日本オランダ徒手療法協会

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運動不足だけが問題ではなかった!?運動会でお父さんが怪我をするわけ

2018.05.25

from 杉山 広尾オフィス

すっかり運動会のシーズンだね!

 

「えっ!?、秋じゃないんですかって」

 

調査条件も分からないテレ朝のアンケートによると

 

運動会は秋より春開催の5、6月にやるのが増えているそうだ。

 

自分も明日、子供の運動会に急遽いくことになりました。

 

運動会、子供はすごくワクワクドキドキで

 

家に帰っても1ヶ月前から目を輝かせて、待ち遠しくしている

 

この運動会に親も参加する種目があるじゃないですか?

 

リレーや玉入れ、騎馬戦やら、

 

イヤイヤ言っていた父兄もいざ本番になると、

 

子供の前でいいところを見せようと

 

異様にがんばっちゃう!

 

んでもって、普段何もやっていないからか

 

足や腰を痛める父兄がけっこう多い!

 

筋肉痛かなって思っていると、やけに痛みが残るもんだから、

 

受診すると肉離れやアキレス腱断裂になっているケース(苦笑)

 

アキレス腱断裂なんかやっちゃった時には、

 

「あんなに頑張らなくてよかった」

 

…なんて後悔 & 暗い表情。

 

やめてくれっつうの!

 

ではなんで、

 

アキレス腱断裂なんかになってしまうんかいな。

 

考えたことある?

 

よく耳にするのが、

 

・運動不足

・体が硬い

・頭と体が一致していない

・昔の自分まま運動するからそうなる

 

…なんてところかな。

 

でもこの話、あながち間違っていない

 

ではなんで

 

カラダの中でこんなことが起きちまうのか?

 

抵抗力をつけるにはその運動を知るべき

 

この問題って、日頃から運動している方でも起こるんだぜ。

 

なんでかはすごく簡単。

 

それじゃ、リレーを考えてみな。

 

リレーはだいたいグラウンド半周や1周がお父さんのノルマになってくる。

 

距離は様々で50〜100mのところが多いんじゃないかな。

 

例えば日頃から3kmジョギングをしていて、スピード的には歩くより少し早いくらいだとする。

 

毎日、まっすぐな道のりを往復。

 

リレーでは

そんなお父さんでも怪我をする

 

運動不足ではないのにアキレス腱を切ってしまう。

 

この答えは簡単で、

・ダッシュをやっていなかった

・カーブを走っていなかった

 

これに尽きるんだよね。

 

もし、日頃から100mダッシュの練習をしていれば

 

もし、運動会前だけでも何本かカーブを走っていたら

 

…怪我の率はグンと減る。

 

でもしていないから、グンと上がる

 

それには理由がある

 

アキレス腱が100mダッシュに耐えるだけの抵抗力を持っていなかった。

 

普段から、アキレス腱に100mダッシュの負荷量をかけていなかったことが大きな要因なんだよね。

 

勘違いしちゃいがちなのが、

 

いつも運動していても、その種目のそのものの激しさで動いたり、

本番と同じ運動をしていなければ、

その種目に対する抵抗力はついてこない。

 

そして当然だけど、

抵抗力をを持ち合わせていなければ、怪我のリスクは大きくなる。

 

だから、運動会本番で怪我をしてしまう。

 

腱にかかる「抵抗力」と運動の「負荷量」とがバランスが取れていれば、怪我はしない。

 

だから、その種目にあった運動をするべきなんだよね。

 

 実際、歩行・ジョギング・片足ジャンプが足にかかる負担はこれだけ違う

 

踵への衝撃を調べたものだけど

 

歩行:体重×1.2倍

ジョギング:体重×3倍

片足ジャンプ:体重×5倍

 

片足ジャンプでこれだけ(驚)!!!!!

 

ウサインボルトの100mで彼は、42歩。

 

ということは、片足だけに21回の体重×5倍がかかるわけです。

 

ボルトだから、めちゃくちゃ強い抵抗力のある太いアキレス腱だけれど、

これ、鍛えていない一般お父さんは、滅茶苦茶ひ弱なアキレス腱だからね〜

 

そう考えると、いかにアキレス腱に負担がかかっているのかわかるよね。

 

これは本当に重要な考え方。

ふっと臨床現場はどうなっているのかな…と考えてみた。

 

そう考えると臨床現場やスポーツ現場でも同じ問題が…

 

それは治癒過程は終了して組織は治ったかもしれない。

 

だけれど、ゴールである様々な社会復帰やスポーツ復帰を考えてみると

もし、それに対する抵抗力がなければ、当然、間違いなく再受傷してしまう確率は上がるよね。

 

だって、復帰のためのトレーニングをやっていないからね!

 

やっぱり抵抗力と負荷量は考えるべき。

 

さて、

 

明日は我が子の運動会

 

自分はひっそりと身を潜めて、息子の運動会の様子を見学して、なるべく父兄参加の種目には挑戦しないでいこう!!

 

もしやるなら、来年にまでにどの種目をやるのか事前にリサーチしてから、

その種目に合わせた練習していきたいよね。

 

なんだかんだで、怪我をしたらつまらないし

 

お酒も美味しく飲めないからね(笑)

 

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この記事を書いた人

杉山 貴規

杉山貴規

理学療法士。【JADMT公認】オランダ徒手療法士。整形外科、訪問リハを経験。10代のスポーツ選手の施術が得意。Jリーグ相模原U-18トレーナー担当。海外も含め、年間70回以上の試合帯同もこなす一児の父。

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