日本オランダ徒手療法協会

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いい施術をするために必要なこと

2018.08.31

from 橘田 幸博

ついにマックを買っちゃった!

マックはマクドナルドではなくて「Mac」の方です。

長い間、買うか迷っていたが、仕事でめっちゃ必要だったので、

買うことにした。

 

さっきまで広尾のオフィスにいた私は、

有楽町の駅の目の前のビックカメラのアップルストアにいる。

 

店内にはあまりお客さんはいなくて、

これはすぐに手に入れるチャンスと思い、店員さんを呼んで

機種の説明をしてもらっていると、

次々にわからない言葉が出てきて、混乱。

 

結局、ある中で一番良さそうな機種にした。

 

まぁ買えたのでよしとしていたがが、

 

「1時間半かかりますが、よろしいですか?」

 

びっくりした。そんなに手続きに時間がかかるんですね。

 

この後、約束があったのでめっちゃ焦った。

 

あー。

 

Macのこと、手続きにかかる時間のこともっと調べておけば

こんなに時間がかからなかったのに。。

こんなことって治療現場でもありますよね?

 

問診から紐解く本当の原因

1週間前に来院された足がフラフラして歩きづらいという訴えて来られて患者さんの話。

全く歩けない訳ではないが、1年前から力が入りづらく、転倒のリスクも高い状態でした。

 

色々、聞いてみると

今まで整形外科に通院していて、先生には「原因は足に筋力がないから」

という診断を受けていた。

 

50代ぐらいの男性だが、見た目から細く、貧弱で誰が見ても力強いとは言えない

感じ。腰痛は少しあり、1日に何回か足の先に痺れも感じることもあり、

ただの筋力がないからという単純なものではないと少し疑問。

 

一通り、問診を終え、検証(検査)をして行きました。

 

自分は診断名はつけられないが、おそらくこの仮説から、ヘルニアか脊柱管狭窄症が原因で下肢の筋力が低下している。しかも、L5領域の狭窄が原因なのかせいがあるのではと仮説を考えたんだ。

自分はドクターじゃないから診断名はつけられないけどね。

 

念のため…

 

橘田「今、やったような筋力テストはいつ頃行いました?」

 

と聞くと。

 

患者「えっ?したことないよ」

 

橘田「一回も?」

 

患者「はい」

 

橘田「では、神経の検査はやりましたか?」

 

患者「いえ」

 

橘田「関連痛の検査は?」

 

患者「いえ」

 

橘田「・・・」

 

検査がされていないのに、適当に診断をつけてしまう。

筋力の検査も神経の検査も

難しいことでもないのにやらないとか

検査もしないまま施術してしまうとか。

これがもし、レッドフラッグ(危険な疾患)から来る症状だったら

取り返しのつかないことになってしまうのに。

 

僕も経験がありますが検査するって時間がかかってしまいますよね。

時間に制限がある中で、問診と施術と検査を時間内にやらなくてはいけないんですから

昔は施術ばっかりやっていて、よく省いていました笑)

検証はプロとしての最重要スキル

それはなんでかなぁって考えていたら、

原因は2つです。

 

①「仮説」(原因や状態を予想する)が甘い。

一つの原因だけでしか考えられないので、検証(検査)する箇所が少ないし、

どう検証(検査)したらいいのかわからない。

 

②「仮説」に対して「検証」ができていない

いくら「仮説」がたてられていても、その仮説に沿った検査になっていない。

だから無駄な検査が多く、結果的に時間がかかってしまう。

 

僕は問診の後の検査のことをあえて「検証」という言葉を使っているんですね。

検査でもいいのですが、

あくまで、問診で情報を集め、「仮説」を立てて、その基に検査するという

ことを意識するために、「検証」と言うことにしています。

以前は、全部していましたよ(苦笑)

 

自分なりの工夫ですかね。

 

仮説に基づいて検査することよって効率はUPし、検査の時間も短縮でき、

より精度の高い施術が可能となりましたよ。

 

まぁ、そのために練習は必要ですが、

プロとして身につけなくてはいけないスキルですよね。

 

これも全て患者さんのためになるので、

ぜひ、「検証」を意識して施術に入りましょうね。

 

P.S.

一つ一つに検査のスムースにやれるだけでも、時間短縮になりますよ。

 

今日の格言

「検証をやっていないことのアドバイスは、アドバイスしていないことと一緒だ」


この記事を書いた人

橘田 幸博

橘田 幸博

柔道整復師。【JADMT公認】オランダ徒手療法士。JATAC アスレチックトレーナー。整骨院を経営しながら、オランダ徒手療法の代表 土屋の右腕として施術から協会のマネージメントを担う。また、タッチラクビー日本代表(2015)に帯同し、その他数多くのトッププロの施術を行う。一児の父。

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