養護老人ホームを経験。 自身の“辛い腰痛”の経験から、「世の中の腰痛で苦しむ方を助けたい」という使命を持つ。 一時的に自覚症状を解消するだけの対処療法ではなく、腰痛の患者様を「施術」から「トレーニング」までトータルにサポートすることを信条としている。一児の父。

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