日本オランダ徒手療法協会

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神経支配を考えながら施術展開してますか?

2018.05.29

from 杉山貴規 広尾オフィス

今日も朝からパソコンでブログを書いている。

題材を何にするか本当に困るところだが、何かみなさんにいい情報を提供しようかと考えている。

こんなに考えていると本当は全くいいことは浮かんでこない。インスピレーションは本当に重要なのだが、それよりも何を読者につ会えるかが重要。

 

でも浮かんでこない時がある。

 

芸術家やデザイナーといったたいぐいの人たちも、考えているときは何も浮かばなく、ふとした時にこれだっ!と言うものが浮かんでくるらしい。考え抜いて書いたものやしっかりとして準備したものは大抵納得いかないものが多い。

 

自分のブログもその傾向がある。

今、これを打ちながら今日の題材を考えている。

そんなわけで、今日の題材は神経について書いていきたい。

 

神経?

覚えるのが大変な神経支配

自分は理学療法士なのだが、専門学校時代にとても苦労し、なんでこんなことを覚えないといけないと思ったのが、筋肉の支配神経である。

 

一つ一つの筋肉に神経の支配領域と神経名が記してある。

 

覚えるのに本当に疲れて、嫌になる。

 

専門学校の授業でも脊損や麻痺の疾患の症例で使われる。机の上の勉強だからほとんど頭に入ってこない。その後、就職したのは整形外科病院で上記の患者を見ることはほとんどなかった。しかも、先輩たちも神経に関しては深掘りしていない。数多くのセミナーにも参加したが、神経に関して触れるのは解剖学的な見地の補足程度。

 

神経やデルマトームなどといったものはほとんど登場しなかった。

いつ使う??

本当に使う機会がなかった。

 

そんなこと言ったら、これを読んでいる先生方に笑われてしまうかもしれないけど、本当に使わないんだよね。これが。

 

そんな自分が、ある時を境に使い始めるんだけど、それはこの協会のスクール番宣になっちゃうから細かくは詳細は言わないね。

 

この協会のスクールに入って、神経を使う使う。

 

だから、ここ何年かはこの神経のことも頭に入れながら施術を行うことが本当に多くなった。結果も付いてくるから使うんだけどね。

前置きはさておき、

頚椎の神経レベルから考える肩関節疾患

先日、サッカーの試合中に相手選手と接触して首を痛めた選手がいて、本人と相談してそのまま試合をフル出場したんだけど。試合終了後俺のところに駆け寄ってきて、

 

選手(選)「首痛いんですけど」

 

杉山(杉)「知ってるよ。どうよ?」

 

選「痛いし、右腕が上がらなくなっちゃって」

 

杉「はっ???」

 

その場で腕をあげると、型の屈曲角度が40度未満だったんだよね。昔の自分だったら、首のことはさておき。肩関節の評価をまじまじとやっちゃううんだけど。

 

腕が上がらない前に、相手選手との接触で首を痛めた経緯があったから、首に何かしら問題があると考えたんだよね。しかも急に動作ができなくなったから、骨折、打撲、肉離れなどあるだけの評価をして、排除していって。

 

最終的に首の神経の狭窄で動きが阻害されているのかなって考えたんだよね。

 

大体現場では、長時間をかけて評価は行わない。言い方は悪いけど、大雑把に評価して、病院にお世話になる程度かどうかの判断をしなきゃいけない。

だから、その場で首のモビライゼーションや頚椎周囲のリリースを実践

 

肩屈曲に作用しているから、肩関節と上肢体も入れて考えて

 

支配神経のレベルはC2〜C6

 

そうしたらその該当頚椎レベル周囲の緊張、痛みや可動域の評価をする。首の場合は、様々なリスク管理をしないといけないから、マニュピレーションをやりたいところだが、上記の方法で評価県治療の介入をする。

 

そうすると、瞬く間に腕が上がるようになる。

 

上記の仮説があってたことになる。

 

やはり神経を考えることは、本当に重要だよね。自分は筋・骨格系でずっと治療してきた人間だから、そのことを全てを否定しないけど、一つの要素に神経を盛り込むべき。一つのことで人間のことを見ることは施術では必要はないと思うよ。自分のフィードバックで見るのには一個で考えたほうがいいけど。それは、お客さん(患者さん)にはいらないよね。

 

ここでは詳しくは言わないけど、胸椎に痛みがある場合は胸椎の疾患ではなく、内臓系の場合があるからね。それは自律神経は胸椎に分布していて、内臓機能を支配ているから。

神経の流れを覚えておくことは、リスク管理にも繋がるから重要だよ。

神経は人の体を動かすための電気信号が走るところ。この神経を全て覚える必要はないと思うけど、神経が関係していることは臨床や現場では絶対必要なツールになってくる。

P.S

そんなもんで、この覚えるのに苦労した神経支配領域とデルマトームのこと、専門学校時代にバカにしていて不真面目に授業受けていた自分に説教したいですね。

 

もちろん。講師にも謝りたい。

 

「すみません」

 

理学療法時代に習った知識は数多あって、臨床ではその一部しか活用していない。もっと、見直す必要があるかも。

 

あー4年分、多いよね。

でも、きっと見直さないなー

 

やったほうがいいですよ(笑)

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この記事を書いた人

杉山 貴規

杉山貴規

理学療法士。【JADMT公認】オランダ徒手療法士。整形外科、訪問リハを経験。10代のスポーツ選手の施術が得意。Jリーグ相模原U-18トレーナー担当。海外も含め、年間70回以上の試合帯同もこなす一児の父。

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