日本オランダ徒手療法協会

blog

怪我を予防するためのケア方法

2018.10.04

from 杉山貴規 広尾オフィス

 

毎回、広尾のオフィスからブログを書いているのですが、

 

広尾ってどこにあるかっていうと、恵比寿と六本木に挟まれた都内のど真ん中なんですね。

 

この二つの地域よりもゴチャゴチャはしてないんですね。

 

で、オフィスのから見える景色は緑が多いんです。

 

目の前には緑が広がっていて、少し拓けているんです。

 

とは言っても多くの高級そうなマンションで囲まれている。

 

その緑が多く広がっているところで、工事らしきことが始まって、ここにもマンションが建つのかなって残念がっていたんです。

 

でも、よくよく見ると何かが違うんです。

 

ヘルメットをかぶった人たちは多いんですが、重機が全く入っていない。

 

作業員の人たちは、小さいシャベルを持ってずっと掘っているんです。

 

聞くと、何かが出たらしく発掘調査をやっているんですよ。

 

なんの調査かわからないんですけど、古いものが工事中に掘り起こされたらしいんです。

 

調べるとここら辺は昔多くの武家屋敷が点在していたところだったらしい。実際この建物隣には石垣があるくらいだから、何が出てもおかしくないみたいなんだ。

 

ロマンですよね。

 

発掘なていうと恐竜とかピラミッドなんかが思い当たるけど、こういう江戸時代の武家屋敷も大切なものなんですね。

 

こういう、発掘調査で何を知ることができるのか?

色々なホームページで調べて見ると大きく3つ

・昔の人たち生活の理解

・周辺で起きた出来事(地震、火事、空襲など)

・文化歴史を後世に伝える義務

 

何かロマンを感じますよね。

 

実際、こういう調査から様々なものが掘り起こされて、地震予知や富士山の噴火など災害予知に使用されていることもあるらしいので、この調査っていうのは今の私たちの生活に役に立っていることがあるらしい。

 

古代のフットマッサージ

実際、僕たちの仕事なんかもそうなんではないでしょうか?

 

多くの先輩方の研究、知識や経験をもとに色々な理論やテクニックが開発されている。それは、西洋医学だけでなく東洋医学からもインスパイアーされたものも多くある。

 

マッサージなんかは古代エジプトで始まっていたんですよね。

フットマッサージなんか特にそうだったらしいんです。

 

パピルスにその様子が残っているくらいなんで。

 

もちろんその頃今のようなリリースの理論やFasciaの理論なんかなかったとは思いますが、このような歴史が今の僕たちの治療の土台になっているのかっておもちゃいます。

 

だからこそ、この発掘調査って本当に重要なことがわかりますよね。

 

で、リリースとマッサージの話題になったんで、自分が選手にやっているケアを少し紹介できればと思っています。

 

怪我を予防するためのケア

自分のところには怪我をした選手だけでなく、少し違和感を覚えたり、試合中に腿裏がつってしまった選手なんかも多くきます。

 

先日、試合があって、2名ほどつってしまった選手がいたんです。

 

一応、つったところのチェックをしたんです。

なんでかっていうと、

・どこか損傷していないのかのチェックです。

今後それが原因で、肉離れや他のところにストレスが響いて捻挫や靭帯損傷になる可能性があるんでね。

 

それで、試合の疲れと両者ともにふくらはぎをつっていたんでケアをしてあげたんです。

 

基本的にリリースとマニュピレーションを使います。

もちろん物療があれば使いますが、

現場は屋外がほとんどなんで、手でできることを行います。

 

見ると、

皮膚、筋肉、筋膜など軟部組織がかなりタイトになっていたんです。

 

きた時は足を引きずった状態で歩いていたんです。

 

そこで、自分は循環を良好にしてあげることをメインに行ったんです。

最初は皮膚のリリース、筋膜リリース、筋間リリース、筋肉リリースと神経ストレッチ。

次に胸・腰椎のマニュピレーション

最後に動作確認

 

これをしてあげたんです。

 

循環を良好にするのにマニュピレーションは即効性はあります。しかし、筋肉をストレスなく動かすには筋肉に付随している軟部組織の滑走性を良好にしてあげることが重要なんです。

何故なら、各組織には隙間があってその隙間がなくな理、過度な負担がかかることで組織が損傷するからなんです。

 

そして、つってしまったとの話から神経系にも問題があるので、そこの循環も良好にしてあげたんです。

 

すると、足を引きずるようすもなく、走ることもできる状態になったんです。

 

つることと神経の問題は今度お話しします。

 

で、このあと必ず動作トレーニングを入れてあげるんです。

 

何故ならば、治療した部位はかなり緊張もほぐれて、良くなっています。

その状態で帰らせると他のところに負担がくることがあるんで、順を追って少しずつ動作の確認をするんです。

 

こうすることで、ケアしたところとしていないところの動きがスムーズできているのかを見るんです。変な動きをしていなければOK。

でも、本人がケアしたところや違和感を他のところに覚えた時、明らかに良くない動きをしていた時にはもう一度ケアし直します。基本的に動いた時に体に違和感が出ない状態で終了です。もしこれを怠った時どうなるか、パフォーマンスの低下を招いたり、再受傷することが多くなります。

 

だからこそ、ここまでこだわってケアはするんですよね。

 

なんで、自分は試合中や練習中に怪我はなくても少しでも違和感を感じた選手やコンタクトで痛めた選手は必ず声をかけてチェックをしてケアをしてあげています。

 

そうすることで怪我をする確率がかなり軽減されているんです。

 

もし、トレーナーとして活動している人は参考にしてみてください。

 

PS

それにしても、過去の偉人たちどのようにして、ケアをしていたのかもっと知りたいですね。湯治なんか今でもあるくらいですから、もっと昔のことがわかれば現代に活かせるものがあってもいいかなって考えちゃいます。

 

PPS

広尾の発掘調査の結果早く知りたいですね。

実は自分はエジプトの考古学者になりたがったのが昔の夢だったです。

吉村作治さんにみたいなね(笑)


この記事を書いた人

杉山 貴規

杉山貴規

理学療法士。【JADMT公認】オランダ徒手療法士。整形外科、訪問リハを経験。10代のスポーツ選手の施術が得意。Jリーグ相模原U-18トレーナー担当。海外も含め、年間70回以上の試合帯同もこなす一児の父。

「オランダ徒手療法」をもっと知りたい方